社内報の日 (記念日 10月5日)
社内報の意義とは?
社内報の日の起源
皆さんは「社内報の日」をご存じでしょうか?この記念日は、社内報のコンサルティングを行うウィズワークス株式会社(旧:ナナ・コーポレート・コミュニケーション)が制定しました。日付は、社内を統(10)合(5)するという語呂合わせから10月5日になっています。
社内報というと、どうしても堅苦しいイメージを持たれがちですが、これは企業内のコミュニケーションを活性化させる重要なツールなのです。社内報を通じて、社員同士の結束を強め、企業文化を育てることができるのですね。
また、毎年10月の第1週には「全国社内誌企画コンペディション」が開催されており、優れた社内誌が表彰されることで、社内報のクオリティ向上にも寄与しています。このような取り組みが、社内報の価値を高め、企業の元気を促進するという目的に繋がっているわけです。
記念日としては、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されており、その意義が公に認められています。社内報が持つ役割を再認識し、より一層の活用を促す日として、社内報の日は存在感を示しているのです。
社内報の変遷
社内報は、企業内部の情報共有のために作られる冊子やWeb、映像などの媒体を指します。特に、紙媒体の社内報は長い歴史を持ち、日本で最初の社内報とされるカネボウ(現:クラシエ)の『鐘紡の汽笛』は、1903年(明治36年)に発行されました。
時代とともに社内報は進化し、昨今では社内イントラネットの普及により、Webを利用した社内報が増えています。しかし、昔ながらの紙媒体の社内報も依然として多くの企業で親しまれており、その温かみのある手触りや視覚的な魅力は、デジタルとは異なる価値を持っているのです。
ウィズワークス株式会社は、このような紙媒体から最新の電子媒体に至るまで、社内報の企画・制作に長年携わってきました。その経験を生かし、各社に最適な社内報を提案・実施することで、企業の内部コミュニケーションの質を高めているのです。
社内報はただの情報伝達ツールに留まらず、企業の文化や価値観を形作る大切な要素であり、その重要性は今後も変わらないでしょう。しかし、その形は時代と共に変化し続け、今後どのような進化を遂げていくのか、非常に興味深いところです。
社内報の現代的な活用法
現代では、紙媒体だけでなく、Webやアプリを通じた社内報の活用が進んでいます。これにより、社員がいつでもどこでも最新の情報にアクセスできるようになり、コミュニケーションのスピードと効率が大きく向上しています。
また、社内報には社員の業績を紹介するコーナーを設けたり、社員が撮影した写真を掲載するなど、社員参加型のコンテンツを取り入れることで、社員のモチベーション向上にも寄与しています。これは、社員一人ひとりが企業の一員としての誇りを持ち、より積極的に業務に取り組むきっかけを提供しているのです。
さらに、社内報は社員教育のツールとしても活用されています。新入社員のための企業理念の紹介や、社内ルールの説明など、社内報を通じて社員が一体となり、企業文化を共有することができるのです。
社内報を活用することで、社員間のコミュニケーションが活発になり、企業全体としての一体感を醸成することができます。これは、企業にとって非常に大きな価値を持つことであり、社内報の日はその重要性を改めて認識する機会となるでしょう。