がん患者支援の新たな一歩、日本対がんFP協会が4月1日に設立
ベストカレンダー編集部
2025年3月31日 18:15
JCFP設立
開催日:4月1日

日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)の設立
株式会社i・Partners(本社:東京都港区、社長執行役員:川原拓人)は、2025年4月1日付で「日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)」を設立することを発表しました。この協会は、がん患者およびその家族が直面する経済的課題に対処するための専門家ネットワークを構築し、未病を含む患者の経済的安心を支えることを目的としています。
設立の背景
近年、医療技術の進歩により、がんは「治療しながら共に生きる」病として認識されるようになりました。しかし、治療に伴う費用、収入の減少、保険の活用、さらには家族の生活設計など、がんがもたらす経済的・社会的課題、いわゆる“経済毒性”は、多くの患者やその家族にとって依然として大きな負担となっています。
このような背景の中、JCFPはがん患者とその家族が直面する経済的課題を軽減し、より良い生活を送るための支援を行うことを使命としています。
JCFPの使命と活動内容
日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)は、がんに関する正確な知識を持ち、医療費、保険、ライフプランを含む経済毒性へのリスクマネジメント能力を備えた専門家「Cancer FP」を育成・認定することを使命としています。具体的な活動内容は以下の通りです。
Cancer FP資格の認定
がんに関する医学、社会保障、金融の各領域を横断的に理解したファイナンシャル・プランナーの育成および資格認定を行います。これにより、がんに関する専門的な知識を持つファイナンシャル・プランナーが増え、患者やその家族に対する支援が強化されることを目指します。
正確ながん情報の提供
がんに関する正確かつ中立的な情報を広く提供し、がんリスクマネジメントの重要性を啓蒙します。これにより、患者やその家族が適切な情報を得て、より良い選択をするための助けとなることを目指しています。
がん専門医の紹介
がん治療は高度な専門性が求められる分野です。JCFPでは、がん治療専門医の紹介を行い、患者が適切な医療を受けられるよう支援します。これにより、患者が安心して治療を受けることができる環境を整えることを目的としています。
今後の展望
日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)は、がん対策基本法に基づき、がん患者やその家族が直面する経済的課題への支援を強化していく方針です。また、がんと共に生きる時代において、すべての人が“備える”ことができる社会の実現を目指しています。
年齢や職業、ライフスタイルを問わず、がんという現実に向き合うすべての人に「安心」という支えを届けることを目指し、今後も活動を続けていきます。
お問い合わせ先
日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)事務局へのお問い合わせは、以下の連絡先をご利用ください。
- 住所:〒107-0052 東京都港区赤坂5-2-33(株式会社i・Partners内)
- 電話:03-6441-0120
- FAX:03-6441-0121
- メール:admin-manager@i-partners.jp
- ウェブサイト:https://3i-partners.co.jp/jcfp/
まとめ
日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)は、がん患者とその家族を支えるための専門家ネットワークを構築し、経済的課題に対処することを目的としています。以下に、JCFPの主な活動内容をまとめます。
活動内容 | 詳細 |
---|---|
Cancer FP資格の認定 | がんに関する専門知識を持つファイナンシャル・プランナーの育成 |
正確ながん情報の提供 | 中立的な情報を広く提供し、リスクマネジメントの重要性を啓蒙 |
がん専門医の紹介 | 患者が適切な医療を受けられるよう支援 |
このように、JCFPはがんと共に生きる時代の新たな支援体制を構築し、患者やその家族が安心して生活できる社会を目指して活動しています。
参考リンク: