2025年6月、新国立劇場で新たな『海賊』が上演!バレエと剣術が融合
ベストカレンダー編集部
2025年3月26日 16:43
新たな『海賊』公演
開催期間:6月7日〜6月8日

新たな『海賊』の誕生
2025年6月、一般財団法人NBAバレエ団が新国立劇場にて、バレエ×アクション×音楽が融合した壮大な舞台『海賊』を上演します。この公演は、2018年に初演し人気を博した久保綋一版『海賊』の進化版であり、観客に新たな感動を提供することを目指しています。
公演は2025年6月7日(土)と8日(日)の2日間にわたって行われ、様々な新しい要素が盛り込まれています。特に注目すべきは、作曲家新垣隆氏による新たな楽曲の作成や、ファイトディレクター新美智士氏によるリアルな剣術アクションの振付です。これにより、従来のバレエの枠を超えた新しい表現が実現しています。

新垣隆氏による劇伴音楽
久保綋一版『海賊』の特徴の一つは、新垣隆氏による新作楽曲です。新垣氏は日本を代表する作曲家であり、クラシック音楽から現代音楽まで幅広いジャンルで活躍しています。今回の『海賊』では、物語のドラマ性を高めるために新たな音楽が創造され、バレエの躍動感を引き立てるリズムや、登場人物の心情を表現するメロディラインが取り入れられています。
この音楽は、単なる背景音楽ではなく、ダンサーたちの動きをよりダイナミックにし、観客の感情を揺さぶる「物語のもうひとつの主役」となることを目指しています。バレエファンのみならず、音楽ファンにとっても必聴の内容となるでしょう。

新たな剣術アクションの導入
この公演では、従来のクラシックバレエでは見られない本格的な剣術アクションが導入されています。振付を担当するのは、ファイトディレクターの新美智士氏で、彼は映画や舞台で数々のリアルな剣術演出を手掛けてきた第一人者です。
新美氏の指導のもと、ダンサーたちは剣術の基礎から徹底的に鍛えられ、リアリティのある鋭くダイナミックな剣さばきを身につけています。この戦闘シーンは、自由を求める海賊たちとそれを阻む敵との戦いを描き、バレエならではの優雅で洗練された動きとアクションを融合させた新たな形で表現されます。

振付家・宝満直也の新たな解釈
本公演の振付を手掛けるのは、ダンサー・振付家として国内外で活躍する宝満直也氏です。彼はNBAバレエ団に2018年から2022年まで在籍し、その後独自の振付スタイルで知られるようになりました。宝満氏はクラシックバレエの伝統を尊重しつつ、現代的な感性を取り入れた演出を行っています。
今回の『海賊』では、物語の深層に迫るドラマティックな演出と、観客を魅了するダイナミックなダンスシーンを融合させ、新たな解釈を加えました。彼の振付は登場人物の感情や物語の背景を緻密に表現し、見る人に強く印象を残すことでしょう。

公演詳細
『海賊』の公演は以下の詳細で行われます。
公演日時 | 2025年6月7日(土)14:00 / 18:00、6月8日(日)16:00 |
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会場 | 新国立劇場中劇場(最寄り駅:京王新線「初台駅」中央口直結) |
料金 | S席9,900円、車いすS席5,000円、障がい者S席7,900円、学生席2,000円(25歳以下) |

チケット情報
チケットは以下の方法で購入可能です。
- NBAバレエ団:ticket@nbaballet.org、04-2937-4931(月~金9:00~17:00)
- チケットぴあ:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2507726(Pコード:532929)
- チケットペイ:https://x.gd/ticketpaynba
このように、2025年の新たな『海賊』は、音楽、振付、アクションが融合した新しい形のバレエ作品として、観客に感動を与えることを目指しています。今までの『海賊』とは一線を画す演出に期待が高まります。

まとめ
2025年6月に上演されるNBAバレエ団の新しい『海賊』は、以下のポイントが特徴です。
特徴 | 詳細 |
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新作楽曲 | 新垣隆氏による新たな劇伴音楽が導入され、物語のドラマ性が高まる。 |
剣術アクション | 新美智士氏の振付によるリアルな剣術アクションが加わり、迫力ある戦闘シーンが展開。 |
振付家の新解釈 | 宝満直也氏によるドラマティックな演出が、物語の深層を描く。 |
これらの要素が融合した新たな『海賊』は、観客を一冊の壮大な叙事詩の世界に引き込むことでしょう。バレエファンや音楽ファンにとっても見逃せない公演となることが期待されます。
参考リンク: