Telexistenceが3月7日よりAIロボット協会に参画、ヒューマノイド開発を加速

AIRoA参画と人材募集

開催日:3月7日

AIRoA参画と人材募集
Telexistenceってどんな会社なの?
Telexistenceはロボット技術を活用して社会課題の解決を目指す企業で、特に双腕ロボットの開発に力を入れています。
AIRoAって何をする団体なの?
AIRoAはロボット産業の技術開発と社会実装を促進するため、データ収集と基盤モデルの開発に取り組む団体です。

Telexistence株式会社の新たな取り組み

2025年3月7日、Telexistence株式会社(以下、TX)は、一般社団法人AIロボット協会(以下、AIRoA)に参画し、ロボットデータエコシステムの構築を開始したことを発表しました。TXは、理事メンバーとしてこの団体に参加し、ロボット技術の革新と社会実装の促進を目指しています。

AIRoAは、産業の枠を超えたデータ収集と基盤モデルの開発を行う団体であり、ロボット産業全体の技術開発と社会課題の解決に貢献することを目指しています。TXはこのビジョンに賛同し、ロボットの稼働データを共有することで、AIRoAのデータエコシステムに貢献する意向を示しています。

トヨタ自動車株式会社などと共に一般社団法人AIロボット協会に参画し、VLAモデルの構築を推進、同時にヒューマノイドチームの創設と人材募集を開始 画像 2

ヒューマノイドチームとVLAモデルチームの設立

TXは、AIRoAへの参画と同時に、ヒューマノイドチームとVLAモデルチームを創設しました。これらのチームは、汎用性の高い双腕ロボットの開発を主目的としており、次世代のヒューマノイドロボットの実現を目指しています。

ヒューマノイドチームは、TXがこれまでに開発したModel-HやModel-Tの知見を活かし、再び双腕ロボットの開発に取り組むことになります。VLAモデルチームは、ロボティクスAIのためのデータ収集を行い、基盤モデルの開発を進める役割を担います。

人材募集の概要

TXは、ヒューマノイドチームとVLAモデルチームでの人材募集を開始しました。具体的には以下のポジションが募集中です。

  • Lead Mechanical Engineer, Humanoid Team (年収:約1000~2000万円)
    双腕ロボットの機械設計において中心的役割を担い、マニピュレーションを伴うロボットの機構設計の実務経験が求められます。
  • Lead Robotics Foundation Model Engineer (年収:約1000~2000万円)
    大規模マルチモーダルモデルの設計・学習・実装をリードし、実環境での複雑なタスクを自律的にこなせるモデル構築が求められます。
  • Lead Robotics Control Engineer, Foundation Model Team (年収:約800~1500万円)
    双腕ロボットの遠隔操作データの収集を支える制御ソフトウェアの設計・開発をリードし、リアルタイムかつ精密なロボット操作を実現します。
  • Lead Full-Stack Engineer, Foundation Model Team (年収:約800~1500万円)
    遠隔操作データの収集・管理を支えるWebアプリケーション開発をリードし、リアルタイム通信や大規模データを扱うシステムを設計・実装します。

求められるスキルと経験

それぞれのポジションにおいて、求められるスキルや経験は異なりますが、共通して以下のような要件が挙げられます。

  1. 機械学習やAIに関する専門知識
  2. ロボットメカトロニクスやソフトウェア開発技術の経験
  3. 実務経験を通じた問題解決能力
  4. チームでの協働やコミュニケーション能力

TXは、これらのポジションにおいて、入社後の評価に応じてストックオプションを付与することもあるため、将来的な成長の可能性も秘めています。

Telexistenceのビジョンと今後の展望

Telexistenceは、ロボット技術の進化を通じて、より便利で効率的な社会の実現を目指しています。特に、双腕ロボットの開発を進めることで、様々な産業における自動化や効率化を図り、社会課題の解決に寄与することを目指しています。

また、AIRoAとの連携を通じて、ロボットデータエコシステムの構築を進めることで、他の企業や団体との協力を強化し、より革新的な技術の開発を促進していく方針です。

採用情報の詳細

人材募集に関する詳細は、以下のリンクから確認できます。

Telexistence 採用情報

まとめ

Telexistence株式会社は、一般社団法人AIロボット協会に参画し、ロボットデータエコシステムの構築を進めるとともに、ヒューマノイドチームとVLAモデルチームを創設し、人材の募集を開始しました。これにより、次世代のヒューマノイドロボットの開発と、ロボティクスAIのためのデータ収集が進むことが期待されます。

ポジション 年収 概要
Lead Mechanical Engineer, Humanoid Team 約1000~2000万円 双腕ロボットの機械設計において中心的役割を担う
Lead Robotics Foundation Model Engineer 約1000~2000万円 大規模マルチモーダルモデルの設計・学習・実装をリード
Lead Robotics Control Engineer, Foundation Model Team 約800~1500万円 双腕ロボットの遠隔操作データの収集を支える制御ソフトウェアの設計・開発をリード
Lead Full-Stack Engineer, Foundation Model Team 約800~1500万円 遠隔操作データの収集・管理を支えるWebアプリケーション開発をリード

このように、Telexistenceは新たな挑戦を通じて、ロボット技術の発展と社会への貢献を目指しています。

参考リンク: