午後の紅茶の日 (記念日 5月5日)

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5月の爽やかな風が心地よい季節、皆さんはどのように過ごされていますか?行楽に出かけるもよし、家でのんびりと過ごすもよし。そんなひとときにぴったりなのが「午後の紅茶」です。では、この「午後の紅茶の日」について、その魅力に迫りたいと思います。

午後の紅茶の日とは

記念日の由来

「午後の紅茶の日」は、キリンビバレッジ株式会社が制定しました。なぜ5月5日なのかというと、その日付が「ご(5)ご(5)」と読めることから、午後という時間帯にちなんで選ばれたのです。

2015年に「キリン 午後の紅茶」が発売30周年を迎えたことを記念して、この日が設けられました。午後のひとときを、この飲料と共に楽しんでほしいというメーカーの願いが込められています。

日本記念日協会によって正式に認定されたこの日は、紅茶の魅力を再発見する絶好の機会となっています。

紅茶というと、どうしてもイギリスの伝統を思い浮かべがちですが、日本にも独自の紅茶文化が根付きつつあるのですね。

午後の紅茶の種類

「午後の紅茶」には、ミルクティー、ストレートティー、レモンティー、おいしい無糖といった定番商品から、Fruit×Fruit TEA オレンジ&ベリーやデカフェ ストレートティー、スパイス香るアイスチャイなど、様々なフレーバーがあります。

これらの商品は、午後のリラックスタイムだけでなく、仕事中のひと息やピクニックなど、さまざまなシーンで楽しむことができますよね。

私自身も、記事を書く合間のリフレッシュに、よく「午後の紅茶」を愛飲しています。その多様な味わいには、いつも新しい発見があるんです。

日本初のペットボトル紅茶

実は、「午後の紅茶」は1986年に発売された日本初のペットボトル入り紅茶なのです。これまで缶入りが主流であった紅茶市場に革新をもたらしました。

しかし、紅茶は冷やすと濁るという性質があり、この問題を解決すべく、キリンビバレッジはクリアアイスティー製法を発明。これが、美しい色合いの「午後の紅茶」を生み出すことに繋がったのです。

紅茶と日本の関わり

日本における紅茶の歴史

紅茶が日本に伝わったのは、19世紀後半のこと。イギリスからの輸入品として、日本の港に初めて紅茶が上陸しました。当時はまだ珍しい飲み物でしたが、次第に日本人の間でも愛されるようになりました。

特に大正時代に入ると、カフェ文化の広がりとともに紅茶の人気も高まり、日本独自の紅茶の楽しみ方が生まれてきたのです。

現代においても、紅茶は多くの日本人にとって身近な飲み物となっており、様々なシーンで楽しまれています。

紅茶を楽しむ日本の文化

イギリスのアフタヌーンティーに触発された「午後の紅茶」は、日本においても特別な時間を演出するアイテムとなっています。家族や友人との会話を楽しみながら、ゆったりと紅茶を味わう。そんな風景は、日本のライフスタイルにも溶け込んでいるでしょう。

また、日本の四季を感じながらの紅茶は、また違った魅力がありますね。桜の下で春を感じる桜紅茶、秋の夜長にはほっこりとした紅茶で一息。季節ごとの紅茶の楽しみ方は、日本ならではの文化と言えるでしょう。

紅茶の楽しみ方

紅茶のアレンジレシピ

紅茶はストレートで飲むのも良いですが、さまざまなアレンジを楽しむのも醍醐味の一つです。例えば、フルーツやハーブを加えて、オリジナルのフレーバーティーを作るのも楽しいですよね。

また、紅茶を使ったスイーツや料理も、食卓を豊かに彩る素敵な方法です。紅茶の香りが引き立つスコーンや、紅茶を煮出して作るアールグレイのゼリーなど、紅茶を使ったレシピは無限大です。

さて、今回は「午後の紅茶の日」にちなんで、紅茶の魅力についてお伝えしました。紅茶はただの飲み物ではなく、私たちの生活に彩りを加える素晴らしい存在です。ぜひこの記念日を機に、紅茶の新たな楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。