自由学園とCLOUDYが共創する新制服プロジェクト、2024年12月28日開始
ベストカレンダー編集部
2024年12月28日 16:52
新制服プロジェクト開始
開催日:12月28日
自由学園とCLOUDYが連携し新制服プロジェクトを開始
特定非営利活動法人CLOUDY(代表理事 銅冶 勇人)は、学校法人自由学園(理事長:村山順吉)と協力し、450人の中高生が共同で制服を制作するプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは「人に伝えたくなる制服」をコンセプトにしており、2024年度中の完成を目指しています。
プロジェクトの背景
自由学園は、2024年度からの共学化に伴い、制服の再制作が必要となりました。新しい制服の選定にあたっては、柔軟性や快適性、コストだけでなく、エシカルでサステナブルな価値観を重視することが求められました。これにより、自然や人との共生をテーマにした教育的価値のあるブランドに依頼することが決まり、CLOUDYとのコラボレーションが実現しました。
自由学園は、より良い社会を創る人材を育成することを目指しています。そのため、制服の制作プロセスに生徒が積極的に関与することが重要視されており、全校生徒450人がこのプロジェクトに参加します。
共創的なアプローチ
このプロジェクトでは、単に制服を制作するだけでなく、生徒たちが検討プロセスにも関わることで、学びの機会を提供します。CLOUDYは、生徒たちが大切にしている価値観をヒアリングし、それを基にガーナ在住のデザイナーが制服のデザインを行います。
このような共創的なアプローチにより、新しい制服のあり方や伝え方を定義し、社会に対する意識を高めることが期待されています。
新制服のコンセプトと制作プロセス
新制服のコンセプトは、450人の中高生が共同で制作する「人に伝えたくなる制服」です。このコンセプトは、制服を通じて生徒たちの思いや価値観を表現することを目的としています。
制作プロセスは、昨年度から始まっており、2025年度からの新制服導入を目指して進められています。CLOUDYと自由学園は、打ち合わせを重ね、生徒たちの意見を反映させる形でデザインを進めています。
代表者のコメント
自由学園の学園長、さらにはCLOUDYの代表理事からもコメントが寄せられています。
- 自由学園学園長 更科幸一
- 「自由学園の使命は、より良い社会をつくることです。人と人が緩やかにつながり合い、相互扶助の精神を持つ社会を創造することが私たちの目標です。」
- CLOUDY代表理事 銅冶勇人
- 「伝えたくなる制服を作ることには大きな意義があります。自由学園の生徒たちと共に、社会問題の解決を目指す制服を制作することに感謝しています。」
自由学園の概要
自由学園は1921年に創立され、現在では未就園児から大学部までを対象にした一貫教育を提供しています。2024年4月から男女共学化をスタートし、次の100年に向けて教育の質を向上させる取り組みを行っています。
自由学園は、教育・雇用・健康を軸にした活動を通じて、社会に貢献することを目指しています。特に、今回の制服プロジェクトはその一環として位置付けられています。
自由学園の教育理念
- 自律型探求力の育成
- 共生・共創力の育成
- 社会貢献を重視した教育
CLOUDYの活動
CLOUDYは2010年に設立され、アフリカの社会問題を解決するための活動を行っています。特に、教育機会の創出や雇用創出、健康支援に力を入れており、ガーナに学校や工場を設立しています。
CLOUDYの活動は、教育・雇用・健康を通じて、途上国の自走を目指すものです。今回の制服プロジェクトも、その一環として位置付けられています。
CLOUDYの活動内容
- 教育機会の創出
- 雇用機会の創出
- 健康支援活動
まとめ
自由学園とCLOUDYが連携して行う新制服プロジェクトは、450人の中高生が共同で制作する「人に伝えたくなる制服」を目指しています。このプロジェクトは、単に制服を作るだけでなく、生徒たちが制作プロセスに関わることで、学びの機会を提供し、社会への意識を高めることを目的としています。
以下に、プロジェクトの主要なポイントをまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト名 | 新制服プロジェクト |
参加人数 | 450人の中高生 |
コンセプト | 人に伝えたくなる制服 |
完成予定 | 2024年度中 |
背景 | 共学化に伴う制服の再制作 |
このプロジェクトが、自由学園の教育理念に基づいた新しい制服の在り方を示すことが期待されています。
参考リンク: