ビズジーン、12月18日から新たな抗菌試験サービスを提供開始

抗ウイルス・抗菌試験受託サービスの拡充

株式会社ビズジーンは、2024年12月18日に新たな抗ウイルス・抗菌試験受託サービスを発表しました。このサービスは、企業向けに抗ウイルス製品の評価を行うもので、特にアクネ菌（にきび原因菌）やポルフィロモナス・ジンジバリス菌（Pg菌、歯周病原因菌）に対する製品の評価サービスを追加しました。これにより、ビズジーンは企業の製品開発や品質管理のサポートを強化します。

ビズジーンは、大学で培った抗ウイルス試験技術を基盤に、これまでインフルエンザウイルスやコロナウイルス、ノロウイルス代替ウイルスを対象にした抗ウイルス効果の評価を行い、製品の実用化を支援してきました。この度の新サービスにより、一般細菌や歯周病原因菌に対する抗菌試験も実施可能となりました。

新サービスの詳細

ビズジーンの新サービスでは、以下の微生物に対する試験が行われます。

• 一般細菌：黄色ブドウ球菌、大腸菌、アクネ菌、肺炎桿菌
• 歯周病原因菌：ポルフィロモナス・ジンジバリス菌（Pg菌）

さらに、Pg菌の遺伝子を定量解析するサービスも開始され、企業の研究開発やリスク管理をより強力に支援します。これにより、企業は製品開発の加速や品質向上、リスクマネジメントに役立てることが可能となります。

Pg菌対策の重要性

ポルフィロモナス・ジンジバリス菌（Pg菌）は、口腔内トラブルだけでなく、全身疾患にも影響を及ぼすことが報告されています。このため、オーラルケア製品や対策部材の開発が求められています。ビズジーンの新サービスは、Pg菌の正確な解析を通じて、企業が製品開発の加速や品質向上を図るための重要な手段となります。

具体的には、Pg菌を対象とした試験により、企業は自社製品がどの程度Pg菌に対して効果的であるかを評価し、効果的な製品開発を行うことができます。

試験サービスの詳細

ビズジーンの試験サービスは、以下のような内容で実施されます。

試験の内容や形状に応じて、納期や価格は変動します。詳細なご相談やお見積りについては、ビズジーンの公式ウェブサイトからお問い合わせが可能です。

株式会社ビズジーンについて

株式会社ビズジーンは、2018年4月に設立された大学発スタートアップ企業です。大阪大学産業科学研究所での研究成果を実用化するために設立され、ミル・シル・カエルという理念のもと、遺伝子の情報を可視化し、リスクやベネフィットを理解することで、人々の生活をより良く変えるための技術とサービスを提供しています。

また、ビズジーンは、歯周病や口臭のリスクを知ることで、多くの方が自分の口腔内の状態を理解し、健康で快適な生活を送るためのサポートも行っています。

会社概要と連絡先

株式会社ビズジーンの会社概要は以下の通りです。

• 社名：株式会社ビズジーン
• 所在地：〒567-0047 大阪府茨木市美穂ケ丘8-1 大阪大学 産業科学研究所オープンイノベーション棟OI-104
• 代表取締役：開發 邦宏
• 会社HP：https://visgene.com/

ビズジーンは、抗ウイルス・抗菌試験受託サービスを通じて、企業の製品開発や品質管理を支援し、より健康的な社会の実現に貢献しています。

まとめ

株式会社ビズジーンの新たな抗ウイルス・抗菌試験受託サービスは、以下の内容で構成されています。

このサービスを通じて、ビズジーンは企業の製品開発を加速し、品質管理を支援することで、より健康的な製品の市場投入を実現します。