4月16日から横浜高島屋でインクルーシブデザインPOP UP SHOP開催！

横浜高島屋で「インクルーシブデザイン POP UP SHOP」を開催

横浜高島屋では、2025年4月16日から4月29日までの期間中、4階のBエスカレーター前特設会場で「～ひとりの困りごとをみんなのデザインに～インクルーシブデザイン POP UP SHOP」が開催されます。このイベントは、高齢者や障がい者など、従来のデザインプロセスから除外されていた少数派（マイノリティ）と共に新たな価値を創造する「インクルーシブデザイン」に焦点を当てています。

このPOP UP SHOPでは、誰もが快適に過ごせるようなアイテムが揃います。たとえば、裏表も縫い目もペアもない奇数靴下や、前後のない自由自在なウェア、左右サイズの異なるセミオーダーシューズなど、インクルーシブデザインを取り入れた商品が並びます。これにより、多様性のある現代社会において、幅広いニーズに応える商品を提供することを目指しています。

出店ブランドの紹介

今回のPOP UP SHOPには、8つのブランドが出店します。それぞれのブランドは、インクルーシブデザインの理念に基づいて商品を展開しています。

• シューズ［Mana‘olana］
  病気や障がいを持つ方々が自分らしく装えるように配慮された靴を提供しています。片手で楽に履ける靴や、セミオーダー式で左右サイズの異なる方にも対応した商品が特徴です。
• ファッション［a.ladonna.+（アラドナプラス）］
  身体障がい者や高齢者、介護が必要な方々のリクエストを反映したファッションブランド。車椅子ユーザーを対象にしたアンケートを基に、機能性とスタイリッシュさを兼ね備えたアイテムを展開しています。
• インナー［ouca］
  生きづらさや不便さを解消することを目指すインナーブランド。360度裏表なしの靴下や前後のないタンクトップなど、全盲や脳性麻痺の方々の声を反映した商品を展開しています。
• 帽子［N HEAD WEAR（エヌヘッドウェア）］
  がん治療による頭髪の問題を解決するための帽子を提供。気持ちも身体も心地よく過ごせるようにデザインされています。
• その他の出店ブランド
  レディースウェアの［Canae（カナエ）］、ドレスの［Campanella（カンパネルラ）］、鞄の［n=1（エヌワン）］、アンダーウェアの［Panfree®（パンフリー）］などが出店します。

イベントの開催内容

POP UP SHOPでは、インクルーシブデザインに関連する様々なイベントも開催されます。特に注目すべきは、以下の2つのイベントです。

1. 成澤俊輔×小澤綾子×布施田祥子ミニトークショー
   日時：4月23日（水）午後1時～1時30分
   参加費：無料
   予約：不要（開始時間の5分前までに会場へお越しください）。席数に限りがあり、混雑時には入場制限が行われる可能性があります。
2. N HEAD WEARワークショップ「わたしをあらわすすてきなぼうし」
   日時：4月26日（土）午前11時～／午後2時30分～
   所要時間：約90分
   参加費：3,500円（税込）
   定員：各回5名様（先着順での受付）。

また、4月27日（日）には、Campanellaによるドレス試着会も開催されます。こちらも先着順での受付となります。

一般社団法人NiCHIとの協力

今回のPOP UP SHOPは、一般社団法人NiCHIの協力を得て開催されます。この団体は、インクルーシブファッションの普及を目指し、年齢、国籍、性別、障害の有無に関係なく、誰もが自由にファッションを楽しめる世界を実現するために活動しています。彼らは、マイノリティの方々と企業の橋渡し役として、インクルーシブファッションの魅力を広げるための取り組みを行っています。

高島屋のサステナブルアクション「TSUNAGU ACTION」

高島屋では、「この地球を、次の世代へつなぐために私たちができること」を考えながら、サステナブル活動「TSUNAGU ACTION」を推進しています。この活動は、特に4月と10月に実施される「TSUNAGU ACTION WEEKS」において、各店舗やオンラインストアで新たな商品やイベントを紹介する機会を設けています。

詳細は高島屋の公式ウェブサイトで確認できます。興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。

このように、横浜高島屋で開催される「インクルーシブデザイン POP UP SHOP」は、多様性を尊重し、誰もが快適に過ごせる商品やイベントを提供する貴重な機会です。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。