大阪市生野区発「提ZINE」5月9日から大阪・関西万博で展示開始
ベストカレンダー編集部
2025年4月9日 14:13
提ZINE展示
開催期間:5月9日〜5月11日

大阪市生野区の企業が集結!金属製の提灯「提ZINE」が完成間近
2025年5月9日から11日に開催される大阪・関西万博において、大阪市生野区の異業種7社が協力して製作した金属製の提灯「提ZINE」が展示される予定です。このプロジェクトは、生野区のクリエイティビティを象徴する作品として、地域の技術や文化を広く紹介することを目的としています。
「提ZINE」は、マガジンと提灯を組み合わせた造語であり、地域のシンボルである「あじさい」をテーマにしています。花びらには生野区内のものづくり技術が転写され、伝統と革新が共存する生野区の魅力を可視化する作品となっています。

プロジェクトの背景と制作メンバー
このプロジェクトは、生野区の有志が集まり、自己負担で参加する形で進められています。仕事が終わった後に区役所で打ち合わせを重ね、夜な夜な制作が進められています。「提ZINE」は単なる作品ではなく、生野区のクリエイティビティの象徴であり、未来に続くまちづくりのプロローグとも言えるものです。
制作に関わった企業は以下の通りです:
- 有限会社電研:アルマイト加工を担当。プロジェクトリーダーとして全体を取りまとめる役割を果たす。
- 株式会社現代工業:板金加工を担当。文字や葉っぱ等のレーザー加工や曲げ加工を行う。
- BIG ONES(ビッグワンズ):水圧転写・塗装・UV印刷を担当し、照明への表面処理やデザインを手掛ける。
- 株式会社山岡金型製作所:金型製作を担当。3Dデータや図面の製作、本体への加工を行う。
- 松井製作所:へら絞り加工を担当し、提ZINEの上部下部のアルミ加工とデザインを行う。
- 株式会社木村工務店:建築設計を担当し、展示ブース設計と空間デザインを行う。
- あいデンキ:電気工事を担当し、展示ブース設計や本体の電気関係全般を手掛ける。

展示の詳細と参加方法
「提ZINE」は、2025年5月9日(金)から5月11日(日)まで、EXPOメッセ「WASSE内」の大阪ウィーク「みなはれゾーン」で展示されます。この展示により、生野区のものづくりの技術や文化を訪れる人々に伝えることを目指しています。
万博への入場チケットや来場日時、パビリオン予約などに関する情報は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の総合コンタクトセンターにて確認できます。以下が連絡先です:
- 電話:0570-200-066
- 受付時間:月〜金 9:00〜17:00(祝日を除く)

有限会社電研の紹介
有限会社電研は、大阪市生野区で65年の歴史を持つ企業で、アルマイト加工を専門としています。アルミへの表面処理を行い、工業製品からデザイン性の高いプロダクトまで幅広く対応しています。特に、クロムフリー電解研磨技術を開発したことで、地域の町工場としての役割を果たしながら、次世代のものづくりにも挑戦しています。
地域に根ざした企業として、地元のイベントやまちづくりプロジェクトにも積極的に参加し、技術と地域をつないでいます。取材やメディア掲載の相談も受け付けており、写真素材の提供も可能です。以下が連絡先です:
- 住所:〒544-0032 大阪市生野区中川西3-5-17
- 担当:桐島 誠
- 電話:06-6712-4105
- メール:kirishima@denken-alumite.jp

まとめ
大阪市生野区にて製作された金属製の提灯「提ZINE」は、2025年5月9日から11日までの間、大阪・関西万博の「みなはれゾーン」で展示される予定です。このプロジェクトには、生野区内の7つの企業が参加しており、地域の技術や文化を広く紹介することを目的としています。展示に関する詳細や参加方法については、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の総合コンタクトセンターにて確認できます。
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | 提ZINE |
展示期間 | 2025年5月9日〜5月11日 |
展示場所 | EXPOメッセ「WASSE内」大阪ウィーク「みなはれゾーン」 |
参加企業 | 有限会社電研、株式会社現代工業、BIG ONES、株式会社山岡金型製作所、松井製作所、株式会社木村工務店、あいデンキ |
連絡先 | 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 総合コンタクトセンター(0570-200-066) |
このように、提ZINEプロジェクトは生野区の地域資源を活かした取り組みであり、地域の技術や文化を発信する重要な役割を担っています。