4月26日「SFカーニバル」で第45回日本SF大賞の贈賞式が開催!受賞作品は?
ベストカレンダー編集部
2025年2月15日 21:44
第45回日本SF大賞発表
開催日:4月26日

日本SF大賞ってどんな賞なの?
日本SF大賞は、日本国内で発表されたSF作品の中から特に優れたものに贈られる賞で、SF界で非常に権威があります。
第45回日本SF大賞の受賞作品は何?
第45回日本SF大賞の大賞は市川春子氏の『宝石の国』が受賞しました。特別賞には宮西建礼氏の『銀河風帆走』が選ばれました。
第45回 日本SF大賞の発表について
2025年2月15日、一般社団法人日本SF作家クラブは第45回日本SF大賞の受賞作品を発表しました。この賞は、日本国内で発表されたSF作品の中から特に優れたものに贈られるもので、今年の受賞作が決定したことをお知らせします。
今年の大賞には、市川春子氏の『宝石の国』が選ばれました。特別賞には宮西建礼氏の『銀河風帆走』が受賞し、功績賞には故・楳図かずお氏、故・住谷春也氏、故・山本弘氏が選ばれました。

受賞作品の詳細
第45回日本SF大賞は、2023年9月1日から2024年8月31日までに発表されたSF作品を対象にしています。受賞作品は以下の通りです。
- 大賞: 『宝石の国』 – 市川春子 (講談社)
- 特別賞: 『銀河風帆走』 – 宮西建礼 (東京創元社)
- 功績賞:
- 故・楳図かずお (漫画家)
- 故・住谷春也 (翻訳家)
- 故・山本弘 (作家)
大賞受賞者には、賞状とトロフィー、さらに賞金100万円が贈られます。特別賞受賞者には賞状とトロフィー、功績賞受賞者には賞状と記念品が贈られます。

贈賞式の詳細
贈賞式は、2025年4月26日(土)に代官山蔦屋書店で開催される「SFカーニバル」の中で行われる予定です。このイベントは日本SF作家クラブの公式YouTubeチャンネルでオンライン配信されます。
イベントの詳細や最新情報は、以下の公式リンクから確認できます。

受賞者プロフィール
受賞者のプロフィールは以下の通りです。
- 市川春子(いちかわ・はるこ)
- 生年・出身地は非公表。2006年に短編「虫と歌」でデビューし、2012年から連載を開始した長編漫画『宝石の国』が2017年にテレビアニメ化された。
- 宮西建礼(みやにし・けんれい)
- 1989年、大阪府豊中市生まれ。2013年に「銀河風帆走」で第4回創元SF短編賞を受賞し、24年に同作を表題とした短編集を刊行。
- 故・楳図かずお(うめず・かずお)
- 1936年生まれ、和歌山県出身。ホラー漫画の神様として知られ、代表作には『漂流教室』や『まことちゃん』がある。
- 故・住谷春也(すみや・はるや)
- 1931年生まれ、群馬県出身。日本のルーマニア文学者で、ミルチャ・エリアーデ作品の翻訳で知られる。
- 故・山本弘(やまもと・ひろし)
- 1956年生まれ、京都府出身。ゲーム創作集団「グループSNE」の創設メンバーであり、SF作家としても多くの作品を発表している。

まとめ
第45回日本SF大賞の受賞作品と受賞者についてまとめると、以下のようになります。
賞 | 作品名 | 受賞者 | 出版社 |
---|---|---|---|
大賞 | 宝石の国 | 市川春子 | 講談社 |
特別賞 | 銀河風帆走 | 宮西建礼 | 東京創元社 |
功績賞 | 該当者なし | 故・楳図かずお、故・住谷春也、故・山本弘 | 該当なし |
日本SF大賞は、SF作品の発展と作家の功績を称える重要な賞であり、受賞者たちの業績は今後の日本SF界に大きな影響を与えることでしょう。