2025年2月20日発表!第29回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」最終候補作品

マンガ大賞候補発表

開催日:2月20日

マンガ大賞候補発表
手塚治虫文化賞ってどんな賞なの?
手塚治虫文化賞は、日本のマンガ文化の発展を目的とし、手塚治虫氏の業績を記念して1997年に創設された賞です。
マンガ大賞の最終候補はいつ発表されるの?
第29回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」の最終候補は、2025年2月20日に発表されます。

第29回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」最終候補発表について

株式会社朝日新聞社が主催する第29回手塚治虫文化賞における「マンガ大賞」の最終候補作品が、2025年2月20日(木)に発表されることが決定しました。この発表は、朝日新聞の朝刊やデジタル版、プレスリリースなどを通じて行われます。

選考対象となるのは、2024年に刊行または発表されたマンガ作品です。最終候補作品は、一般の読者、マンガ関係者、書店員からの推薦をもとに、選考委員の投票などを経て決定されます。受賞作品は、最終選考委員会を経て4月下旬ごろに、新生賞、短編賞、特別賞とともに発表される予定です。ただし、紙面事情などにより発表が遅れる可能性があることも留意が必要です。

第29回手塚治虫文化賞 「マンガ大賞」最終候補 2月20日に発表 画像 2

選考委員の紹介

第29回手塚治虫文化賞の選考委員は、以下の7名で構成されています。

  • 秋本治さん(漫画家)
  • 里中満智子さん(マンガ家)
  • 高橋みなみさん(タレント)
  • 中条省平さん(学習院大学フランス語圏文化学科教授)
  • トミヤマユキコさん(ライター・東北芸術工科大学芸術学部准教授)
  • 南信長さん(マンガ解説者)
  • 矢部太郎さん(芸人・漫画家)

また、社内からは坂尻顕吾(執行役員・編集担当)と渡部薫(東京本社文化部長)の2名が選考委員として参加します。

手塚治虫文化賞の目的と歴史

手塚治虫文化賞は、日本のマンガ文化の発展に寄与することを目的としており、手塚治虫氏の業績を記念して1997年に創設されました。この賞は、マンガ文化の健全な発展を促進するために、手塚プロダクションの協力を得て行われています。

マンガ大賞のほかに、新生賞、短編賞、特別賞が設けられており、受賞者には鉄腕アトム像(横山宏氏作)と賞金が贈られます。以下に各賞の概要を示します。

賞の名称 概要
マンガ大賞 年間を通じて最も優れた作品
新生賞 斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者
短編賞 短編、4コマ、1コマなどを対象にした作品・作者
特別賞 マンガ文化の発展に寄与した個人・団体

過去の受賞作品一覧

手塚治虫文化賞の歴史の中で、多くの名作が受賞してきました。以下に、これまでのマンガ大賞受賞作品を示します。

  1. 第1回(1997年)『ドラえもん』 藤子・F・不二雄(小学館)
  2. 第2回(1998年)『「坊っちゃん」の時代』 関川夏央/谷口ジロー(双葉社)
  3. 第3回(1999年)『MONSTER』 浦沢直樹(小学館)
  4. 第4回(2000年)『西遊妖猿伝』 諸星大二郎(潮出版社)
  5. 第5回(2001年)『陰陽師』 岡野玲子 原作:夢枕獏(白泉社)
  6. 第6回(2002年)『バガボンド』 井上雄彦 原作:吉川英治『宮本武蔵』(講談社)
  7. 第7回(2003年)『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』 高野文子(講談社)
  8. 第8回(2004年)『ヘルタースケルター』 岡崎京子(祥伝社)
  9. 第9回(2005年)『PLUTO(プルートウ)』 浦沢直樹/手塚治虫プロデュース(小学館)
  10. 第10回(2006年)『失踪日記』 吾妻ひでお(イースト・プレス)
  11. 第11回(2007年)『舞姫 テレプシコーラ』 山岸凉子(メディアファクトリー)
  12. 第12回(2008年)『もやしもん』 石川雅之(講談社)
  13. 第13回(2009年)『大奥』 よしながふみ(白泉社)
  14. 第14回(2010年)『へうげもの』 山田芳裕(講談社)
  15. 第15回(2011年)『JIN-仁-』 村上もとか(集英社)
  16. 第16回(2012年)『ヒストリエ』 岩明均(講談社)
  17. 第17回(2013年)『キングダム』 原泰久(集英社)
  18. 第18回(2014年)『3月のライオン』 羽海野チカ(白泉社)
  19. 第19回(2015年)『逢沢りく』 ほしよりこ(文藝春秋)
  20. 第20回(2016年)『鼻紙写楽』 一ノ関圭(小学館)
  21. 第21回(2017年)『花に染む』 くらもちふさこ(集英社)
  22. 第22回(2018年)『ゴールデンカムイ』 野田サトル(集英社)
  23. 第23回(2019年)『その女、ジルバ』 有間しのぶ(小学館)
  24. 第24回(2020年)『ニュクスの角灯』 高浜寛(リイド社)
  25. 第25回(2021年)『ランド』 山下和美(講談社)
  26. 第26回(2022年)『チ。-地球の運動について-』 魚豊(小学館)
  27. 第27回(2023年)『ゆりあ先生の赤い糸』 入江喜和(講談社)
  28. 第28回(2024年)『プリニウス』 ヤマザキマリ とり・みき(新潮社)

これらの受賞作品は、マンガ文化の多様性と創造性を示すものであり、今後の作品発表にも大いに期待が寄せられます。

まとめ

第29回手塚治虫文化賞の「マンガ大賞」の最終候補発表は、2025年2月20日に行われます。選考対象となるのは2024年に刊行されたマンガ作品で、一般からの推薦や選考委員の投票によって決定されます。受賞作品は4月下旬ごろに発表される予定です。

手塚治虫文化賞は、マンガ文化の発展に寄与することを目的としており、過去に多くの名作が受賞してきた歴史があります。今後の発表に注目が集まります。

発表日 内容
2025年2月20日 マンガ大賞最終候補作品発表
2025年4月下旬 受賞作品発表
選考対象 2024年に刊行・発表されたマンガ作品
選考委員 7名の専門家と社内2名

手塚治虫文化賞の詳細については、公式サイトを参照することができます。今後のマンガ文化の発展に寄与するこの賞の動向に、引き続き注目が必要です。

参考リンク: