11月9日発売!『「子供を殺してください」という親たち』第16巻など新刊登場
ベストカレンダー編集部
2024年11月9日 14:12
新潮社コミックス同時発売
開催日:11月9日
新潮社からの重要なお知らせ
2024年11月9日(土)、株式会社新潮社より、注目のコミックスが同時発売されることが発表されました。新たにリリースされるのは、『「子供を殺してください」という親たち』第16巻と『それでも、親を愛する子供たち』第2巻です。この2作品は、現代社会が抱える家庭や子供に関する深刻な問題に焦点を当てており、SNSでも話題を呼んでいます。
両作品とも、原作を押川剛、作画を鈴木マサカズが担当しており、特に『それでも、親を愛する子供たち』では新たに作画をうえのともやが加わっています。これらの作品は、ただのエンターテインメントに留まらず、現実の社会問題を鋭く描写しています。
『「子供を殺してください」という親たち』第16巻の内容
『「子供を殺してください」という親たち』第16巻は、WEB漫画雑誌「コミックバンチKai」にて連載中の作品で、家庭内での問題や社会に潜む暗部を描いています。原作者の押川剛は、病識のない精神疾患患者を医療につなげられない家族の現実や、ひきこもり問題に向き合ってきました。
この巻では、押川が15年前に受け持った不登校の兄と暴力を振るう妹の家族が登場します。彼らは押川に更生を依頼し、その際に取った方法とは一体何だったのか、読者はその衝撃的な展開を目の当たりにすることになるでしょう。
書籍情報
- タイトル: 『「子供を殺してください」という親たち』第16巻
- 発売日: 2024年11月9日
- 定価: 792円(税込)
- ISBN: 978-4-10-772765-7
- URL: こちらをクリック
『それでも、親を愛する子供たち』第2巻の内容
同時発売の『それでも、親を愛する子供たち』第2巻は、Webマンガサイト「くらげバンチ」にて連載中です。この作品は、児童養護施設や児童虐待というテーマに焦点を当てています。特に、作画を担当するうえのともやの渾身の描写により、児童の問題がリアルに表現されています。
第2巻に収録されている作品「ホチキス」では、一人の少年が受けた衝撃的な虐待の姿が描かれています。この作品は、SNS上でのインプレッションが1000万を超えるなど、多くの注目を集めています。
書籍情報
- タイトル: 『それでも、親を愛する子供たち』第2巻
- 発売日: 2024年11月9日
- 定価: 770円(税込)
- ISBN: 978-4-10-772760-2
- URL: こちらをクリック
著者コメントと作品の背景
原作の押川剛は、子供が親を求める理由について「自分を安心させてほしいという気持ちの表れ」と語っています。彼は、親がどんな人間であっても、子供はその存在を求めるという切実な思いを描いています。これらの作品は、子供との関係に悩む大人たちにも響く内容となっています。
また、構成を担当する鈴木マサカズは、両作品が「繋がっている」と感じており、現代社会における問題を引き続き描き続ける意欲を示しています。作画のうえのともやも、初めての連載というプレッシャーを感じながらも、反響を実感していると述べています。
著者紹介
原作の押川剛は、1968年生まれで福岡県北九州市出身のジャーナリスト・ノンフィクション作家です。彼は、精神障害者の移送サービスを日本で初めて創始し、その活動は国内外から注目を浴びています。著書には『子供部屋に入れない親たち』や『「子供を殺してください」という親たち』などがあります。
構成の鈴木マサカズは、愛知県出身で、京都精華大学芸術学部を卒業後、漫画家として活動を開始しました。著書には『無頼侍』や『ダンダリン一◯一』などがあります。
作画のうえのともやは、東京都出身で、日本工学院八王子専門学校を卒業後、読み切りデビューを果たしました。彼は本作で初めて連載を開始しました。
まとめ
2024年11月9日(土)に発売される『「子供を殺してください」という親たち』第16巻と『それでも、親を愛する子供たち』第2巻は、いずれも現代社会の深刻な問題を描いた意欲作です。これらの作品は、家庭や子供に関する問題に光を当て、読者に深い考察を促します。
以下は、両作品の要点をまとめた表です。
タイトル | 巻数 | 発売日 | 定価 | ISBN | URL |
---|---|---|---|---|---|
「子供を殺してください」という親たち | 16巻 | 2024年11月9日 | 792円(税込) | 978-4-10-772765-7 | リンク |
それでも、親を愛する子供たち | 2巻 | 2024年11月9日 | 770円(税込) | 978-4-10-772760-2 | リンク |
両作品は、現代社会における家庭や子供に関する問題を真摯に描いており、読者に深いメッセージを届けるものとなっています。これらの作品を通じて、より多くの人々がこの問題について考えるきっかけとなれば幸いです。
参考リンク: