ZoomARTプロジェクトが12月18日から文化資産保護コンサルティングを開始
ベストカレンダー編集部
2024年12月18日 05:49
文化資産保護コンサル開始
開催日:12月18日
ZoomARTプロジェクトが文化資産保護の新たな形を提案
2024年12月18日、株式会社between the arts(本社:東京都中央区、代表取締役:大城 崇聡)は、ZoomART Foundation(本社:Republic of Panama、代表:Julia Martinez)との業務提携を発表しました。この提携により、ZoomARTプロジェクトは文化資産のRWA(Real World Asset:現実資産のトークン化)化を進め、運用額が30億円を突破しました。
ZoomARTプロジェクトは、文化資産をデジタル化し、その価値を見える化することを目指しています。これにより、寺社が保有する文化財の新たな活用方法を創出し、未来に向けた文化財保護のモデルを確立することを目指しています。
文化資産保護コンサルティングの概要
ZoomARTプロジェクトの一環として、寺社向けの文化資産保護コンサルティングが開始されました。このコンサルティングは、寺社が保有する文化資産をRWA化し、価値の算定や修繕コストの補填を行うものです。これにより、寺社は文化財の保護活動をより効率的に行うことができます。
具体的には、以下のような内容が含まれています:
- 文化財の価値の見える化:RWA化により、文化財の歴史的価値や美術的価値がデジタル証明書として明確になります。
- 資金調達の新たな手段:寄付金や拝観料に依存せず、RWAトークンの発行を通じて新しい収益源を確保します。
- 文化財の継承と共創:文化財の所有者と世界中の支援者が「共に守る」関係を築くことができます。
両足院のプロジェクト参画
この度、京都市東山区の寺院である両足院がZoomARTプロジェクトに参画することが決定しました。両足院は、「守るだけでなく、未来へ継承する文化財の新しい保護の形を実現したい」という強い意志を持ち、プロジェクトに参加しています。
両足院の取り組みは、文化財保護の新たなモデルを示すものであり、今後の文化財の維持管理において重要な役割を果たすことが期待されています。
ZoomARTプロジェクトのメリット
ZoomARTプロジェクトを通じて得られる具体的なメリットは以下の通りです:
- 文化財の価値の見える化:デジタル証明書を通じて、文化財の希少性や美術的価値を広く発信できます。
- 資金調達の新たな手段の獲得:RWAトークンの発行により、文化財の保護活動に必要な新しい収益源を創出できます。
- 文化財の継承と新たな共創:寺社と支援者が「共に守る」文化財の仕組みを構築することが可能です。
これにより、文化財の所有者と支援者の関係性が進化し、次世代への文化の継承が実現します。
文化財保護の未来に向けた取り組み
ZoomARTプロジェクトは、単なるデジタル化に留まらず、文化財が持つ本来の価値を見直し、明確化することを目指しています。これにより、未来の人々にもその価値を理解してもらうための取り組みが進められています。
また、プロジェクトに参加することで、以下のような効果が期待されます:
- 寺社同士の連携の促進:寺社間の協力が進み、共同で維持管理の仕組みを構築する動きが加速します。
- 寺社の社会的意義の再認識:日本文化の守り手としての寺社の価値が社会的に再評価されることが期待されます。
- 現代のテクノロジーと伝統文化の融合:ブロックチェーン技術を活用し、文化とテクノロジーの新しい事例を生み出します。
このように、ZoomARTプロジェクトは文化財保護の枠を超え、世界中の人々が支援に参加できる「共創型の文化財保護」へと進化しています。
両足院について
両足院は、京都市東山区に位置する寺院で、美しい庭園が特徴です。四季折々の風景が楽しめ、特に初夏の半夏生の時期には多くの拝観客が訪れます。両足院では、現代アートを中心に、伝統と繋がる試みや瞑想などの「智慧と慈悲」の探求を続けています。
両足院の公式ウェブサイトやInstagramも活用して、訪問者に最新情報を提供しています。
項目 | 内容 |
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プロジェクト名 | ZoomARTプロジェクト |
運用額 | 30億円突破 |
提携先 | ZoomART Foundation |
文化資産保護コンサルティング開始日 | 2024年12月18日 |
参画寺院 | 両足院 |
ZoomARTプロジェクトは、文化財保護の新しいモデルを提示し、寺社の維持管理の課題を解決するための重要な一歩を踏み出しています。今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: