日本救急救命士会、3月21日に学業優秀賞を表彰へ - 救急医療の未来を担う学生を称賛
ベストカレンダー編集部
2025年2月1日 21:46
学業優秀賞表彰
開催日:3月21日

一般社団法人 日本救急救命士会が学業優秀賞を制定
2025年2月1日、一般社団法人 日本救急救命士会は、救急救命士を目指す修了生を対象とした「一般社団法人 日本救急救命士会 学業優秀賞」を制定し、表彰を行うことを発表しました。この賞は、将来の救急医療に貢献することを期待される学生たちの努力を称えるために設けられました。
救急救命士は、平成3年に救急救命士法に基づいて創設された医療資格であり、厚生労働大臣の免許を受けた者が医師の指示の下、重度傷病者の救急救命処置を行う役割を担っています。現在、救急救命士登録者数は72,849人(令和6年3月31日現在)に達しています。
救急救命士とその役割
救急救命士は、救急現場での迅速かつ適切な対応が求められる専門職です。彼らの主な業務は、重度傷病者を医療機関に搬送するまでの間に行う救急救命処置です。これには、心肺蘇生や止血、気道確保などが含まれます。
救急救命士の役割は、社会の高齢化や医療の進展に伴い、ますます重要性を増しています。特に、令和3年には救急救命士法が改正され、救急救命士の活動範囲が医療機関内にまで拡大されました。これにより、救急救命士は医療現場においても重要な役割を果たすことが求められています。
日本救急救命士会の目的と設立背景
一般社団法人 日本救急救命士会は、救急救命士が教育と研鑽に基づいた専門性を持ち、救急医療の質を向上させることを目的とした団体です。設立の背景には、救急救命士法の制定以来の環境変化があります。高齢化による搬送患者数の増加や医療のニーズの多様化に応えるため、救急救命士の役割は急速に拡大しています。
日本救急救命士会は、これらのニーズに応えるために設立され、国民の安全と安心に寄与することを目指しています。具体的には、救急救命士の職能向上を促進し、救急医療の質の向上を図るための活動を行っています。
学業優秀賞の推薦方法
「一般社団法人 日本救急救命士会 学業優秀賞」の推薦対象は、救急救命士を養成している教育機関です。具体的には、救急救命士法に基づく学校や養成所が対象となります。
推薦人数は、各施設から1名の優秀な令和6年度修了生(予定者)を推薦することができます。前後期制を採用している施設では、各期1名の推薦が可能です。推薦の申込み方法は、WEB入力または推薦書の送付(FAX可)によって行われます。
- WEB入力: こちらから
- FAX: 042-401-8029(一般社団法人日本救急救命士会 総務担当 植田宛)
推薦書の締切は2025年3月21日(金)で、受信または必着となります。各養成施設の指定する日までに、賞状が送付される予定です。
お問い合わせ先と推薦書のダウンロード
推薦書のダウンロードは、一般社団法人 日本救急救命士会のホームページから行うことができます。具体的には、「学業優秀賞の推薦について」のボタンをクリックして確認してください。
お問い合わせは、以下のメールアドレスへご連絡ください。
- E-mail: info@jelsta.or.jp
- 担当: 総務担当 植田
まとめ
一般社団法人 日本救急救命士会が制定した「学業優秀賞」は、救急救命士を目指す学生たちの努力を称えるための重要な取り組みです。今後、この賞を通じて、優秀な人材が育成され、救急医療の質が向上することが期待されます。以下に、今回の内容を表にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
賞名 | 一般社団法人 日本救急救命士会 学業優秀賞 |
対象者 | 救急救命士を養成している施設の修了生(予定者) |
推薦人数 | 各施設1名(前後期制施設は各期1名) |
申込み方法 | WEB入力またはFAXでの推薦書送付 |
締切 | 2025年3月21日(金) |
お問い合わせ先 | E-mail: info@jelsta.or.jp |
このように、一般社団法人 日本救急救命士会の取り組みは、救急医療の発展に寄与するものです。今後の活動に注目が集まります。
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