広瀬すず主演『遠い山なみの光』が5月13日カンヌ映画祭にノミネート!
ベストカレンダー編集部
2025年4月11日 10:52
カンヌ映画祭ノミネート
開催期間:5月13日〜5月24日

映画『遠い山なみの光』がカンヌ国際映画祭「ある視点部門」にノミネート
株式会社U-NEXT(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 天心)が製作幹事を務める映画『遠い山なみの光』が、2025年5月13日(火)から24日(土)に開催される第78回カンヌ国際映画祭において、「ある視点部門」にノミネートされたことが発表されました。この映画は、ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロのデビュー作を原作としており、監督には『ある男』(2022年)で第46回日本アカデミー賞最優秀作品賞を含む8部門を受賞した石川慶が起用されています。
『遠い山なみの光』は、日本・イギリス・ポーランドの3カ国合作であり、主演には広瀬すず、共演には二階堂ふみが名を連ね、戦後間もない1950年代の長崎と1980年代のイギリスを舞台に、時代や場所を超えて交錯する“記憶”の秘密を描いています。映画は2025年夏に公開予定です。

映画の内容と制作背景
この映画は、主人公ニキが異父姉の死以来足が遠のいていた母の実家を訪れることから始まります。ニキは日本人の母とイギリス人の父を持ち、ロンドンで生活しています。彼女は作家を目指して大学を中退し、自著の執筆のために母の悦子の元を訪れます。悦子は長崎で原爆を経験し、その後イギリスに渡ってきましたが、ニキは母の過去について何も知らないまま育ちました。
悦子は、亡くなった夫と長女の思い出が詰まった家で一人暮らしをしており、ニキとの数日間を共にする中で、最近よく見る夢について語り始めます。その夢は、彼女が長崎で暮らしていた頃に知り合った女性とその幼い娘に関するもので、物語はこの夢を通じて彼女たちの過去を紐解いていくことになります。

制作陣と協力会社
『遠い山なみの光』の制作には、石川慶の他にも多くの才能が集結しています。制作プロダクションには、是枝裕和監督の制作者集団である分福が参加しており、さらにイギリスの制作会社Number 9 FilmsやポーランドのLava Filmsも共同制作に名を連ねています。これにより、国際的な視点からの作品作りが実現されています。
この映画は、原作のカズオ・イシグロの作品が持つ深いテーマを映像化し、観客に強いメッセージを伝えることが期待されています。監督・脚本・編集を手掛ける石川慶は、作品の質を高めるために多くの努力を重ねています。
U-NEXTの映画製作への取り組み
U-NEXTは、「映画を観るならU-NEXT」をコンセプトに、映画作品への出資を行ってきました。2017年からスタートしたこの取り組みは、直近ではアニメーション映画『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』や、5月1日(木)公開の『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』など、多くの作品に及びます。
また、U-NEXTは映画館での視聴体験にも力を入れており、U-NEXTポイントを利用して映画チケットを購入できるように、全国の2900以上のスクリーンと連携しています。これにより、動画配信サービスから映画館への送客を目指した取り組みが進められています。
U-NEXTのサービス内容
U-NEXTは、見放題作品数No.1の動画配信サービスとして、映画、ドラマ、アニメなど36万本以上の作品を提供しています。さらに、音楽ライブや舞台、スポーツイベントもリアルタイムで視聴可能です。加えて、118万冊以上のマンガや書籍も配信しており、1つのアプリで「ビデオ」「ブック」「スポーツ」「ライブ」をシームレスに楽しめる環境を整えています。
2023年7月にはParaviとサービス統合し、TBSやテレビ東京のドラマ、バラエティ番組も豊富にラインナップされています。このように、U-NEXTは多様なエンターテインメント体験を提供することで、より多くのユーザーに支持されています。
まとめ
映画『遠い山なみの光』は、カズオ・イシグロの原作を基にした感動的なストーリーを描く作品であり、監督には石川慶が起用されています。U-NEXTの製作幹事としての役割を果たし、国際映画祭での評価を受けることが期待される本作は、今夏の公開に向けて注目が集まります。以下に、この記事で紹介した内容を整理した表を示します。
項目 | 詳細 |
---|---|
映画タイトル | 遠い山なみの光 |
ノミネート部門 | カンヌ国際映画祭「ある視点部門」 |
監督 | 石川慶 |
主演 | 広瀬すず、二階堂ふみ |
制作国 | 日本、イギリス、ポーランド |
公開予定日 | 2025年夏 |
制作プロダクション | 分福、Number 9 Films、Lava Films |
U-NEXTは今後も「いい映画」を提供し続けることで、観客の期待に応えていくことが期待されます。
参考リンク: