12月12日リリース!Dot3D 6.0で3Dスキャンがさらに進化、Trimble対応も
ベストカレンダー編集部
2024年12月12日 11:55
Dot3D 6.0リリース
開催日:12月12日
プロ向けモバイル3Dスキャンソフト「Dot3D 6.0」のリリース
株式会社システムクリエイトは、2024年12月12日に新しい3Dスキャンソフトウェア「Dot3D 6.0」を発表しました。この最新バージョンは、従来のiOSおよびWindowsに対応しているだけでなく、Trimble DA2 GNSS受信機との連携を実現し、さらにスマートフォンやタブレットの内蔵GPSを利用したジオリファレンス機能を搭載しています。これにより、現場作業のクオリティとスピードが大幅に向上することが期待されています。
Dot3D 6.0は、特にプロフェッショナル向けに設計されており、ユーザーが直感的に操作できるように新機能やツールが追加されています。これにより、3Dスキャンが「速く」「正確に」「簡単に」行えるようになりました。
新機能とツールの詳細
Dot3D 6.0には、以下のような新機能とツールが搭載されています。
- Trimble DA2 GNSS受信機との連携(iOS限定)
高精度なGNSS測位を活用することで、屋外での位置情報取得がより正確になります。 - 内蔵GPSでジオリファレンス対応
スマートフォンやタブレットのGPS機能を利用し、位置情報付きのデータを簡単に取得できます。 - グローバル座標系への対応
世界基準の座標系に合わせたデータ管理が可能で、異なる現場やプロジェクト間でもデータの統一性が保たれます。 - 新しい座標管理インターフェース
3点指定による座標設定オプションが加わり、より柔軟なデータ管理が実現しました。
新ツール(β版)による作業効率の向上
Dot3D 6.0では、以下の新しいツールも導入されています。
- Fill Volumeツール(β版)
穴や隙間を埋めるための材料量を自動で計算する機能です。 - 2D描画機能(α版)
簡単なスケッチを作成し、DXF形式でエクスポートすることができる機能が追加されました。
Dot3D 6.0の特徴
Dot3D 6.0は、以下のような特徴を持っています。
- リアルタイム処理
現場で即座にスキャン結果を確認することができます。 - 大規模スキャン対応
ほぼ無制限のスキャンサイズ容量を持っており、大規模なプロジェクトにも対応可能です。 - 安全なデータ管理
クラウドを使用せず、ローカルで安全にデータを管理できます。 - 軽量データ
高精度なスキャンでもデータサイズはコンパクトに保たれます。 - 多彩な互換性
他の3Dソフトやハードウェアとシームレスに連携することができます。
システムクリエイトの概要
株式会社システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、幅広いサービスを提供しています。具体的には、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツールの販売から、CAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまでを手掛けています。また、加工・造形の知識を活かして、受託造形の依頼にも応じています。
以下は、システムクリエイトの基本情報です:
- 会社名
- 株式会社システムクリエイト
- 代表者
- 代表取締役 川上 正義
- 設立
- 1992年6月19日
- 本社所在地
- 大阪府東大阪市荒本新町1-20
- TEL
- 06-6618-8555
- FAX
- 06-6618-8566
- 事業内容
- 3Dデジタルツール導入支援・販売・サポート、ソフトウェア(CAD/CAM・IoTツール・解析)、3Dプリンター / 3Dスキャナー、工作機械(マシニングセンタ・NC旋盤・レーザ加工機・その他)、3D技術代行サービス
- HP
- https://systemcreate-inc.co.jp/
まとめ
Dot3D 6.0は、現場作業のクオリティとスピードを向上させるための革新的なツールです。新機能やツールが追加され、より高精度で効率的な3Dスキャンが可能になりました。特に、Trimble DA2 GNSS受信機との連携やジオリファレンス機能により、屋外でのスキャン精度が向上し、作業の効率化が期待されます。
以下は、Dot3D 6.0の主な特徴をまとめた表です。
特徴 | 詳細 |
---|---|
リアルタイム処理 | 現場で即座にスキャン結果を確認可能 |
大規模スキャン対応 | ほぼ無制限のスキャンサイズ容量 |
安全なデータ管理 | クラウド不要、ローカル処理で安全に管理 |
軽量データ | 高精度でもデータサイズはコンパクト |
多彩な互換性 | 他の3Dソフトやハードとシームレスに連携 |
Dot3D 6.0は、より正確で効率的な3Dスキャンを実現するための最新ツールとして、多くの現場での活用が期待されています。
参考リンク: