しぶしの日 (記念日 4月24日)

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新年の幕開けとともに、私たちの中に新たな「志」を呼び覚ます記念日があるのをご存じですか?それが「しぶしの日」です。鹿児島県の一角、志布志市には、独自の歴史と文化、そして地名に込められた深い意味があります。

志布志市の成立と「しぶしの日」の意義

合併による新しいスタート

2006年(平成18年)1月1日、志布志市は志布志町、松山町、有明町の合併によって誕生しました。この日を記念して、「しぶしの日」と名付けられたのです。

合併は地域の発展にとって大きな一歩であり、新たなまちづくりへの「志」を象徴しています。

市民一人ひとりの心に新たな「志」を育むきっかけとなるでしょう。

地名の由来と市の取り組み

「しぶし」という名前には、天智天皇が人々の篤い志を喜ばれ、その名を与えたという趣深いエピソードがあります。

市は「志あふれるまちづくり」をスローガンに掲げ、住民の意識向上を促しています。

記念日の認定とその意義

「しぶしの日」は、日本記念日協会によって正式に認定されています。この日は、市民にとって自己の「志」を再確認し、共有する大切な機会となっています。

市の未来に向かって、一歩一歩進んでいくための大切な日なのです。

志布志市の地理と経済

志布志湾と志布志港

志布志市の南部は、美しい志布志湾に面しており、中核国際港湾である志布志港があります。この港からは国内外への多くの航路が設けられており、南九州地域の経済発展に不可欠な役割を果たしています。

港は地域の顔とも言える存在で、市の発展には欠かせないインフラです。

志布志市の人口と役割

約3万人が暮らすこの市は、地域の中心としての役割を担っています。市民一人ひとりがこの地に対する「志」を持ち、共に市を盛り上げているのです。

珍地名としての志布志市

市役所のユニークな住所

志布志市は、そのユニークな地名で知られています。市役所の支所の住所は、「志布志市志布志町志布志」となり、なんと「志」が10個も含まれています。

発音すると「シ」が15回も繰り返されるこの地名は、覚えやすさと同時に話題性も抜群です。

このように、地名にちなんだユーモラスな側面も、市の魅力の一つと言えるでしょう。