国立文楽劇場で2月22日に浪曲名人会開催、京山幸枝若ら豪華出演陣

浪曲名人会開催

開催日:2月22日

浪曲名人会開催
浪曲名人会ってどんなイベントなの?
浪曲名人会は、国立文楽劇場で開催される伝統芸能のイベントで、浪曲界のトップアーティストが集結します。
チケットはどうやって買えるの?
チケットは電話やインターネットで2025年1月18日から予約可能で、窓口販売は翌日から始まります。

国立文楽劇場での浪曲名人会の開催について

国立文楽劇場において、令和7年2月22日(土)に「浪曲名人会」が開催されます。このイベントは、国立文楽劇場開場40周年を記念するものであり、浪曲界の第一線で活躍する豪華な顔ぶれが集結します。特に、昨年に浪曲界初の人間国宝として認定された京山幸枝若が大トリを務めることが注目されています。

浪曲は、日本の伝統的な語り芸能であり、2024年には「浪曲語り」が国の重要無形文化財に指定されることが決定しました。この機会を通じて、浪曲の魅力を多くの人に伝えることが期待されています。

【国立文楽劇場】令和7年2月浪曲名人会のご案内 画像 2

浪曲名人会の詳細情報

「浪曲名人会」は、国立文楽劇場が1985年から続けている伝統あるイベントです。関西浪曲界の第一線で活躍する浪曲師たちが集まり、各自の持ち味を生かした演目を披露します。以下に、出演者とその演目について詳しく紹介します。

【国立文楽劇場】令和7年2月浪曲名人会のご案内 画像 3

出演者と演目

  • 春野 恵子(はるの・けいこ)
    幕開きは、ジャンルを越えたコラボレーションで活躍する春野恵子が登場します。彼女は江戸時代の赤穂事件を題材にした『大高源吾笹売りの條(おおたかげんごささうりのじょう)』を披露し、吉良邸討ち入りを翌日に控えた大高源吾の物語を語ります。
  • 真山 一郎(まやま・いちろう)
    オーケストラ伴奏に乗せて感動的なドラマを語る真山一郎は、長谷川伸の戯曲を基にした『瞼の母(まぶたのはは)』より『番場の忠太郎(ばんばのちゅうたろう)』を口演します。生き別れた母を探す渡世人の物語が展開されます。
  • 天中軒 雲月(てんちゅうけん・うんげつ)
    名古屋を拠点に活躍する天中軒雲月が『男一匹天野屋利兵衛(おとこいっぴきあまのやりへえ)』を演じます。これは赤穂義士外伝の一席で、拷問に耐えた大坂商人の矜持を描いています。
  • 三原 佐知子(みはら・さちこ)
    女流浪曲の第一人者である三原佐知子が三年ぶりに登場します。『異国の母(いこくのはは)』では、魚売りの金小母さんが両親を亡くした少年を育てる物語を語り、母と子の絆を描きます。
  • 京山 幸枝若(きょうやま・こうしわか)
    浪曲を堅苦しいイメージから脱却させたいと活動する京山幸枝若が、長講『尾張大八(おわりだいはち)』でケレンの真骨頂を披露します。彼女は浪曲親友協会会長としても知られています。
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公演情報とチケット購入方法

浪曲名人会は、以下の詳細で開催されます。

公演名 日時 開演時間 料金 予約開始日
浪曲名人会 2025年2月22日(土) 午後1時開演(午後4時20分終演予定) 4,200円(学生 2,900円) 2025年1月18日(土) 10:00~

チケットの予約は、電話またはインターネットで行うことができ、窓口販売は2025年1月19日(日)から開始されます。詳細な情報は、国立文楽劇場の公式ホームページにてご確認ください。

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まとめ

国立文楽劇場で開催される令和7年の浪曲名人会は、浪曲界のトップアーティストたちが集結し、伝統的な芸能を現代に伝える貴重な機会です。各演者の個性豊かなパフォーマンスを通じて、浪曲の魅力を再発見できることでしょう。ぜひこの機会に、伝統文化の深い世界に触れてみてはいかがでしょうか。

以下に本記事で紹介した内容を整理しました。

項目 詳細
公演名 浪曲名人会
日時 2025年2月22日(土)
開演時間 午後1時開演(午後4時20分終演予定)
料金 4,200円(学生 2,900円)
予約開始日 2025年1月18日(土) 10:00~
公式ホームページ こちら

このように、浪曲名人会は日本の伝統芸能を体験する絶好の機会です。多くの方々に足を運んでいただき、浪曲の奥深い世界を感じていただければと思います。

参考リンク: