近藤倫子氏の新刊『価値観の侵略から日本の子どもを守る』2月25日発売
ベストカレンダー編集部
2025年2月25日 09:51
書籍発売
開催日:2月25日

国防と家庭の関係性
日本は海洋国として、第二次大戦後に物理的な侵略を受けていないという幸運を享受しています。しかし、国防という概念は単に軍事的な側面だけではなく、家庭や親が担う「内なる国防」も重要であると考えられています。特に、近年のグローバリズムの影響により、日本の国柄や価値観が徐々に侵略されている現実に目を向ける必要があります。
このような背景の中で、著者の近藤倫子氏が執筆した『価値観の侵略から日本の子どもを守る』は、家庭が果たすべき役割を強調しています。著者は、国を守るためには外交や軍事と同様に、家庭内での教育や価値観の継承が欠かせないと訴えています。

現代の価値観とその影響
現代社会では、夫婦別姓、LGBT(性的少数者)、SDGsや多文化・多様性の強制など、さまざまな価値観が議論されています。これらの価値観は、一見すると「人権や平等」の名のもとに正当化されているように見えますが、実際には日本の伝統や文化に対する挑戦とも言えます。
日本は、夫婦同姓の戸籍制度を採用している数少ない国の一つであり、外圧によって夫婦別姓に変更するよう求められることは、国内外での大きな騒動を引き起こしています。国連を盾に、天皇を父系に限る皇室典範が男女差別であると批判される一方で、他国の文化や宗教に対しては口を出さないという偏向が見られます。

逆差別と教育の現状
性的マイノリティーの権利が優先されるあまり、逆差別が生じていることに気づかない人々が多く存在します。日本では、男性と女性の身体的な違いを理解しつつも、差別を行っていない文化が根付いています。著者は、このような文化や歴史を紹介しながら、日本を貶める偏向教育が常態化している現状を指摘しています。
学校教育においては、愛国心や日本の良さを教えることが少なくなり、子どもたちの自然な心が奪われていることは「価値観の侵略」と呼ばれるべき現象です。このような状況に対する無関心は、家庭や親の責任を問うものであり、ただ国に文句を言うだけでは解決には至りません。

著者のメッセージと子どもたちへの願い
『価値観の侵略から日本の子どもを守る』というタイトルには、著者の強い願いが込められています。子どもたちに日本の価値観を意識させ、国柄や日本人らしさを受け継いでいくことが重要であるとしています。大人や親には、その覚悟と責任が求められているというメッセージが伝わります。
近年の少子化問題や移民政策に対して、著者は根本的な解決策を模索しています。特に、最終章では対談者の橋本琴絵氏が提案した「子どもを産むことを名誉と考える風潮を作るべき」という意見に共感を示しています。
子育ての重要性と育休の疑問
著者は、児童家庭支援士としての経験を活かし、特に親子の関係性やスキンシップの重要性について語ります。発達心理学の観点から、3、4歳までの子どもにとって、親との関係がいかに大切かを繰り返し強調しています。しかし、同時に男性の育休についても疑問を呈し、社会全体での議論が必要であるとしています。
著者が強く印象に残った言葉は「子育ては神事である」というもので、これにより母親と皇室の姿を思い浮かべることができると述べています。この言葉は、子育てがいかに神聖な行為であるかを示唆しています。
書籍情報と著者情報
『価値観の侵略から日本の子どもを守る』は、以下の情報で刊行されます。
- 書名: 価値観の侵略から日本の子どもを守る
- 著者: 近藤倫子
- 仕様: 四六判並製・240ページ
- ISBN: 978-4-8024-0186-9
- 発売日: 2025年2月25日
- 本体価格: 1,500円(税別)
- 発行: ハート出版
- 書籍URL: こちら
著者の近藤倫子氏は、著述家であり、元児童家庭支援士です。東京都出身で、日本女子大学を卒業後、さまざまな団体で活動しています。特に「皇統を守る国民連合の会」や「LGBTと多様性を考える会」などに関与し、公益財団法人日本国防協会広報部でも活動しています。
まとめ
近藤倫子氏の著書『価値観の侵略から日本の子どもを守る』は、家庭が担う国防の重要性や現代の価値観の影響について深く掘り下げています。著者は、家庭内での教育や価値観の継承が国を守るために不可欠であると訴え、子育ての重要性を強調しています。
以下に、この記事で紹介した内容をまとめました。
項目 | 内容 |
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著者名 | 近藤倫子 |
書名 | 価値観の侵略から日本の子どもを守る |
発売日 | 2025年2月25日 |
価格 | 1,500円(税別) |
発行 | ハート出版 |
ISBN | 978-4-8024-0186-9 |
この書籍は、家庭教育や国防について考えるきっかけとなる一冊であり、今後の日本の未来を担う子どもたちに対する重要なメッセージが込められています。
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