12月12日からザ・シネマでラース・フォン・トリアー監督特集、4作品を放送
ベストカレンダー編集部
2024年12月12日 12:26
ラース特集放送開始
開催期間:12月12日〜12月20日
デンマーク映画界を代表する映像革新者、ラース・フォン・トリアー監督特集
洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」では、2024年12月12日から12月20日までの期間に、デンマークの映画監督ラース・フォン・トリアーの特集を行います。この特集は「ザ・シネマメンバーズ セレクション」として、フォン・トリアー監督の代表作である“ヨーロッパ三部作”と『奇跡の海』の4作品を、4Kデジタル修復版でテレビ初放送するものです。
ラース・フォン・トリアーは、1984年に『エレメント・オブ・クライム』で長編デビューを果たし、その後『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞するなど、世界的に高い評価を得ている監督です。今回の特集では、彼の初期作品を中心に、心の闇を描いた映像作品を視聴者に届けます。
放送作品の詳細
特集で放送される作品は以下の4本です。各作品はテレビ初放送となり、いずれも4Kデジタル修復版での放送です。
- 『エレメント・オブ・クライム【4Kデジタル修復版】』
放送日:12月17日(火)6:00~
[R15+相当]全編セピア色の幻想的なフィルムノワール。
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:マイケル・エルフィック、メ・メ・レイ、エスモンド・ナイト、ジェロルド・ウェルズほか
解説:過去に戻る刑事の物語を描いた長編デビュー作。 - 『エピデミック~伝染病【4Kデジタル修復版】』
放送日:12月18日(水)6:00~
[R15+相当]映画のはずだった伝染病が現実世界を浸食する。
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:ニルス・ヴァセル、ウド・キア、アラン・デ・ポール、オーレ・エアンストほか
解説:映画監督と脚本家が伝染病をテーマに物語を仕上げていく過程を描く。 - 『ヨーロッパ【4Kデジタル修復版】』
放送日:12月19日(木)6:00~
[PG12相当]終戦後ドイツの闇へ誘われる。
監督・脚本・編集:ラース・フォン・トリアー
出演:ジャン=マルク・バール、エディ・コンスタンティーヌ、バルバラ・スコヴァ、ウド・キアほか
解説:映像美が圧巻の“ヨーロッパ三部作”最終作。 - 『奇跡の海【4Kデジタル修復版】』
放送日:12月20日(金)6:00~
[R15+相当]美しくも残酷な究極の愛を描いたラブストーリー。
監督・脚本・編集:ラース・フォン・トリアー
出演:エミリー・ワトソン、ステラン・スカルスガルド、カトリン・カートリッジ、ジャン=マルク・バールほか
解説:リアリズムを重視した映像が評価され、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。
ラース・フォン・トリアー監督の作品について
ラース・フォン・トリアー監督は、その作品において心の闇や人間の本質に迫る独自の視点を持っています。特に“ヨーロッパ三部作”は、彼の映像美とストーリーテリングの技術が光る作品群です。
これらの作品は、視覚的な美しさと同時に、深いテーマ性を持ち合わせており、観る者に強い印象を与えます。フォン・トリアーの作品は、一般的なエンターテインメントとは一線を画し、観る者に考えさせる力を持っています。
ザ・シネマについて
「ザ・シネマ」は、王道のハリウッドメジャースタジオのヒット作から、貴重な地上波放送時のTV吹き替え版、さらにはDVDが未発売もしくは超高額になっているレア作品まで、幅広いラインナップを提供する洋画専門チャンネルです。視聴者にとって、何度見ても楽しめる作品や、珍しい映画を楽しむことができる貴重なチャンネルです。
視聴方法は、スカパー!、J:COM、ひかりTV、auひかり、全国のケーブルテレビなどで可能です。スカパー!での視聴を希望する場合は、CS161/QVCを選局して映ることを確認し、B-CASカードを準備して簡単に加入申し込みができます。
放送作品のまとめ
作品名 | 放送日 | 相当年齢 | 解説 |
---|---|---|---|
エレメント・オブ・クライム【4Kデジタル修復版】 | 12月17日(火)6:00~ | R15+ | セピア色の幻想的なフィルムノワール |
エピデミック~伝染病【4Kデジタル修復版】 | 12月18日(水)6:00~ | R15+ | 伝染病が現実世界を浸食する物語 |
ヨーロッパ【4Kデジタル修復版】 | 12月19日(木)6:00~ | PG12 | 終戦後ドイツの闇を描く |
奇跡の海【4Kデジタル修復版】 | 12月20日(金)6:00~ | R15+ | 美しくも残酷な愛の物語 |
この特集を通じて、ラース・フォン・トリアー監督の独特な視点や映像美を改めて体感できる貴重な機会となります。彼の作品は、ただの映画ではなく、深いメッセージを持つ芸術作品として、多くの人々に影響を与え続けています。
参考リンク: