11月15日からの専修寺デジタルアートナイトで国宝建造物が光の舞台に

高田本山専修寺 国宝御影堂・国宝如来堂 デジタルアートナイト 2024の開催

2024年11月15日（金）から17日（日）まで、三重県津市に位置する真宗高田派本山 専修寺において、「高田本山専修寺 国宝御影堂・国宝如来堂 デジタルアートナイト 2024」が開催されています。このイベントは、株式会社一旗（HITOHATA,INC.）がプロデュースし、国宝建造物である御影堂と如来堂を舞台にした日本最大規模のプロジェクションマッピングを実施します。

この催しでは、幅約42メートル、高さ約25メートルの巨大な御影堂と壮麗な如来堂に、金や極彩色の鳥、蓮の花など、専修寺が誇る文化財の意匠をモチーフにしたデジタルアート映像が投影されます。プロジェクションマッピングの観覧は無料で、事前申し込みは不要です。

夜間特別拝観とプレミアム拝観ツアー

プロジェクションマッピングに加え、国宝御影堂・国宝如来堂内を幻想的な光で彩る夜間特別拝観も行われます。この特別拝観は有料で、事前申し込みは不要ですが、受付は国宝御影堂の東側テントで行われ、拝観料は500円です。小学生以下は無料で入場できます。

さらに、僧侶によるガイド付きのプレミアム拝観ツアーも用意されています。このツアーには、宝物館 燈炬殿内の360度映像空間でのVRシアター体験や、特別なエリアである国宝御影堂中陣の見学が含まれています。ツアーは有料で、事前申し込みが必要ですが、空きがある場合は会場での申し込みも可能です。

プレミアム拝観ツアーの詳細

プレミアム拝観ツアーは、以下のようなスケジュールで行われます：

• 開催時間：2024年11月15日（金）〜17日（日） 17:00〜20:30
• 所要時間：各回約50分
• 定員：各回40名（定員になり次第締め切り）
• 拝観料：1,500円（小学生以下は無料）

受付は専修寺 茶所 蓮心庵の北側テントで行われ、ツアー開始の時間厳守が求められます。また、混雑時には移動に時間がかかる可能性があるため、余裕を持ってお越しください。

ナイトマルシェと文化財ARの体験

イベント期間中、専修寺前道路は歩行者天国となり、屋台などによるナイトマルシェも開催されます。ナイトマルシェは、2024年11月15日（金）から17日（日）までの17:30から20:30の間に行われ、店舗によって異なる営業時間が設定されています。

また、専修寺の貴重な文化財を高精細な3Dモデルでインタラクティブに鑑賞できる文化財ARも実施されます。QRコードを読み込むことで、スマートフォンで各スポットに設置されたARマーカーをカメラでかざし、拡張現実コンテンツを体験できます。アプリのダウンロードは不要で、無料で利用可能です。

文化財ARの利用方法

文化財ARを体験するための手順は以下の通りです：

1. 専修寺内に設置されたQRコードをスマートフォンのカメラで読み取ります。
2. 各スポットにカメラをかざすことで、ARコンテンツが表示されます。
3. 一部のコンテンツはプレミアム拝観ツアーに参加した方のみ鑑賞可能です。

スマートフォンの位置情報サービスをオンにすることも推奨されています。

来場者への注意事項とアクセス情報

来場者へのお願いとして、プロジェクションマッピングの撮影に関する注意事項がいくつかあります。フラッシュ撮影やドローン撮影はご遠慮いただき、混雑時には三脚の使用を控えるように求められています。また、夜間特別拝観やプレミアム拝観ツアーでは一部撮影が禁止されるエリアもあります。

会場へのアクセスは以下の通りです：

• 公共交通機関：JR「一身田駅」から徒歩約5分
• 車：伊勢自動車道 芸濃インターから約15分
• 駐車場：専修寺近隣にはいくつかの駐車場があり、合計約250台の駐車スペースが用意されています。

ただし、特に17:30〜19:00の時間帯は交通渋滞が予想されるため、公共交通機関の利用を推奨します。

イベントの概要まとめ

このように、国宝建造物を舞台にしたデジタルアートナイトは、様々な体験を通じて文化財の魅力を感じられる絶好の機会です。詳細は公式ウェブサイトを参照してください。