3.9サキュレントデー (記念日 3月9日)

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3.9サキュレントデーとは?

サキュレントデーの起源

皆さんは「3.9サキュレントデー」をご存知ですか?群馬県館林市にあるサボテン相談室が創設したこの記念日は、多肉植物を通じて私たちに癒しを与えてくれる自然に感謝する日です。2020年(令和2年)には日本記念日協会によって正式に認定され、今では多くの植物愛好家に親しまれています。

私たちの日常生活に静かな存在感を放つ多肉植物は、そのユニークな形や色合いで見る人の心を和ませてくれます。サキュレントデーは、そんな多肉植物への感謝の気持ちを表すために「サンキューサキュレントデー」という愛称で呼ばれています。

日付は3月9日で、「サンキュー=3.9」という語呂合わせが由来となっています。これは多肉植物に「ありがとう」というメッセージを込めたものであり、私たちが普段何気なく過ごしている中で、自然の恵みに心から感謝する機会を提供してくれます。

サボテン相談室では、約3500種類のサボテン・多肉植物を育て、その魅力を伝えるためにさまざまな活動を行っています。実生から育てることで、植物一つひとつに愛情を注ぎ、その個性を大切にしているのです。

サボテン相談室の取り組み

サボテン相談室は、ただ植物を育てるだけでなく、その美しさを生かしたインテリア提案や、東京・銀座の店舗での販売も行っています。サボテンや多肉植物は、その佇まいがとてもおしゃれで、私たちの生活空間に新たな彩りを加えてくれるのです。

また、栽培方法や植物の魅力を伝える図鑑などの書籍の出版も行っており、植物に関する知識を深めたい方にとっては貴重な情報源となっています。インテリアショップや雑貨店への卸売販売をはじめ、撮影用のリースサービスなど、多肉植物を様々な形で楽しむことができるのです。

他の関連する記念日

「サボテンの日」が3月10日にあり、「多肉植物の日」が11月20日に設けられていることも、サキュレントデーと合わせて覚えておくと良いでしょう。サボテンの日は、3と10で「サボテン」と読む語呂合わせからきており、多肉植物の日は美しく変身する時期にちなんでいます。

多肉植物の魅力とは

多肉植物の特徴

多肉植物は、その名の通り水分を蓄えることができる植物です。厳しい環境でも生き抜くための逞しさと、様々な形状や色彩が魅力的です。私も実際に多肉植物を育ててみたのですが、その成長の過程には本当に驚かされます。一つの植物が季節の変化と共に様々な表情を見せてくれるのですから、日々の観察がとても楽しいですよね。

また、多肉植物は手入れが比較的簡単で、初心者の方でも育てやすいのが特徴です。水やりの頻度も少なくて済むため、多忙な現代人にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。私自身、忙しい日々の中で植物の世話をする時間がなかなか取れない時もありますが、多肉植物なら安心して任せられるのが魅力的です。

多肉植物の楽しみ方

多肉植物はインテリアとしても優れており、お部屋のアクセントになること間違いなしです。小さな鉢植えから壁掛けタイプまで、様々なデザインがありますので、自分の好みに合わせて選ぶことができます。実際に私の家にも、リビングの窓辺に小さな多肉植物を飾ってありますが、その存在感にいつも癒されています。

3.9サキュレントデーを楽しむには

サキュレントデーの過ごし方

3.9サキュレントデーを迎えたら、まずは自宅の多肉植物に感謝の言葉をかけてみてはいかがでしょう。植物と話すことで、より一層その魅力に気づくことができるかもしれません。また、この日を機に新しい多肉植物を迎え入れるのも良いでしょう。サボテン相談室のような専門店で、自分に合った植物を見つけるのも楽しみの一つです。

また、多肉植物の栽培に興味がある方は、この日をきっかけに栽培方法を学ぶのもおすすめです。サボテン相談室では栽培セミナーなども開催しているので、情報をチェックしてみてください。多肉植物の魅力に触れることで、日々の生活に新たな発見と喜びが加わるはずです。

私たちは日常の忙しさに追われがちですが、サキュレントデーを通じて、自然の恵みに目を向けることで心の豊かさを感じることができます。多肉植物のある生活は、豊かな心を育むための一歩となるでしょう。