静岡県立美術館で1月24日から若冲の特別展示と新グッズ発売開始
ベストカレンダー編集部
2025年2月5日 09:44
若冲特別展示
開催期間:1月24日〜3月23日
![若冲特別展示](https://cdn.bestcalendar.jp/press-release-images/30009/1.webp)
静岡県立美術館で特別展示と新グッズの販売開始
静岡県立美術館(所在地:静岡県静岡市、館長:木下直之)では、2025年1月25日(土)から3月23日(日)にかけて「生誕140年記念 石崎光瑤」展が開催されます。この展示に関連して、静岡県立美術館所蔵の伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》が3年ぶりに特別展示されることが決定しました。展示期間は2025年1月24日から3月23日までです。
この特別展示に合わせて、株式会社オークコーポレーション(本社:東京都渋谷区、代表:新牧章代)が運営する静岡県立美術館ミュージアムショップでは、《樹花鳥獣図屏風》をモチーフにした全6種のオリジナルグッズを発売します。これにより、作品を身近に感じることができる機会が提供されます。
![若冲のあの象さんがぬいぐるみに! その名も「じゅかぞう」! 3年ぶりに特別展示される静岡県立美術館所蔵の伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》をモチーフにしたグッズを、ミュージアムショップにて発売 画像 2](https://cdn.bestcalendar.jp/press-release-images/30009/2.webp)
伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》の魅力
伊藤若冲の《樹花鳥獣図屏風》は、彼の独創性が色濃く表れた作品です。この作品は「枡目描き」と呼ばれる奇想天外な描法で、動物や鳥が描かれた楽園を表現しています。江戸時代の絵画のイメージを覆す新鮮さがあり、近くで鑑賞すると1cm四方の細かな方眼の集合で構成されていることがわかります。
この屏風は右隻が白象を中心にした「獣尽くし」、左隻が鳳凰を中心にした「鳥尽くし」となっており、身近な生き物から想像上の生き物までが描かれています。特に、吉祥性の強い鳥獣が水辺に群れ集う様子は、見る者に強い印象を与えます。
![若冲のあの象さんがぬいぐるみに! その名も「じゅかぞう」! 3年ぶりに特別展示される静岡県立美術館所蔵の伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》をモチーフにしたグッズを、ミュージアムショップにて発売 画像 3](https://cdn.bestcalendar.jp/press-release-images/30009/3.webp)
新たに発売されるオリジナルグッズの詳細
静岡県立美術館ミュージアムショップで発売されるオリジナルグッズは、以下の6種類です。これらは全て《樹花鳥獣図屏風》をモチーフにしており、日常生活の中でも使いやすいアイテムが揃っています。
- じゅかぞうーJUKAZOOー ボールチェーンマスコット – 1,500円(税込)
右隻の白象をぬいぐるみにしたマスコット。ボールチェーン付きで持ち歩きやすい。 - クリアファイル – 600円(税込)
両面に《樹花鳥獣図屏風》の特徴的な部分を拡大したデザイン。背景にはメタリック仕様を採用。 - マグカップ – 1,600円(税込)
右隻の一部をデザインしたマグカップ。朝の食卓にぴったりの明るい色味。 - 浜松注染の手ぬぐい – 1,320円(税込)
若冲の描く世界を染め上げた手ぬぐい。淡い色合いが特徴。 - ウッドポストカード – 800円(税込)
リアルな凹凸が特徴のウッドポストカード。郵送も可能。 - アートマグネット – 800円(税込)
美濃焼タイルに加工されたアートマグネット。しっかりとした厚みと質感が魅力。
これらのグッズは、静岡県立美術館での作品との出会いを思い出すきっかけとなることを目指して開発されています。
![若冲のあの象さんがぬいぐるみに! その名も「じゅかぞう」! 3年ぶりに特別展示される静岡県立美術館所蔵の伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》をモチーフにしたグッズを、ミュージアムショップにて発売 画像 4](https://cdn.bestcalendar.jp/press-release-images/30009/4.webp)
企画展「生誕140年記念 石崎光瑤」について
今回の展示は、石崎光瑤(1884~1947)の生誕140年を記念したもので、光瑤は近代京都の日本画家として知られています。鮮やかな色彩で花鳥画を数多く残し、特に若冲の作品に強い影響を受けていました。
「生誕140年記念 石崎光瑤」展では、光瑤の故郷にある南砺市立福光美術館(富山県)のコレクションを中心に、彼の初期から晩年までの代表作を一挙公開し、その画業の全貌を紹介します。
さらに、光瑤に多大な影響を与えた伊藤若冲の作品も展示され、特に《樹花鳥獣図屏風》の特別展示が行われます。展示は二部構成で、各部では異なるテーマに基づいて作品が紹介されます。
![若冲のあの象さんがぬいぐるみに! その名も「じゅかぞう」! 3年ぶりに特別展示される静岡県立美術館所蔵の伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》をモチーフにしたグッズを、ミュージアムショップにて発売 画像 5](https://cdn.bestcalendar.jp/press-release-images/30009/5.webp)
展示とショップの情報
静岡県立美術館ミュージアムショップでは、展示を観覧せずとも利用可能で、営業時間は10:00から17:30までとなっています。休店日は静岡県立美術館の休館日に準じます。
また、静岡県立美術館の入館料は、ロダン館・収蔵品展が大人300円、大学生以下および70歳以上は無料となっており、企画展「生誕140年記念 石崎光瑤」の入館料は当日券で大人1,400円、70歳以上700円、大学生以下は無料です。
アイテム名 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|
じゅかぞうーJUKAZOOー ボールチェーンマスコット | 1,500円 | 白象をモチーフにしたぬいぐるみ。持ち歩きやすい。 |
クリアファイル | 600円 | 両面に作品の特徴を拡大したデザイン。メタリック仕様。 |
マグカップ | 1,600円 | 右隻の一部をデザイン。朝食用に配慮された色味。 |
浜松注染の手ぬぐい | 1,320円 | 淡い色合いのグラデーションで染められた手ぬぐい。 |
ウッドポストカード | 800円 | リアルな凹凸が特徴。郵送も可能。 |
アートマグネット | 800円 | 美濃焼タイルに加工されたマグネット。厚みと質感が魅力。 |
今回の特別展示とオリジナルグッズの販売は、伊藤若冲の作品をより身近に感じる機会となります。静岡県立美術館におけるアートの魅力をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。