エドワード・ゴーリー生誕100年特製BOXセットが3月下旬に発売、特別展も開催
ベストカレンダー編集部
2025年2月22日 14:43
ゴーリー特製BOX発売
開催期間:3月1日〜6月8日

エドワード・ゴーリー生誕100年を祝う特別な企画
2025年2月22日は、アメリカの著名な作家でありイラストレーターであるエドワード・ゴーリーの100歳の誕生日です。この特別な年を迎えるにあたり、株式会社河出書房新社が彼の人気絵本をセットにした『エドワード・ゴーリー 生誕100年特製BOXセット』を、2025年3月下旬に数量限定で発売します。このBOXセットは、税込価格5,390円で提供され、ファンや新たな読者にとって見逃せないアイテムとなるでしょう。

『エドワード・ゴーリー 生誕100年特製BOXセット』の詳細
この特製BOXセットには、ゴーリーの人気絵本4点が含まれています。具体的には、以下の書籍がセットに含まれています:
- 『ギャシュリークラムのちびっ子たち』
- 『うろんな客』
- 『優雅に叱責する自転車』
- 『キャッテゴーリー』
さらに、購入者には特典としてステッカー4種が各1枚封入されており、コレクター心をくすぐる内容となっています。美麗なBOXに収められたこれらの書籍は、ゴーリーの魅力を余すところなく伝えるものとなっており、特に彼の独特な韻を踏んだ文章とモノクロームの線画が、読者を惹きつけてやみません。

エドワード・ゴーリーの影響と作品の魅力
エドワード・ゴーリーは、1925年にシカゴで生まれ、彼の作品は独自のスタイルと幻想的な作風で多くの読者に愛されています。特に、彼の作品には不穏さや不条理が感じられ、緻密なペン画がその世界観をより一層引き立てています。ゴーリーは、エドワード・リアやサミュエル・ベケットの挿絵を手がけるなど、幅広い分野で活動し、多くの熱狂的なコレクターを生み出しました。
日本においても、ゴーリーの影響は大きく、映画監督のティム・バートンやファッションデザイナーのアナ・スイ、さらには音楽界の米津玄師や星野源、YOASOBIのAyaseなど、多くのアーティストが彼の作品に触発されています。特に、ゴーリーの作品は日本語訳も行われており、名翻訳者の柴田元幸による巧みな言葉遊びが光る翻訳が多くの読者に親しまれています。

特別展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」の開催
また、2025年3月には特別展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」が開催されます。この展覧会は、ゴーリーの作品世界をより深く知ることができる貴重な機会となります。以下は、開催予定の美術館とその会期です:
- 松阪屋美術館(愛知県名古屋市)
- 会期:2025年3月1日(土)〜4月6日(日)
- 高松市美術館(香川県高松市)
- 会期:2025年4月12日(土)〜6月8日(日)
この特別展では、ゴーリーの作品や彼の独特なスタイルを体感できる展示が行われる予定で、多くのファンが訪れることが予想されます。さらに、3月3日発売の雑誌『MOE』でもゴーリー特集が掲載されるため、彼のファンやアート愛好者にとって注目の情報源となるでしょう。

エドワード・ゴーリー生誕100年記念フェアの開催
加えて、全国の書店では「エドワード・ゴーリー生誕100年記念フェア」が3月下旬から開催されます。このフェアでは、柴田元幸による特別協力があり、豪華な購入者特典も準備されています。詳細については追って発表される予定ですので、書店での情報を見逃さないようにしましょう。

まとめ
エドワード・ゴーリーの生誕100年を祝う特別なBOXセットや特別展、記念フェアなど、多くの企画が用意されています。彼の作品は、独特のスタイルと深い内容で多くの人々に愛され続けています。以下に、今回の記事で紹介した内容を整理しました。
企画名 | 内容 | 開催日 |
---|---|---|
特製BOXセット | 人気絵本4点セット、特典ステッカー付き | 2025年3月下旬発売 |
特別展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」 | ゴーリーの作品展 | 松阪屋美術館:2025年3月1日〜4月6日、高松市美術館:2025年4月12日〜6月8日 |
記念フェア | 全国の書店で開催、特別協力あり | 2025年3月下旬から |
エドワード・ゴーリーの作品とその魅力を再発見する機会が多く設けられているこの特別な年に、ぜひ彼の世界に触れてみることをお勧めします。
参考リンク: