佐内正史の写真展「展対照 第二部」2月14日よりVacant/Centreで開催

写真家・佐内正史の展覧会「展対照 第二部｜Tentaishow Part 2」開催

東京・代々木八幡に位置するVacant/Centreでは、2025年2月14日（金）から3月10日（月）まで、著名な写真家である佐内正史の展覧会「展対照 第二部｜Tentaishow Part 2」が開催されます。この展覧会は、佐内正史の豊かな写真作品を通じて、彼の独自の視点や表現を楽しむ機会です。

佐内正史は、1997年に写真集『生きている』でデビューし、その後2003年には『MAP』で木村伊兵衛写真賞を受賞した実力派の写真家です。彼の作品は、写真という媒体を介して多くの人々に感動を与え続けています。展覧会では、彼の自主写真集レーベル「対照」から選りすぐりの作品が展示され、販売も行われます。

展覧会の詳細

「展対照 第二部」は、昨年開催された第一部に続くもので、最新の写真集『写真がいってかえってきた』を中心に、過去の作品も交えた展示が行われます。具体的には、2008年の『ARCA』や2011年の『パイロン』からも作品が選ばれ、展示される予定です。

佐内のアトリエで一枚一枚丁寧に手焼きされた美しい写真プリントは、特注の額装に収められ、観覧者にその芸術性を直接体感させることでしょう。写真の存在意義が劇的に変化したこの数十年の間に、彼は一貫して「写真」を撮り続けてきました。

開催情報

• 展覧会名: 展対照 第二部｜Tentaishow Part 2
• 開催期間: 2025年2月14日（金） – 3月10日（月）
• 開館時間: 13:00 – 18:00
• 休館日: 火曜日 – 木曜日
• 入場料: 無料
• 会場: Vacant/Centre (東京都渋谷区元代々木町27-6)
• 展覧会ページ: こちら

この展覧会は、金曜日から月曜日までのオープンとなっており、入場は無料です。多くの人々に佐内正史の作品に触れていただける機会となるでしょう。

佐内正史のプロフィール

佐内正史は1968年に静岡で生まれ、1995年第12回キヤノン写真新世紀優秀賞を受賞した後、1997年に写真集『生きている』でデビューしました。以来、数多くの作品を発表し、2003年には『MAP』で木村伊兵衛写真賞を受賞しました。彼は2008年に自主写真レーベル「対照」を設立し、多くの写真集を出版しています。

佐内は国内外での展示やライブパフォーマンスを行い、曽我部恵一とのユニット「擬態屋」としても活動しています。2021年には佐内の詩と曽我部の音を組み合わせたサウンド作品『DORAYAKI』をリリースし、2024年には映画『i ai』の撮影を手掛けるなど、多岐にわたって活動を展開しています。

主な個展・グループ展

佐内正史の主な個展やグループ展は以下の通りです。

Vacant/Centreの取り組み

Vacantは、2009年に東京・原宿にプロジェクトスペースをオープンし、文化的な営みの考察と実践を行ってきました。2021年には新たな拠点「Vacant/Centre」を設立し、Centre/Multiple/Worksを活動の軸として、多様な「場づくり」を進めています。このような取り組みを通じて、アートやカルチャーの発信を行い、地域社会に貢献しています。

今後もVacantでは、さまざまなアートイベントや展覧会を通じて、文化的な交流の場を提供し続ける予定です。

この記事で紹介した展覧会「展対照 第二部」は、佐内正史の芸術的な視点を知る貴重な機会です。彼の作品を通じて、写真の世界をより深く理解することができるでしょう。

このように、佐内正史の展覧会は、彼の作品とともに多くの人々に新しい視点を提供するイベントとなるでしょう。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。