Z世代の占い利用実態が判明!SNS共有が特徴的な新しいコミュニケーション
ベストカレンダー編集部
2025年4月14日 18:11
世代別占い調査結果
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世代別占い利用実態に関する調査結果
株式会社リスミィが実施した調査によると、占いの利用頻度や行動特性において世代間で顕著な違いが見られました。この調査は、15歳から59歳までの男女428名を対象に行われ、Z世代が他の世代と比べて占いを日常的に利用していることが明らかになりました。
調査の結果、占いを利用する人のうち39.7%が年1回以上利用しており、70.8%が占い経験者であることが示されました。特にZ世代では、33.9%が週1回以上占いを利用し、55.4%が年1回以上利用していることが確認されました。

占い利用頻度の世代別比較
世代別に見ると、Z世代(15~29歳)は占いの利用頻度が高いことが顕著です。以下の表は、各世代の占い利用頻度を示しています。
世代 | 年1回以上利用 | 月1回以上利用 | 週1回以上利用 |
---|---|---|---|
Z世代 | 55.4% | 43.0% | 33.9% |
ミレニアル世代 | 36.8% | 33.8% | 21.1% |
X世代 | 31.0% | 24.1% | 16.1% |
このデータから、Z世代が占いを積極的に利用していることがわかります。特に、Z世代の3人に1人が週1回以上占いを利用していることから、彼らの日常生活に占いが深く浸透していることがうかがえます。

SNSでの占い結果共有について
調査では、占い結果の共有方法にも世代間の違いが見られました。特にZ世代はSNSを利用して情報を広く共有する傾向があります。以下の表は、占い結果をどのように共有しているかを世代別に示しています。
共有方法 | Z世代 | ミレニアル世代 | X世代 |
---|---|---|---|
SNSで広く共有 | 31.3% | 18.4% | 1.9% |
家族と共有 | 28.8% | 34.7% | ― |
友人・知人と共有 | 21.8% | ― | ― |
ほぼ共有せず | 11.9% | ― | 40.7% |
Z世代の31.3%がSNSで占い結果を共有する一方、X世代は40.7%が「ほぼ共有せず」と回答しています。このことから、Z世代は占い結果をSNSで発信し、コミュニケーションの一部として利用していることがわかります。

占いチェックの時間帯と人気占いの種類
占いをチェックする時間帯についても世代別に異なる傾向が見られました。調査結果によると、最も多くの人が占いをチェックするのは「朝の時間」で36.7%、次いで「夕方~夜の自由時間」が31.7%となっています。
世代別に見ると、Z世代は移動時間や待ち時間を利用して占いをチェックする傾向が強く、26.9%がこの時間を活用しています。これに対し、X世代ではわずか7.1%にとどまっています。
また、人気の占いの種類については、以下の表に示されているように、世代によって異なる好みが見られます。
占いの種類 | Z世代 | X世代 |
---|---|---|
星座占い・西洋占星術 | 22.5% | 33.1% |
タロットカード占い | 20.0% | ― |
血液型占い | 20.0% | ― |
特に決まっていない | 12.4% | 28.2% |
Z世代は多様な占いに興味を持つ傾向があり、特にタロットカードや姓名判断にも関心を示しています。これに対し、X世代は伝統的な星座占いに根強い人気があることがわかります。

まとめ
今回の調査結果から、以下のような傾向が明らかになりました。
- Z世代は占いを日常的に利用し、特に週1回以上の高頻度利用者が多い。
- 占い結果の共有方法には世代間ギャップがあり、Z世代はSNSを利用して積極的に情報を共有する。
- 占いをチェックする時間帯は世代によって異なり、Z世代はスキマ時間を有効活用する傾向がある。
- 占いの種類の好みには世代差があり、Z世代は多様な占いに関心を持つ一方、X世代は星座占いに人気が集中している。
この結果から、Z世代は占いを単なる運勢予測としてだけでなく、SNSでの共有を通じたコミュニケーションツールや、スキマ時間に消費するコンテンツとしても活用していることがわかります。デジタルネイティブであるZ世代にとって、占いは日常生活に自然に組み込まれた存在となっているようです。
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