製造業の現場改善を学ぶ!改善事例発表大会2025が4月15日からスタート
ベストカレンダー編集部
2025年4月15日 11:48
改善事例大会2025
開催期間:4月15日〜6月27日

製造業の現場改善に関する重要なイベントのご紹介
公益社団法人日本プラントメンテナンス協会(以下、JIPM)は、2025年4月15日より「改善事例発表大会2025」を開催します。このイベントは、製造業における生産・保全活動の促進と、品質の安定・向上を支援するために設立されて40年以上の歴史を持つJIPMが主催するもので、全国70社から約100事例が発表される予定です。
本大会では、自動車、化学、電子、機械、鉄鋼、食品、医薬品など、幅広い業界からの参加が見込まれており、参加企業の設備管理意識を高めることを目的としています。特に、製造現場や設備保全における信頼性、安全性、効率性、品質、コストの改善に焦点を当てた活動が紹介されます。

イベントの概要と日程
「改善事例発表大会2025」は、全国7地域で開催されます。以下に各地域の開催日程と場所を示します。
地域 | 開催日 | 場所 |
---|---|---|
東北・北海道地域 | 6月20日(金) | 多賀城市文化センター(宮城県) |
関東地域 | 6月25日(水) | 曳舟文化センター(東京都) |
北陸地域 | 6月11日(水) | 富山国際会議場(富山県) |
中部地域 | 6月27日(金) | なごやポートメッセ(愛知県) |
関西地域 | 6月13日(金) | 京都テルサ(京都府) |
中国・四国地域 | 6月17日(火) | 広島県情報プラザ(広島県) |
西日本地域 | 6月19日(木) | 海峡メッセ下関(山口県) |
この大会では、参加企業が実施した改善活動の事例を通じて、製造業の現場改善に関する最新のトレンドやノウハウが共有されます。また、発表者との交流会も開催され、質疑応答では得られない詳細な情報交換が可能です。

改善内容の具体例とトレンド
今年度の改善事例発表大会では、以下のような内容が特に注目されています。
- センシングなど最新技術の活用
- 現場発信のDX(デジタルトランスフォーメーション)
- 働きやすい環境の改善
さらに、発表内容のランキングも発表されており、特に注目すべきは以下の通りです。
- 品質安定化・向上
- 設備の管理方法・基準の見直し
- 作業の効率化・容易化
- 設備の信頼性向上
- デジタル技術を利用した改善
- 改良保全
- コストダウン
- 予防保全・予知保全
- 環境・省エネ
- 人財育成
これらの改善内容は、製造業の現場において直面する課題を解決するために重要な要素となっています。各企業がどのようにこれらの改善に取り組んでいるかを知ることができる貴重な機会です。

公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の役割
JIPMは、設備管理に関わる日本唯一の公益社団法人として、以下のような事業を展開しています。
- 生産活動に関する諸課題や情報を調査収集し、課題解決に必要な技術及び技能を研究する事業
- 生産活動を支える人材の育成を支援する事業
- 生産活動に必要な技術・技能の水準を客観的に評価する事業
- 生産活動の課題解決のための支援・助言・指導
- その他本会の目的を達成するために必要な事業
会長はトヨタ自動車株式会社のExecutive Fellowである河合 満氏が務めており、製造業の発展に寄与するための様々な取り組みを行っています。

まとめ
「改善事例発表大会2025」は、製造業の現場改善に関する貴重な情報が集まるイベントです。全国70社からの約100事例が発表される予定で、参加者は最新の改善内容やトレンドを学ぶことができます。特に、最新技術の活用や働きやすい環境の改善など、現代の製造業における重要なテーマに焦点が当てられています。
以下に、イベントの概要を簡潔にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | 改善事例発表大会2025 |
主催 | 公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 |
開催日 | 2025年4月15日 |
参加企業数 | 約70社 |
発表事例数 | 約100事例 |
開催地域 | 全国7地域 |
製造業の現場改善に関心のある方々にとって、見逃せないイベントとなっている。詳細はJIPMの公式ウェブサイトをご覧ください。
参考リンク: