みんつくの日 (記念日 3月29日)

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最近、私たちの社会には多くの課題が山積していますが、その解決に向けて一歩を踏み出すことは、一人ひとりにとって大きな意味を持ちます。「みんつくの日」は、そんな小さな一歩を踏み出すきっかけとなる記念日です。では、この「みんつくの日」について、もう少し詳しく見ていきましょう。

みんつくの日とは?

みんつくの由来

「みんつくの日」は、岡山県岡山市北区に本部を置く公益財団法人「みんなでつくる財団おかやま」によって制定されました。この財団のキーワードは「つなぐ、つたえる、シェアをする」です。社会のさまざまな課題の解決を目指し、2015年(平成27年)に「日本記念日協会」によって認定・登録されました。

記念日の日付は、「み(3)んつ(2)く(9)」と読む語呂合わせから選ばれました。この日は、一人ひとりが自分の未来に対して、意志を持ってお金や時間を使い、社会をより良くするために行動する日とされています。

みんつくフォーラム

みんつくの日には、「みんつくフォーラム」と呼ばれる事業報告会が開催されます。このフォーラムでは、みんつくが行っている様々な活動や成果が報告され、参加者同士で情報交換が行われます。これは、みんつくの活動を広く知らしめ、さらなる支援を呼びかける大切な機会となっています。

みんつくの活動

みんつくは、530名以上の人からの寄付金約413万円をもとに設立された市民コミュニティ財団です。地域版クラウドファンディング「割り勘」や、個人でも少額から基金を設置できる「冠基金」など、多くの人が参加しやすい仕組みを提供しています。

これらの活動を通じて、ヒト・モノ・カネ・情報の資源循環を促し、社会課題の解決を進めています。2017年(平成29年)3月31日時点で、寄付された総額は約4385万円、寄付者数は2677名に上ります。

みんつくの日の意義

社会課題への取り組み

みんつくの日は、一人ひとりが社会課題に対してどのように貢献できるかを考える良い機会です。この日を通じて、多くの人が社会に対する意識を高め、実際に行動に移すきっかけを得ることができます。

地域社会への影響

みんつくの活動は、地域社会に対しても大きな影響を与えます。資金の提供だけでなく、地域の人々が直接参加し、社会課題の解決に取り組むことで、地域社会の結束力を高めることができます。

持続可能な社会の実現

みんつくの目指す「安心で持続可能な地域社会の実現」は、私たち全員にとって重要な目標です。みんつくの日を通じて、持続可能な社会づくりに向けた意識が広がることを期待します。

みんつくの日をどう過ごす?

みんつくの活動に参加する

みんつくの日には、様々なイベントや活動が行われます。これらに参加することで、社会課題への理解を深め、実際に貢献することができます。

自分にできることを考える

みんつくの日は、自分にできる社会貢献の形を考える良い機会です。小さな行動でも、社会にとって大きな意味を持つことがあります。自分にできることを見つけ、行動に移しましょう。

周囲を巻き込む

みんつくの日をきっかけに、家族や友人、職場の人々を社会貢献活動に巻き込むことも大切です。一緒に活動することで、より多くの人が社会課題への関心を持つようになります。