静岡市久能山で1月15日から石垣いちご狩り開始!甘いいちごを堪能しよう

久能山いちご狩り

開催期間:1月15日〜5月1日

久能山いちご狩り
静岡の久能山でいつからいちご狩りができるの?
静岡市の久能山でのいちご狩りは、2025年1月15日から5月上旬まで開催されます。
石垣いちごってどんな栽培方法なの?
石垣いちごは、石垣に土を入れて育てる方法で、太陽光と石の保温効果で甘く育ちます。

静岡市・久能山で楽しむ「石垣いちご」いちご狩りがスタート

2025年1月15日、静岡市の駿河区と清水区に広がる「久能街道・いちご海岸通り」にて、いちご狩りが本格的に開始されます。この地域では、約120年の歴史を誇る「石垣いちご」の栽培が行われており、20軒以上の農園が連なり、訪れる人々に新鮮ないちごを楽しむ機会を提供しています。いちご狩りのシーズンは、5月上旬まで続きます。

「石垣いちご」とは、石垣の隙間にいちごの苗を植えて育てる独特な栽培方法で、久能地区特有の環境を活かした持続可能な農業の一例です。この方法により、いちごは太陽の光をたっぷりと浴び、海からの反射光も加わり、甘くて美味しい果実に育ちます。

【1/15はイチゴの日!約120年の歴史を誇るいちご栽培のはじまりの地・静岡市・久能山】20軒以上もの農園が連なる「久能街道・いちご海岸通り」で「石垣いちご」のいちご狩りが1月中旬より本格スタート 画像 2

「石垣いちご」の栽培方法とその魅力

「石垣いちご」の栽培方法は、一般的な土耕栽培や高設栽培とは異なり、石垣の間に土を入れて育てるという独自のスタイルです。この方法は、いちごが温暖な気候と石の保温効果を受けることができるため、冬場でも実をつけることが可能です。

この地域の気候は、駿河湾に面しており、日中は日光を浴びて光合成が行われ、夜は石垣が熱を保持することで、いちごが甘く育つ環境が整っています。さらに、水はけが良いため、うまみが凝縮された美味しいいちごが育つのです。

【1/15はイチゴの日!約120年の歴史を誇るいちご栽培のはじまりの地・静岡市・久能山】20軒以上もの農園が連なる「久能街道・いちご海岸通り」で「石垣いちご」のいちご狩りが1月中旬より本格スタート 画像 3

120年の歴史を誇る「石垣いちご」

「石垣いちご」の栽培は、約120年前に始まりました。明治29年(1896年)、久能山東照宮の宮司がアメリカの領事館からいちごの苗を譲り受け、その苗を庭の石垣に植えたことがきっかけとされています。この栽培方法は、今も受け継がれ、久能街道・いちご海岸通りで生産されています。

当時はビニールハウスもなく、自然の力を最大限に活用した栽培法が確立されました。温暖な気候と石の保温効果が相まって、冬でもいちごが実をつけることが可能だったのです。

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美味しいいちごの見分け方と楽しみ方

いちご狩りは、特に1月から2月の午前中に行うことをおすすめします。ビニールハウスの中は、午後になると気温が上昇するため、いちごが温かくなってしまうからです。

美味しいいちごを見分けるポイントは、ヘタの近くまで色づいていること、そしてヘタが反り返っていることです。これらは完熟の証拠であり、甘みが凝縮されています。

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いちごの狩り方と食べ方

  • 狩り方:いちごを90度に曲げて少しひねると、ポロっと取れます。取れにくい場合は、枝を持って引っ張ってみてください。
  • 食べ方:先端の方が甘いので、ヘタの方から食べることをおすすめします。

このように、いちご狩りを楽しむ際には、見分け方や狩り方を知っておくと、より美味しいいちごを味わうことができます。

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久能街道・いちご海岸通りの「石垣いちご狩り」概要

「石垣いちご狩り」の詳細は以下の通りです。

項目 詳細
期間 2025年1月中旬〜5月上旬
場所 静岡市駿河区・清水区 国道150号《いちご海岸通り》沿い
アクセス 自動車:日本平久能山スマートICから約6km、静岡ICから約9km、清水ICから約13km
料金 大人(小学生以上)2,000円~(時期により変動)
問い合わせ 農園情報

各農園によって料金設定やサービスが異なるため、訪れる前に確認することが重要です。

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「石垣いちご」の代表的な品種といちごスイーツ

「石垣いちご」には、いくつかの代表的な品種があります。以下にその特徴を紹介します。

  • 紅ほっぺ:甘みと酸味のバランスが良く、ジューシーで香り豊か。出荷時期は11月末から。
  • 章姫:酸味が少なく上品な甘さが特徴。出荷時期は11月下旬から。
  • きらぴ香:甘みとフルーティーな香りが楽しめる。出荷時期は11月上旬から。

また、久能街道・いちご海岸通りでは、いちごを使ったスイーツも豊富に楽しめます。

  • 久能山白いちごパフェプレート:「白いちご」「章姫」「紅ほっぺ」の3種類のいちごが楽しめる贅沢なパフェプレート(2,300円)。
  • 石垣いちごジェラート:自家栽培のいちごと厳選されたミルクを使用したこだわりのジェラート。

これらのスイーツは、訪れる際にはぜひ味わってみてください。

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まとめ

静岡市・久能山で楽しむ「石垣いちご」のいちご狩りは、約120年の歴史を持つ独特な栽培方法と美味しいいちごを体験できる貴重な機会です。温暖な気候と石垣の保温効果を活かしたこの栽培方法は、持続可能な農業の一環としても注目されています。

また、いちご狩りだけでなく、様々ないちごスイーツも楽しむことができるため、家族や友人と一緒に訪れるのに最適な場所です。以下に本記事で取り上げた内容をまとめます。

内容 詳細
いちご狩り期間 2025年1月中旬〜5月上旬
栽培方法 石垣を利用した持続可能な方法
美味しいいちごの見分け方 ヘタの近くまで色づいているもの、ヘタが反り返っているもの
代表的な品種 紅ほっぺ、章姫、きらぴ香
いちごスイーツ 久能山白いちごパフェプレート、石垣いちごジェラート

このように、静岡市の久能街道・いちご海岸通りでの「石垣いちご」のいちご狩りは、自然の恵みを感じながら美味しいいちごを楽しむことができる素晴らしいイベントです。

参考リンク: