白馬岩岳マウンテンリゾート、新ゴンドラリフトで来場者数大幅増加!12月20日運行開始
ベストカレンダー編集部
2025年4月14日 14:48
新ゴンドラリフト運行
開催期間:12月20日〜3月30日

白馬岩岳マウンテンリゾートの2024年度来場者数について
株式会社岩岳リゾートが運営する「白馬岩岳マウンテンリゾート」は、2024年度の来場者数が46.3万人を超え、2000年以降最高の記録を達成しました。この数字は、前年度比で125%の増加を示しています。特に、2024-2025ウィンターシーズン(2024年12月20日~2025年3月30日)においては、来場者数が20.8万人を超え、前年と比較して141%の増加を達成しました。
このような成果は、近年のスキー・スノーボード人口の減少や気候変動による降雪の不安定さといった背景を考慮し、岩岳リゾートが通年楽しめる「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」を目指して実施してきた様々な取り組みの結果と言えるでしょう。

冬季シーズンの来場者数増加の要因
2024-2025ウィンターシーズンには、降雪機の増設やゲレンデ整備の強化が行われ、スキーヤーやスノーボーダーに対して安全で楽しいゲレンデを提供しました。その結果、インバウンドのスキーヤー・スノーボーダーが前年比121%の約5.6万人、国内のスキーヤー・スノーボーダーは前年比129%の約11.8万人に達しました。
さらに、ウインタースポーツをしない観光客にも楽しんでもらうために、スノーアウトドアエリア「IWATAKE WHITE PARK」がリニューアルされ、ティピーテントを新設しました。これにより、焚き火を囲んでくつろげる空間が提供され、非日常感を演出しています。

観光客数の具体的なデータ
月 | 来場者数(前年同月比) |
---|---|
12月 | 4700人超(前年4300人) |
1月 | 10400人超(前年7200人) |
2月 | 9600人超(前年7000人) |
3月 | 9100人超(前年3400人) |
これらの取り組みにより、2024-2025ウィンターシーズンの観光客数は約3.4万人に達し、前年同期の約2.2万人から大きく増加しました。

新ゴンドラリフトの導入
2024-2025ウィンターシーズンからは、新しいゴンドラリフトが運行を開始しました。この新ゴンドラリフトは、輸送力、耐風性、静粛性が大幅に向上しており、最大2,460人/時の輸送能力を持っています。旧ゴンドラリフトに比べて1.8倍の能力を誇り、乗車待ちの時間も短縮され、来場者数の増加に対応しています。
また、マウンテンバイクの持ち込みも可能な広い車内空間が特徴で、360°の眺望を楽しむことができます。これにより、スキーやスノーボードだけでなく、マウンテンバイクを楽しむ方々にも対応できるようになりました。

グリーンシーズンでの取り組みと成果
岩岳リゾートでは、2017年から本格的にグリーンシーズンの強化に取り組んでおり、さまざまな施設やイベントを展開しています。2018年には絶景テラス&カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」を開業し、2019年には「岩岳グリーンパーク」を開設しました。2023年には「白馬ジャイアントスウィング」がオープンし、来場者に新たな体験を提供しています。
2024年のグリーンシーズンでは、絶景ヨガイベントの定期開催や、スープの専門店「Soup Stock Tokyo白馬店」の営業開始など、新たな魅力を加えました。その結果、2024年のグリーンシーズンの来場者数は約25.5万人に達し、過去最高を記録しました。

グリーンシーズンの来場者数の推移
- 2016年: 約2.5万人
- 2024年: 約25.5万人
このように、グリーンシーズンの来場者数は約10倍に増加し、岩岳リゾートの「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」への進化を実感させる結果となっています。

今後の展望とまとめ
岩岳リゾートは、スキーヤーやスノーボーダーだけでなく、観光目的の来場者やペット連れのお客様にも楽しんでいただけるよう、様々なコンテンツを拡充していく方針です。また、お客様の安全を守り、自然環境を大切にしながら、特別な体験と感動を提供することを目指しています。
以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | データ |
---|---|
2024年度来場者数 | 46.3万人超(前年比125%) |
2024-2025ウィンターシーズン来場者数 | 20.8万人超(前年比141%) |
新ゴンドラリフトの輸送能力 | 最大2,460人/時 |
2024年グリーンシーズン来場者数 | 約25.5万人(過去最高) |
これらの情報をもとに、岩岳リゾートのさらなる発展が期待されます。
参考リンク: