7月3日・4日開催!Kent Beck来日「開発生産性Conference 2025」の詳細
ベストカレンダー編集部
2025年1月8日 14:46
開発生産性会議2025
開催期間:7月3日〜7月4日
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開発生産性Conference 2025の概要
ファインディ株式会社は、2025年7月3日(木)および4日(金)に「開発生産性Conference 2025」を開催することを発表しました。このカンファレンスは、開発生産性に関する最新の知見を集め、企業が抱える課題を解決するためのベストプラクティスや事例を共有することを目的としています。イベントはオンラインとオフラインのハイブリッド形式で行われ、会場は東京・丸の内のJPタワーホール&カンファレンスです。
現在、カンファレンスのスポンサーを募集しており、応募締切は2025年1月31日(金)です。スポンサーシップは、企業にとってブランドの認知度を高める絶好の機会となります。
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開催の背景と重要性
近年、IT業界では「2025年の崖」と呼ばれる問題が指摘されており、システムの老朽化やIT人材不足が深刻化しています。具体的には、2025年までに43万人のIT人材が不足すると予測されており、大企業の基幹システムの約6割が導入から21年以上が経過しています。このような状況は、システム開発に携わるエンジニアだけでなく、ITやデジタルを活用するすべての企業と利用者に影響を及ぼす深刻な課題です。
このような背景の中、企業の競争力を支えるソフトウェア開発の重要性が増しており、開発生産性の向上が課題解決の鍵となっています。特に、データ解析や生成AI、機械学習などの先進技術を活用した効率化や革新が求められています。
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カンファレンスのプログラムと登壇者
本カンファレンスの主なテーマは、生成AIとの協働が不可欠な時代における開発生産性の向上です。参加者は最新の事例を通じて、エンジニアリングおよびビジネス全体の成長に繋がる実践的な知見を得ることができます。また、著名な講演者として、テスト駆動開発の著者であるKent Beck氏が来日し、彼の豊富な経験に基づいた洞察を提供します。
Kent Beck氏は、テスト駆動開発(TDD)やエクストリームプログラミングの考案者であり、アジャイルソフトウェア開発宣言署名者の一人として知られています。彼は2001年以来の来日登壇となり、近著『Tidy First?ー個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計』の内容も含めてお話しされる予定です。
また、翻訳者であり日本のテスト駆動開発の第一人者である和田卓人氏も登壇し、開発生産性の観点からの講演を行います。これにより、参加者は理論だけでなく実践的な知識を得ることができるでしょう。
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スポンサーシップのメリット
本カンファレンスのスポンサーになることには多くのメリットがあります。特に、ハイクラスエンジニアとの接点を創出できることが大きな魅力です。テックリードやEM、CTO、VPoEなど、通常接点が取りづらい方々とオフラインで直接交流する機会が得られます。
さらに、スポンサー企業は自社のユニークな技術構成を発信したり、技術課題に対する共感や挑戦心の創出を実現することができます。具体的には、以下のような方法で自社のサービスを訴求できます:
- ブースやセッションを通じた技術発信
- メルマガでの情報発信(20万人近くのユーザーにアプローチ可能)
過去の実績として、2024年のカンファレンスでは申込者数が2,115名、オフライン参加者928名、オンライン視聴者302名という結果があり、非常に多くの関心を集めています。
ファインディ株式会社の取り組み
ファインディ株式会社は、2016年に設立されたスタートアップで、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンのもと、IT/Webエンジニアの転職サービスやフリーランスエンジニア紹介サービスを展開しています。また、エンジニア組織の開発生産性可視化・向上支援SaaS「Findy Team+」も提供しており、約450社に導入されています。
「Findy Team+」は、特許取得の独自技術を用いて、GitHubやJiraなどのデータを解析し、開発生産性や開発者体験の向上をサポートしています。経済産業省によると、2030年には79万人のエンジニアが不足すると言われており、この課題に対する解決策を提供することが求められています。
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | 開発生産性Conference 2025 |
開催日 | 2025年7月3日(木)・4日(金) |
開催場所 | JPタワーホール&カンファレンス(東京・丸の内) |
主催 | ファインディ株式会社 |
講演者 | Kent Beck氏、和田卓人氏 |
スポンサー応募締切 | 2025年1月31日(金) |
過去の参加者数 | 2024年:2,115名、2023年:1,667名 |
このように、「開発生産性Conference 2025」は、開発生産性向上に向けた重要な情報交換の場となることが期待されています。エンジニアや企業が直面する課題を解決するための知見を得る貴重な機会であり、多くの方々にとって有益なイベントとなるでしょう。