「おてつたび」年末年始募集開始!奇跡の9連休で旅先バイトを楽しむ
ベストカレンダー編集部
2024年12月12日 06:00
おてつたび年末年始募集
開催期間:12月25日〜1月10日
「おてつたび」の年末年始申込者数が前年比2倍増
株式会社おてつたびは、2024年の年末年始(12月25日~1月10日)における「おてつたび」への申込者数が前年比で2倍に増加したことを発表しました。この増加は、2024年の年末年始が「奇跡の9連休」として注目されているため、旅行需要が大幅に増加することが予測されることに起因しています。
一方で、物価の高騰や宿泊費の上昇により、家計への負担が懸念される中、観光地では年末年始の繁忙期に伴う人手不足が深刻化しています。このため、地域事業者にとって人材確保が重要な課題となっているのです。
おてつたびとは
「おてつたび」は、短期アルバイトと旅行を組み合わせた人材マッチングサービスです。このサービスは、年末年始などの繁忙期に人手が足りない地域事業者と、働きながら旅行を楽しみたい旅行者を結びつけています。
参加者は現地までの交通費を自己負担しますが、旅先で働くことで報酬を得ることができ、さらに無料で宿泊場所(寮や空き部屋など)が提供されます。休日や空き時間には、周辺の観光を楽しむことも可能です。中には、温泉に入れる募集や、空き時間にウィンタースポーツを楽しめる募集も存在します。
旅行者へのメリット
- 働きながら旅を楽しむことができる
- 無料の宿泊場所が提供される
- 新たな人との出会いや地域の魅力を発見できる
- 観光業の経験を積むことができる
事業者へのメリット
- 年末年始の繁忙期に全国から人材を確保できる
- 旅行者と観光地の双方にとって大きなメリットがある
登録者数と参加者の声
2024年12月11日現在、登録者数は65,000人以上に達しています。参加者のうち半数は10〜20代のZ世代ですが、近年では早期退職者や子育てが一段落した主婦などのシニア層の利用が増加しています。特に、50代以上の参加者は2021年12月3日時点で全体の8%だったのに対し、2024年12月3日時点では26%に増加しています。
以下は参加者の声の一部です。
- 女性 30代 (2024年10月「小川温泉元湯 ホテルおがわ」参加)
- 清掃と接客の仕事を担当しました。繁忙期で忙しかったですが、従業員の皆様の優しい気遣いで心穏やかに働けました。周辺観光も楽しむことができ、素晴らしい体験でした。
- 女性 50代 (2024年11月「西伊豆戸田温泉 ときわや」参加)
- 調理補助の仕事をしながら、近くで釣りを楽しむことができました。美味しいまかないもあり、楽しい経験でした。
株式会社おてつたびの取り組みとビジョン
株式会社おてつたびは、「日本各地にある本当にいい人、いいもの、いい地域がしっかり評価される世界を創る」というビジョンのもと、2018年7月に創業しました。お手伝いを通じて、観光名所がない地域にも人が訪れることを目指し、地域の農家や施設の人手不足解消に努めています。
参加者に行ったアンケートでは、86%以上の方が「また地域に訪れたい」と回答し、約6割が「おてつたび」終了後も地域の方と関係が続いているという結果がありました。さらに、移住や定住、就職に繋がった事例も全国から報告されています。
今後の地域経済への影響
日本は今後、人口減少が進むと予測されています。特に地方ではその影響が顕著です。「おてつたび」を通じて、日本各地に人を循環させ、地域経済を活性化させることが期待されています。地域がピンチの時に助け合える関係性を全国に築くことを目指しています。
まとめ
「おてつたび」は、年末年始における申込者数が前年比2倍に増加し、旅行需要が高まる中で、地域事業者の人手不足を解消する取り組みを行っています。働きながら旅行を楽しむ新しいスタイルが、多くの人々に支持されていることが伺えます。
項目 | 内容 |
---|---|
申込者数 | 前年比2倍増 |
登録者数 | 65,000人以上 |
シニア層の参加者割合 | 26% |
アンケート結果 | 86%以上が再訪希望 |
このような取り組みが、地域の人手不足解消や観光業の振興に寄与することが期待されます。
参考リンク: