おいしい小麦粉の日 (記念日 9月23日)
パンを焼くときは強力粉、ケーキやクッキーには薄力粉——なんとなく使い分けている方も多いと思いますが、その違いはタンパク質の含有量にあります。強力粉は約11.5〜13.0%、薄力粉は約6.5〜9.0%と大きく異なり、水を加えてこねたときに生まれる弾力成分「グルテン」の量が変わります。グルテンが多いほどもっちり・ふっくら、少ないほどサクッと軽い食感になります。
さらに強力粉と薄力粉の中間には「準強力粉」と「中力粉」があり、用途も細かく分かれています。準強力粉はフランスパンや中華麺に、中力粉はうどんやぎょうざの皮に向いています。同じ「小麦粉」でも、選ぶ種類ひとつで食感がまるで変わるのが面白いところです。
9月23日は「おいしい小麦粉の日」。お菓子・パン材料の専門店として知られる株式会社富澤商店が制定した記念日です。日付の由来は、パンが日本に伝わったとされる1543年9月23日の鉄砲伝来説から。富澤商店の通販サイト「TOMIZ」では、春よ恋・キタノカオリ・はるゆたか・ドルチェといった国産小麦粉を数多く取り扱っており、日本で一番小麦粉の取り扱い種類が多い小売店として、多様な小麦粉のおいしさを広めることを目的としています。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。
国産小麦粉は、輸入小麦粉と比べてやわらかくしっとりした風味が特徴とされます。はるゆたかは北海道産の高級強力粉として食パン・菓子パンに人気があり、ドルチェはきめ細かい薄力粉としてスポンジケーキや焼き菓子に適しています。それぞれの小麦粉が持つ個性を知ると、毎日の手作りがぐっと楽しくなります。
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