パナソニックの新タテ型洗濯機、6月上旬に発売予定！予洗い不要の新機能搭載

新たに登場するタテ型全自動洗濯機

パナソニック株式会社は、2025年6月上旬より新たにタテ型全自動洗濯機2機種（NA-FA12V5／NA-FA11K5）を発売することを発表しました。この製品は、2024年10月に発売されたドラム式洗濯乾燥機LXシリーズに搭載された「汚れはがしコース」を新たにタテ型にも採用しています。この新技術は、従来の洗濯方法に革命をもたらすと期待されています。

業界初の「汚れはがしコース」は、ドラム式洗濯機において好評を博しており、累計販売台数は約10万台に達しました。このコースは、蓄積した皮脂汚れを簡単に落とすことができるため、多くのユーザーから支持されています。また、専用の洗浄強化剤「極ラク汚れはがし」の販売も好調で、累計約1.5万個を超えています。

汚れはがしコースの機能と利点

タテ型全自動洗濯機に搭載された「汚れはがしコース」は、ドラム式用に開発された技術を基にしています。具体的には、洗剤による洗い行程が始まる前に、3タンク目にセットされた洗浄強化剤「極ラク汚れはがし」を自動投入し、汚れを変質させます。その後、1タンク目の液体洗剤を自動投入して、衣類の繊維から汚れを引きはがす仕組みです。

この技術により、タテ型洗濯機でも、エリそでに蓄積された皮脂汚れや気になる皮脂臭、加齢臭のつけおきや予洗いの手間を大幅に軽減します。特に、タテ型ユーザーの約8割が予洗いを行っていることから、この新機能は非常に有用です。

おまかせコースの改善

さらに、タテ型全自動洗濯機には「おまかせコース」の行程の見直しも行われており、洗浄性能を保ちながら運転時間を約5分短縮しています。これにより、ユーザーはよりスピーディに洗濯を行うことができ、ランニングコストの低減にも寄与しています。

おまかせコースの時短化は、特に忙しい現代のライフスタイルにおいて重要なポイントです。洗濯機の運転時間を短縮することで、日常の家事負担を軽減し、他の活動に時間を割くことが可能になります。

市場のニーズに応える新製品

国内の洗濯機市場は成熟期にありますが、今後も成長が見込まれています。特に、洗浄力を重視するユーザーが多いタテ型洗濯機の需要に応えるため、パナソニックは同時期に他のタテ型洗濯機4機種（NA-FA10K5／NA-FA9K5／NA-FA8K5／NA-FA10H5）も発売します。これらの機種は「汚れはがしコース」を搭載していませんが、静岡工場からタイムリーにお客様へお届けすることを目指しています。

パナソニックは、今後も消費者のニーズに応じた製品開発を行い、より快適な洗濯ライフを提案していく方針です。

製品情報と特長

以下に、タテ型全自動洗濯機（NA-FA12V5／NA-FA11K5）の製品情報と特長をまとめます。

このように、パナソニックの新しいタテ型全自動洗濯機は、革新的な技術を搭載し、ユーザーの手間を軽減することを目的としています。洗濯機市場における競争が激化する中、同社の取り組みは注目に値します。