副業意向や企業内大学の影響を探る『lotsful』の2025年2月調査結果を発表

副業調査結果発表

開催期間:2月3日〜2月7日

副業調査結果発表
副業人材マッチングサービス『lotsful』の調査内容ってどんな感じ?
2025年2月に実施された調査では、副業経験者の意向やキャリア自律度、企業内大学の有無についてのデータが集められました。
企業内大学が副業に与える影響って何?
企業内大学があると回答した人の83.6%が副業経験があり、91.5%が今後の副業意向を持っていることが分かりました。

副業人材マッチングサービス『lotsful』による定点調査(2024冬)の結果

パーソルイノベーション株式会社が運営する副業人材マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』は、2025年2月に実施した副業に関する定点調査の結果を発表しました。この調査は四半期ごとに行われており、今回で12回目となります。調査の目的は、副業経験者の意向やキャリア自律度、企業内大学の有無など、多岐にわたる要素を把握することにあります。

調査結果は、企業や副業希望者にとって重要な指標となります。以下に、調査の概要と主要な結果をまとめます。

副業人材マッチングサービス『lotsful』、副業に関する定点調査(2024冬) 画像 2

調査サマリー

今回の調査では、以下のような結果が得られました:

  • 副業経験者、今後の副業意向は前回調査と比べ若干減少
  • 直近半年間の副業実施理由として、「副業をすることに興味を持った」の回答が回復傾向

これらの結果は、現在の労働市場における副業の位置づけや、企業が求める人材像を反映しています。

副業人材マッチングサービス『lotsful』、副業に関する定点調査(2024冬) 画像 3

調査結果の詳細

副業経験者の推移を見てみると、「実施した」との回答者率は前回調査(2024年11月)の39.1%から38.6%へと微減しました。また、今後の副業意向の推移では、「実施するつもりだ」との回答者率も前回の49.5%から48.3%と微減しています。

直近半年間の副業実施理由については、以下のような結果が得られました:

  1. 自由に使えるお金を増やしたい(41.7%)
  2. 副業をすることに興味を持った(25.5%)

特に「副業をすることに興味を持った」という回答が回復傾向にあることは、副業への関心が再び高まっていることを示唆しています。

副業人材マッチングサービス『lotsful』、副業に関する定点調査(2024冬) 画像 4

キャリア自律度と企業内大学の影響

調査では、キャリア自律度についても尋ねました。自身のキャリア自律度を10段階で評価した結果、最多は「5」の23.9%、次いで「6」の16.4%となり、中間層がボリュームゾーンとなりました。このキャリア自律度は、副業実施理由に影響を与えていることが明らかになりました。

企業内大学の有無についても調査が行われ、以下の結果が得られました:

企業内大学の有無 割合
企業内大学がある 25.8%
企業内大学がない 63.3%
分からない 10.9%

企業内大学があると回答した人の83.6%が副業の経験があることが分かり、91.5%が今後の副業実施意向を持っているという結果も得られました。これは、企業内大学が社員の自律的な学びを促進し、副業への意欲を高める要因となっていることを示しています。

副業人材マッチングサービス『lotsful』、副業に関する定点調査(2024冬) 画像 5

企業が求める学びのコンテンツ

調査の中で、企業に提供してほしい学びのコンテンツについても尋ねました。特に注目されたのは、以下の内容です:

  • 職種別の専門知識・スキル学習(13.0%)
  • データ分析・活用力の強化(11.7%)
  • 語学学習(11.6%)

これにより、企業が求めるスキルや知識の傾向が浮き彫りになり、今後の教育プログラムの開発に役立つ情報となります。

副業人材マッチングサービス『lotsful』、副業に関する定点調査(2024冬) 画像 6

調査概要と今後の展望

この調査は、インターネット調査(Fastask)を用いて、全国の企業に勤める20~40歳代の男女673人を対象に、2025年2月3日から2月7日までの期間に実施されました。

副業人材マッチングサービス『lotsful』は、企業側の副業受け入れに関する啓蒙を積極的に行い、多様な案件を取り揃えています。これまでの実績やスキルについて、専任のタレントプランナーが無料カウンセリングを実施し、副業未経験者も安心してチャレンジできる環境を整えています。

今後も、副業市場の動向や人材ニーズに応じたサービスの改善が期待されます。

調査項目 結果
副業経験者の割合 38.6%
今後の副業意向 48.3%
企業内大学の有無 25.8%
副業意向(企業内大学あり) 91.5%

以上のように、今回の調査結果は副業に関する多くの示唆を与えており、企業や個人が今後のキャリア形成に役立てることができるでしょう。

参考リンク: