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2025年4月 新書発売日カレンダー

2025年4月に発売する新書の新作単行本180作品を発売日順に一覧にしました。

1日

人生で残酷なことはドラゴンズに教えられた

人生で残酷なことはドラゴンズに教えられた

ドラゴンズは「不条理」を学ぶ教科書だった 球団史上初の「3年連続最下位」で2025年シーズンを迎える中日ドラゴンズ。井上新監督による再出発をドラファンは注目する一方、“どうせドラゴンズは…”と達観(諦観)の目で見ているファンも少なくない。 それというのも、強かった時も弱かった時もファンは「残酷な思い」を味わい続けた歴史があるからだ。 そんな屈折した思いを、ファン歴半世紀の拓殖大学教授・富坂聰氏が綴る。日中問題の専門家による「中日(ファン)問題」とは──。 ●強くても嫌われ、弱くても蔑まれてしまう中日ファン ●長嶋茂雄と松井秀喜の花道を邪魔した「KYなチーム」 ●名選手でもオールスターに選出されない「田舎球団の悲哀」 ●「ナゴヤ・アズ・ナンバーワン」「名古屋ファースト」のファン心理 ──そんな“悲哀”を味わっても、“冷たい視線”を浴びても応援するファン。そうした「残酷さ」を含めてドラゴンズは魅力的だからである。 巻末には「ウーやん」こと宇野勝氏と著者による爆笑スペシャル対談「ドラゴンズと名古屋にどっぷり浸かった私たち」を収録! 【編集担当からのおすすめ情報】 本書は約1年前、著者の富坂聰氏や出版関係社、企業関係者の間で、“ひっそりと”催されるドラゴンズファンの会合で冗談半分に飛び出した企画でした。 ファン以外は誰も覚えていないでしょうが、その時期(2024年シーズンの開幕直後)は、低迷が長く続いたドラゴンズが何と「約8年ぶりの単独首位」に躍り出た頃で、参加メンバーも大いに盛り上がりました。 しかし(やっぱり?)、シーズンが終わってみれば首位と16.5ゲーム差……、そして球団史上初の3年連続最下位という結果でした。 それを受けて、ドラファンが味わった「(残念どころではない)残酷な思い」を作品にするべく、富坂氏の執筆が始まりました。 ドラファンが味わってきた「残酷さ」の理由は、「単に(近年の)チームが弱いから」だけではありません。落合博満監督が黄金時代を築いた2000年代後半は「強いけれど、好きになれない」と言われることが多く、かなり遡れば巨人のV10を阻止した時には「長嶋茂雄の引退の花道を邪魔した」とまでバッシングされました。 そんな冷たい視線を投げかけられ、(中京圏以外では)自らがドラファンと公言することに躊躇いを感じる人も少なくありません。 強いと嫌われ、弱いと蔑まれる──それでもドラゴンズを愛して声援を送り続ける。なぜかといえば、「ドラゴンスを応援することは、人生の不条理や理不尽さを身をもって知ることができるからだ」と著者は力説します。 著者の「本業」は「日中問題」を研究・講義する大学教授ですが、「中日(ファン)問題」との関わりは、「日中」よりもはるかに長く、半世紀以上に及びます。 中国の考証学の精神「実事求是(=実際の事例に

価格: 1,056円

著者: 富坂 聰

出版社: 小学館

シリーズ: 小学館新書

サイズ: 新書

70すぎたら「サメテガル」

70すぎたら「サメテガル」

「冷めてても手軽」な年配者の振る舞い方 2005年に250万部の年間ベストセラーに輝いた『頭がいい人、悪い人の話し方』の著者・樋口裕一氏が、リタイア世代を迎えた当時の読者たちに向け、「定年後の話し方、振る舞い方」をアドバイスする。 現役時代と定年後では何が違うのか? そのキーワードは、フランス語の「サメテガル」にある。フランス人の日常会話でよく使われる言葉で、日本語に訳すと「どっちでもいい」となる。 現役時代は「旗幟鮮明」を求められて生きてきたが、リタイア後は多くの場面でその姿勢は必要なくなる。それどころか、過去のやり方、考え方、振る舞い方に拘泥しすぎると、「老害」扱いされかねないこともある。 そうならないための魔法の言葉、それが「サメテガル」である。 「白黒はっきりつけなくていい」「こだわりをもたなくていい」「正義感を捨てる」──そんな話し方、振る舞い方を身につければ、第2の人生を豊かに、楽しく生きられる。駄洒落ではあるが、「冷めてても、手軽」な考え方こそ、年配者にとって大切なのではないだろうか。 さらに予備校講師時代に「小論文の神様」と呼ばれた著者が、「サメテガルな文章術・会話術」を具体的に指南する。 70すぎたら「サメテガル」 目次 まえがき 第1章 「冷めてても手軽」な生き方 第2章 サメテガルから縁遠い年配者 第3章 白黒はっきりつけたがる「因習」 第4章 こだわって頑張りたがる「因習」 第5章 サメテガルな「書き方、話し方」講座 第6章 サメテガルは多様性尊重につながる おわりに 「サメテガルな年配者を歓迎する社会」であってほしい

価格: 990円

著者: 樋口 裕一

出版社: 小学館

シリーズ: 小学館新書

サイズ: 新書

心の持ち方 完全版 プレミアムカバー( Cats & Flower )

心の持ち方 完全版 プレミアムカバー( Cats & Flower )

愛され続けて20年、著者累計240万部突破! 『うまくいっている人の考え方』が累計150万部を突破した著者ジェリー・ミンチントンの一貫したテーマは「自尊心」です。 彼がさらに自尊心について考察し、自尊心を基礎にした心の持ち方のヒントを紹介したのが『心の持ち方』と題する単行本で、 2004年に発行されて以来20年にわたって売れ続け、25万部を超えました。 そして同じ著者がさらにもう1冊、自尊心について追究した『じょうぶな心のつくり方』も、5万部を超えるベストセラーとなりました。 本書は同じテーマで書かれたこの2冊を合わせて1冊にまとめ、『心の持ち方 完全版』とするものです。 1 自分を大切にする 2 ネガティブな考えや人から離れる 3 楽観的になる 4 目標に向かって進む 5 自分らしく生きる 6 よい人間関係をつくる 多くの人は、自分の人生にポジティブな変化をもたらしてくれるものを絶えず探し求めている。 本書はその要望にこたえるための本だ。 ビジネスをはじめとして、何をするうえでも成功するのに役立つ、心の持ち方のヒントを伝授しよう。 本書は全部で92項目から成り立っている。 人生にゆとりをもたらすのに役立つ項目もあれば、日常生活で直面している障害を取り除くのに役立つ項目もある。 どの項目にも共通するのは、人生を豊かにすることを目的として書かれているということだ。 本書は、いろいろな味のキャンディが入った詰め合わせのようなものだ。 最初から順番に楽しむこともできれば、気分に合わせて好きな項目を選んで楽しむこともできる。 どの項目にも独特の味わいを持たせてある。 各項目の終わりにはポイントが明記されている。 そこに書かれた文は、その項目のねらいを端的に表している。 手帳に書き写すなどして、積極的に活用してみてほしい。 あなたにとっての答えが本書の中に見つかることを心から願っている。 (「はじめに」より) ※本書は2015年7月に小社より出版された「心の持ち方 完全版 ディスカヴァー携書」の限定カバー版です。 カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。 1 自分を大切にする 2 ネガティブな考えや人から離れる 3 楽観的になる 4 目標に向かって進む 5 自分らしく生きる 6 よい人間関係をつくる

価格: 1,430円

著者: ジェリー・ミンチントン

出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン

サイズ: 新書

2025年4月1日には、小学館 などから7冊の新書が発売されます。

2日

悪意の日本史

悪意の日本史

悪意で読み解く日本の裏面史 SNSによる誹謗中傷事件が、連日ニュースを賑わせている。 これらは「現代病」として取り上げられるが、日本の歴史を振り返れば、 決して今に始まったものではない。 勝者によって書かれる『日本書紀』などの歴史書では、 戦や権力闘争に敗れた相手は、醜く惨めに描かれることが定めのみならず、 道鏡事件における称徳天皇のように、女性への性的な誹謗中傷も古来行なわれてきた。 本書は、古典や歴史書に記された事実から人間の悪意を読み解き、 その裏にある共通点や現代に通ずる歪んだ正義感を読み解くもの。 自らもいわれなき炎上を体験した著者だからこそ書ける、日本人の本質。 [目次] はじめに 昔からあった匿名掲示板的誹謗中傷 1 悪意極まれば人間扱いしないー容貌描写と悪意 2 悪意をうたう古代歌謡 3 古代の大罪、呪詛 4 嘘の告発と悪意 5 公正であるはずの歴史書に秘められた悪意 6 言霊が信じられていた古代なればの罰としての改名 7 弱者へ向けられる悪意、強者へ向けられる悪意 8「悪霊」化の瞬間 9 女性蔑視と悪意 10 中世の大罪・悪口 11 近世の悪口祭と、古代の大祓 12「普通の人」がよそ者へ向ける悪意 13 悪意を利用した支配 14 家族の中の悪意ーー日本版シンデレラ『落窪物語』の場合 15 七代祟るーー一定の家筋への悪意 16 まじないとわらべ歌の悪意 17 悪意をぶつけられた歴史上の人物 おわりに 正義に見せかけた悪意の怖さと、悪意の自覚の大切さ はじめに 昔からあった匿名掲示板的誹謗中傷 1 悪意極まれば人間扱いしないー容貌描写と悪意 2 悪意をうたう古代歌謡 3 古代の大罪、呪詛 4 ?の告発と悪意 5 公正であるはずの歴史書に秘められた悪意  6 言霊が信じられていた古代なればの罰としての改名  7 弱者へ向けられる悪意、強者へ向けられる悪意 8「悪霊」化の瞬間 9 女性蔑視と悪意 10 中世の大罪・悪口 11 近世の悪口祭と、古代の大祓 12「普通の人」がよそ者へ向ける悪意 13 悪意を利用した支配 14 家族の中の悪意ーー日本版シンデレラ『落窪物語』の場合 15 七代祟るーー一定の家筋への悪意 16 まじないとわらべ歌の悪意 17 悪意をぶつけられた歴史上の人物 おわりに 正義に見せかけた悪意の怖さと、悪意の自覚の大切さ

価格: 1,045円

著者: 大塚ひかり

出版社: 祥伝社

シリーズ: 祥伝社新書

サイズ: 新書

2025年4月2日には、ごま書房新社 などから7冊の新書が発売されます。

3日

テーマパークのプロの感動をつくり出す仕事 なぜ、ゲストはリピートするのか?

テーマパークのプロの感動をつくり出す仕事 なぜ、ゲストはリピートするのか?

今、テーマパーク業界でコンサルタントとして活躍する著者の松本公一さんは、この時代に必要な「価値提供ビジネス」を提案します。 かつて松本さんはテーマパーク開発やアトラクションなどの企画制作の現場にいました。 日米のテーマパークはコロナ禍からV字回復し、2023年に過去最高益を記録。 世界中でも開発計画が進んでいます。 ●なぜ私たちはテーマパークに何度も行きたくなるのか? ●どうしたらゲストの気持ちになってアイデアを発想できるのか? ●ゲストの心をつかみ、選んでもらうにはどうすればいいか? この疑問はテーマパークに限りません。ビジネスに共通する課題です。 「これからの時代は、心を充足する価値あるものを具現化するビジネス=『価値提供ビジネス』が、より拡大していかなくてはなりません。たとえば、今後の日本は少子高齢化の中、観光や娯楽産業をはじめ、世界にも発信できる魅力的なモノやコトの開拓が求められています」(本書より) コスパやタイパとは対極の価値で、松本さんの本業で言えば、感動させてくれるテーマパークなら、人は喜んでお金を払い何度も来るということ。 松本さんの感動を生み出す「価値提供ビジネス」の現場の哲学の一端を紹介ーー。 ●最高益をたたき出すテーマパークに共通する「物語の力」を、ビジネスに活用。 ●テーマパークは、値下げしたらゲストが激減、値上げしたら殺到する。 ●ロングランアトラクション「からだのひみつ大冒険」は最初の口コミがきっかけだった。 ●アメリカのレジェンドの「見ているか見ていないかは天と地ほども違う」の一言が、仕事の成長の土台になった。 ●ゲスト目線になるためにはゲストの目の前でなく、隣に座ってみる。 ●小さな会社で最大の力をひきだす原動力になった「今からやろう会議」。 ●人気のテーマパークや超ロングセラー絵本に共通する「プラス1のサービス精神」。ほか。 本書は成功と成長が手に入る1冊です。

価格: 1,100円

著者: 松本 公一

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社+α新書

サイズ: 新書

企業インテリジェンス 組織を導く戦略的思考法

企業インテリジェンス 組織を導く戦略的思考法

的確な情報を要求し、新たな変化と危機を察知し、他社より素早く判断を下す。 社会を味方につけ、ルールメイキングで主導権を握り、競合を突き放す。 組織の弱みをあぶり出し、最強最高のチームをつくる。 そのために今、最も必要なのが「インテリジェンス・サイクル」の実装だ。 地政学リスクの高まり、米中対立の激化に加え、第二次トランプ政権によってグローバル経済が大転換する今、企業にはますます「インテリジェンス」が必要になっている。一方で、その認識が高まっても、「インテリジェンスって使えるの?」と言われる現実もある。インテリジェンスの現場とコンサルティングファームで経験を積んだ実務家が、企業を襲う危機の対応から新規事業創出まで可能にする「インテリジェンス・サイクル」の構築を指南する! 本書でお伝えしたいのは、「企業が戦略を実現するためのインテリジェンス・サイクル」です。インテリジェンス・サイクルとは、戦略の立案や課題解決のために、組織のトップ層が「情報要求」=つまり正しく課題を設定することでインテリジェンスの生成を命じ、その答えを導くものを見つけていくプロセスを指します。生成されたインテリジェンスを分析し、さらに次のインテリジェンスを生み出すべくフィードバックする。そのサイクルを繰り返すことによって、インテリジェンスは組織全体を束ね、的確な方向性を示すコンパスとして機能します。 インテリジェンス・サイクルが有効なのは、地政学リスクや技術流出、不祥事への対応だけではありません。企業が新たな技術やサービスを世の中に広めたいと願うとき、または戦略的な目標を実現するために積極的に情報を収集・分析しながら、多様なステークホルダーとのコミュニケーションを通じて合意形成を図る「攻め」の動きでも、インテリジェンスの思考法が大いに役立つのです。(「はじめに」より) 目次 第一章 日本企業のインテリジェンス・サイクルは機能しているか 第二章 新しいインテリジェンス・サイクルの形 第三章 インテリジェンス・サイクルの成功を握る鍵 第四章 インテリジェンス・サイクルに必要な人材と能力 第五章 「守り」のインテリジェンス・アプローチーーリスク・インテリジェンス・サイクル 第六章 「攻め」のインテリジェンス・アプローチーーインテリジェンス・アプローチ1 第七章 企業が主体となって社会を変えるーーインテリジェンス・アプローチ2 付録1 インテリジェンスにおける情報取扱適格性チェックリスト 付録2 意思決定者向けレーダーチャート インテリジェンス担当者向けレーダーチャート

価格: 1,100円

著者: 稲村 悠

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社+α新書

サイズ: 新書

対話のトリセツ ハイブリッド・コミュニケーションのすすめ

対話のトリセツ ハイブリッド・コミュニケーションのすすめ

上司と部下、先輩と後輩、取引先、夫婦、親子……、いつも会話がすれ違うのは、じつは対話の様式が大きく違っているから。累計100万部超の「トリセツ」シリーズ産みの親が、満を持して書き下ろしたコミュニケーションの秘訣。 たとえば会社で部下として上司に話しかけるとき、家庭で妻として夫に話しかけるとき、親として子どもに話しかけるとき、 人は無意識に置かれた立場によって2つの対話の様式を使い分けている。そしてそのとき、人はもう一方の対話様式のことに思いがいたらない。 なぜコミュニケーションはすれ違うのか、なぜ相手にイラっとするのか、なぜわかってもらえないと嘆くのか、すべてはこの対話様式の違いから始まっている。 長年の感性研究から見出された「タテ型」と「ヨコ型」という2つの神経回路。どちらも人類の生存に必須の2つの神経回路の違いが対話様式の違いにもつながっている。 その対話様式の違いを意識し、場面によってハイブリッドに使い分けをすることで、コミュニケーションが変わり人間関係も劇的に改善。 全国民必読の対話の教科書。   第1章 脳に潜む二大感性 第2章 タテ型思考vs.ヨコ型思考 第3章 対話の奥義 〜 ハイブリッド・コミュニケーション 第4章 今、対話力が問われる時代

価格: 990円

著者: 黒川 伊保子

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社+α新書

サイズ: 新書

ハードウエアセキュリティ IoT機器をサイバー攻撃から守る

ハードウエアセキュリティ IoT機器をサイバー攻撃から守る

IoT時代に求められるハードウエアセキュリティの新常識 ソフト対策だけでは守れない。 IoT時代に必須のハードウエアセキュリティを徹底解説! 近年、企業を狙ったサイバー攻撃が急増しており、不正アクセスやマルウエア感染による情報漏洩、システム停止といった被害が後を絶ちません。こうした攻撃に対し、多くの企業はファイアウォールの設置や侵入検知システムの導入など、ソフトウエアを中心としたセキュリティ対策を講じてきました。 しかし著者は、IoTの進展によりネットワーク機器やセンサーデバイス、工場の制御装置など企業活動を支えるあらゆるモノがインターネットとつながっている現代では、ソフトウエアだけではなくハードウエアの脆弱性を突いたサイバー攻撃のリスクも高まっていると指摘しています。 高機能暗号技術の開発などを通じて、長年にわたりハードウエアセキュリティの向上に取り組んできた著者は、企業の情報セキュリティに携わる中で、多くの企業がハードウエアの脆弱性リスクを十分に把握できておらず、対策が後手に回っていることに危機感を感じてきたといいます。そして、こうした状況を改善するためには、ハードウエアの設計段階からセキュリティを考慮し、リスクを未然に防ぐための仕組みや、攻撃を受けた際にも被害を最小限に抑えられる体制を整えるといった対策が不可欠であると訴えています。 本書では著者の知見をもとに、暗号技術を活用したデータ改竄防止、認証強化による不正アクセス対策、設計段階でのセキュリティ確保といった具体的なハードウエアセキュリティ対策に加え、ハードウエアを狙ったサイバー攻撃の実態についても豊富な事例を交えながら解説しています。 情報セキュリティ責任者や経営者をはじめ、IoTを活用した事業展開を考えている企業の担当者にとって実践的な指針となる一冊です。

価格: 990円

著者: 植村 泰佳

出版社: 幻冬舎

サイズ: 新書

食材と調理の世界地図

食材と調理の世界地図

生きることは食べること、人間は火を使い始める以前から、さまざまな自然の食材を手に入れ、調理していました、少しでも安全に、ラクに、おいしく食べるために。生のまま、加熱、調味料……。肉、野菜、穀物、飲みもの。 この本は、世界の食材と調理について、あまりに豊かなその「地図」を分類・整理し、まとめたガイドです。 【目次】 はじめに 「命をいただき、命をつなぐ」  この一品 - 自家製野菜 1 動物たち ⑴ 陸生 牛、豚、羊、馬、イノシシ  この一品 - 鍋包肉  ⑵ 水生 魚、イカ・タコ、エビ・カニ、貝  この一品 - 鱸のパイ包み焼き ⑶ 空生 ジビエ、鶏、卵、昆虫  この一品 - 鴨のトゥールダルジャン風 2 植物たち ⑴ 穀物 米、麦、トウモロコシ  この一品 - クスクス ⑵ 野菜 レタス、根菜、キノコ  この一品 - アーティチョークのユダヤ風 ⑶ 果物 柿、梨、キウィ、ジャム  この一品 - タルトタタン 3 飲みものたち ⑴ アルコール ビール、ウィスキー、カクテル  この一品 - シャルトルーズ ⑵ ノンアルコール 水、茶、珈琲、チョコレート  この一品ートリノ最古のカフェ「al bicerin」のビチェリン ⑶ ミルク/乳製品 牛乳、ヨーグルト、チーズ  この一品 - Ossau-Iraty バスク地方の羊乳のチーズ 4 調理法たち ⑴ 加熱 焼く(直火系)、煮る(水系)、揚げる(油系)  この一品 - 「夢幻時」または鮃と伊勢海老のブールブランソース添え ⑵ 調味 五つの基本味、調味料、塩、香辛料、ハーブ  この一品 - パスティス51 ハーブから作られるアニス酒 ⑶ 発酵 味噌、魚醤、漬物  この一品 - ザワークラウト おわりに ナマ(肉・魚・野菜)の料理/ブドウの品種と土地のワイン  この一品 - ニース風サラダ

価格: 2,200円

著者: 佐原秋生/大岩昌子

出版社: 名古屋外国語大学出版会

サイズ: 新書

2025年4月3日には、講談社 などから12冊の新書が発売されます。

2025年4月4日には、集英社 などから2冊の新書が発売されます。

2025年4月5日には、デザインエッグ株式会社 などから1冊の新書が発売されます。

6日

植物たちに心はあるのか

植物たちに心はあるのか

開花の準備に一年もかけるサクラ。 育てる人にやさしい声をかけられた園芸植物。 触られて葉を閉じるオジギソウ。 暗い中でも上へ上へと伸びるモヤシ。 金鉱脈を「探し当てた」ユーカリ。 あの植物たちの思いとは!? ベストセラー『植物はすごい』著者による、 植物の驚きの生き方を学ぶ最新刊。 〜「はじめに」より〜 私の専門は「植物生理学」というもので、「植物の生き方」を対象とする分野です。そして、私は、「植物たちは生き方の極意を知っており、たくましく命を守って生きているということを、多くの人に知ってほしい」と思っています。そのため、植物に心や心意気、気持ちを感じる事例を紹介する機会をいただくことは嬉しいことです。もし、それが読者のより良い人生や生き方につながるのなら、望外の喜びになります。 第一章 植物たちの生き方に心を感じる (一)植物たちは、「動きまわりたい」と思っているのか? (二)植物たちは、「光を欲しい」と思っているのか? (三)植物たちは、「水を欲しい」と思っているのか? (四)植物たちは、「二酸化炭素を欲しい」と思っているのか? 第二章 子孫の繁栄を願う親心 (一)植物たちが、花に込める思いとは? (二)「一人ででも、子どもを残したい」という思いを遂げる! 第三章 からだを守り、命をつなぐための心意気 (一)「暑さや寒さに打ち勝つ!」という心意気 (二)「紫外線に負けない!」という心意気 (三)食べられる宿命に備える心意気 第四章 まるで心があるかのような反応 (一)刺激に反応する心があるかのようなしくみ (二)人間の刺激に心で反応するようなしくみ 第五章 植物の心、日本の心 (一)サクラの心情を探る! (二)「日本人の心の花」は?

価格: 1,045円

著者: 田中 修

出版社: SBクリエイティブ

シリーズ: SB新書

サイズ: 新書

新・大阪学

新・大阪学

大阪の見方が変わる! 8つのキーワードで旅する 新感覚の民俗学的大阪ガイド 「食いだおれ」のイメージに収まらない多彩な伝統食材、商都大阪をつくった女性たちのまなざし。 京都・奈良に引けを取らない仏教美術、日本を代表する最先端の知的ネットワーク。 主流ではなく非主流、中心ではなく周縁。 大阪生まれの民俗学者が、「美食」「デザイン」「女性」「リベラルアーツ」「非主流」「ハイブリッド」「越境」「多国籍」という8つのキーワードから〈大阪とは何か〉を問いなおし、この街の忘れられた記憶を再発見する。 「大阪の中心を「船場」とする見方は、戦後、歴史学者の宮本又次によって学問的な裏づけがなされ、1990年代には、作家・文芸評論家の大谷晃一が一連の『大阪学』で、大阪を「キタ」と「ミナミ」で語る"定型的"な大阪観を定着させた。宮本と大谷に共通してみられるのは、大阪・大坂を、江戸・東京と対照させる姿勢だった。 しかし本書では、大阪を東京と比較したりはしないし、また西日本の代表だといった立場をとったりもしない。なぜなら、大阪は独自の土壌に、オルタナティブな文化をはぐくんできた からである。」(本文より)

価格: 1,045円

著者: 畑中章宏

出版社: SBクリエイティブ

シリーズ: SB新書

サイズ: 新書

2025年4月6日には、デザインエッグ株式会社 などから5冊の新書が発売されます。

7日

幸福の憲法学

幸福の憲法学

憲法は国民の幸福に対し、どのような姿勢をとっているのか。 気鋭の憲法学者が、同性婚やプライバシー権、選択的夫婦別姓などに絡む様々な問題を論じる。 《内容紹介》 日本国憲法は国民の「幸福を追求する権利」を保障する。しかし、幸福とは個人が自ら追求するものであり、外部から与えられるものではない。では、憲法は幸福に対して、どのような姿勢をとっているのか。自由や人権、家族制度、同性婚、プライバシー権、選択的夫婦別姓、健康、共同親権、マイノリティへの差別意識など様々な問題を、憲法に書かれた言葉と向き合い解きほぐしていく。 《目次より》 第1章 「プライバシー権」の難しさーー個人情報に関する権利を考える 第2章 「個人の尊重」と「公衆衛生」--アルコール依存症の視点から 第3章 他者の思想を勝手に表明してよいのか?--国葬の名義と思想の自由 第4章 同性婚を求める声に誠実に向き合っているのか?--日本家族法の意義と社会的承認としての婚姻 第5章 「同居親=わがまま」という差別に抗するためにーー非合意・強制型共同親権推進論の背景にあるもの 第6章 「氏の意義」を決めるものーー夫婦別姓問題 第7章 声を上げることの意味ーー今日の人権の位置 《著者略歴》 木村草太 (きむら・そうた) 憲法学者、東京都立大学大学院法学政治学研究科法学政治学専攻・法学部教授。1980年、神奈川県生まれ。テレビやラジオ番組など、マスメディアでの活動も多い。『憲法という希望』(講談社現代新書)、『「差別」のしくみ』(朝日新聞出版)、『憲法』(東京大学出版会)、『憲法の学校 親権、校則、いじめ、PTA--「子どものため」を考える』(KADOKAWA)など著書多数。

価格: 968円

著者: 木村 草太

出版社: 集英社インターナショナル

サイズ: 新書

ウンコノミクス

ウンコノミクス

ウンコを経済やエコロジーの視点で見つめ直す! 肥料、熱源、燃料、医療…。その活用分野は想像を超える。 ウンコ活用が日本の切り札になる! 日本人は平均で1日200グラムのウンコを排出する。 米国の150グラム、英国の100グラムと、欧米人と比べても多く、 日本は世界有数のウンコ排出大国だ。 近年、リンの主要産出国である中国が禁輸に動いたり、 ウクライナ危機でロシア、ベラルーシからの肥料の輸入が減ったことで、 ウンコの価値が世界的に注目されつつある。 肥料だけではない。 養殖海苔に窒素やリンを供給する栄養塩として、 下水熱を使ったビル空調や、冬場に凍結した雪を融かす熱源として、 また、自動車燃料、発電、宇宙ロケットの燃料として、 ウンコの活用分野は、我々の想像よりずっと幅広い。 ウンコとゴミでできた大阪版万博会場の夢洲の問題点や、 羽田空港と隣り合う日本最大の下水処理場のレポートを交え、 日本経済を立て直す「ウンコノミクス」の可能性を探る。 (目次より) 第一章 迫るXデーーーリン酸が足りなくなる日 九割を依存した中国が禁輸に動いた 世界は化学肥料の争奪戦へ 第二章 ウンコ版「夜明け前」--バカにならない温室効果 羽田の隣は国内最大の下水処理場 第三章 再び「金肥」になるーーウンコの山は宝の山 発酵や乾燥で優れた肥料に 第四章 夢洲(ゆめしま)はウンコ島ーー悲しき埋め立て処分 大阪万博アンダーグラウンド 第五章 水産から半導体までーー生活を支える資源への回帰 海苔の養殖と下水道 金鉱山より金が採れる 第六章 ウンコは熱いーーサステナブルな熱源 ハウスの加温に雪国の融雪 車を走らすバイオガス ロケット発射 第七章 先進国化が絶った循環ーーゴミになったウンコ 蟯虫検査が廃止された理由 第八章 食糧輸入大国はウンコ排出大国ーー合わない養分収支 海外から栄養分を大量持ち込み 人も家畜も出す一方 【著者略歴】 山口亮子 (やまぐち・りょうこ) ジャーナリスト。愛媛県出身。2010年、京都大学文学部卒業。2013年、中国・北京大学歴史学系大学院修了。時事通信社を経てフリーになり、農業や中国について執筆。著書に『日本一の農業県はどこかー農業の通信簿ー』(新潮社)、共著に『誰が農業を殺すのか』(新潮社)、『人口減少時代の農業と食』(筑摩書房)、『図解即戦力 農業のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)がある。

価格: 1,045円

著者: 山口 亮子

出版社: 集英社インターナショナル

サイズ: 新書

2025年4月7日には、中央公論新社 などから3冊の新書が発売されます。

9日

家系図つくってみませんか?

家系図つくってみませんか?

あなたも名家の末裔かもしれない!?  戸籍取得から菩提寺探訪、古文書のよみときまで、あなたもできる「ご先祖探し」決定版! ひいおじいちゃんが何をした人か知っていますか? 今、家系図作成への関心が高まり、自分のルーツをたどろうという人が増えている。本書は、年間約100 件の依頼を請け負う行政書士による、ご先祖探しの本。わずかな手がかりを元にルーツをたどる実例、個人で行う際のポイントも紹介。 ■著者 丸山学(まるやま・まなぶ) 行政書士。1967年埼玉県生まれ。2001年に行政書士事務所を開業。自らのルーツを900年分たどったことをきっかけに、家系図作成業務を本格化。江戸時代やそれ以前に及ぶ先祖調査・家系図作成業を積極的に行い、年間100件近い案件に取り組んでいる。テレビ、新聞などのメディアにも多く出演。『先祖を千年、遡る』(幻冬舎新書)、『ご先祖様、ただいま捜索中!』(中公新書ラクレ)など著書多数。ホームページ「1000年家系図」www.5senzo.net ■目次(抜粋) 第1章 ルーツは1000年さかのぼれるのか? 先祖探しはどこまでたどれる?/まず明治時代の戸籍取得を目指そう/「戸籍の広域交付制度」で取り寄せが便利に/国会図書館デジタルコレクションで先祖に対面できる人続出/知られざるご先祖様の一面に感動/費用は1万円弱、ルーツをたどって日本史の世界に 第2章 先祖調査の実例をお話しします 実例1 北海道に渡る前の母方・越智家のルーツと墓地が判明した佐藤美加さんの場合 実例2 戸籍が戦災で焼失していながらも江戸時代までさかのぼれた塚田季明さんの場合 実例3 ご先祖様が箱根権現の代官職であったと伝わる大場脩一さんの場合 第3章 一人でできる家系図の書き方・調べ方  先祖探しの基本は、まず戸籍の取得/戸籍は「本籍地+筆頭者(戸主)」で管理されている/精巧なリンクシステムで作られる日本の戸籍/古い戸籍の読み解きにも慣れよう/「現戸籍」「改製原戸籍」「除籍」とは何か?/役所に行く前に必ず電話しよう/戸籍取得にかかる費用/家系図の書き方/旧土地台帳の取得で暮らしをイメージする/地名辞典で本籍地のことを確認しよう/郷土誌にご先祖様のお名前があるかも/菩提寺に話を伺う/本家に連絡するのも有効(後略) 第4章 ご先祖調査にまつわるQ&A

価格: 1,012円

著者: 丸山 学

出版社: ポプラ社

シリーズ: ポプラ新書 273

サイズ: 新書

2025年4月9日には、KADOKAWA などから8冊の新書が発売されます。

10日

「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本

「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本

彼ら(逃亡実習生)は自らをボドイ(兵士)といったーーー。 国からは「高度」と見なされない、圧倒的多数(外国人労働者)の世界。 絶対的な弱者でも敵でもない彼らの「現実」に追ったディープルポ。 ポストコロナのボドイを追った新章も収録。 日本政府をはじめ、公的機関が使用している言葉、「高度外国人材」。 ならば、国の定義とは真逆の人材も存在する。そして、日本社会はそのような「『低度』外国人材」にこそ強く依存し、彼らを必要としているのが実態だ。 既に稼げない日本に見切りをつける中国人は多く、外国人労働者の主役はベトナム人に移行している。 生身の彼らは紋切り型の報道で語られるような絶対的な弱者や被害者でもなく、陰謀をたくらむ存在でもない。 中国、ベトナム、日本各地を回り、実態に迫る! われわれは記号としての弱者や敵を想定していたのに、いたのは人間だった。 ■害獣と外来種を狩るボドイたち ■「自動車窃盗は彼らの今年の流行です」 ■日韓台中のベトナム花嫁争奪戦 【目次】 はじめに 第一章 コロナ、タリバン、群馬県ーー隣人は平和な「イスラム原理主義者」 第二章 「兵士」たちの逃亡と犯罪ーー主役は中国人からベトナム人へ 第三章 頼りなき弱者ーーベトナム「送り出し」業者に突撃してみれば 第四章 「低度」人材の村ーーウソと搾取の「破綻した制度」 第五章 「現代の奴隷」になれない中国人ーー稼げない日本に見切りをつけるとき 第六章 高度人材、低度人材ーー「日本語だけは上手い」元技能実習生 第七章 「群馬の兄貴」の罪と罰ーー北関東家畜窃盗疑惑の黒い霧 おわりに 新  章 ポストコロナ時代のボドイたち 主要参考文献 ※本書は2021年3月に小社より刊行した単行本を加筆修正の上、新書化したものです。

価格: 1,144円

著者: 安田 峰俊

出版社: KADOKAWA

シリーズ: 角川新書

サイズ: 新書

ひとが生まれる 五人の日本人の肖像

ひとが生まれる 五人の日本人の肖像

【ひとは社会の中の一人として、もう一度「生まれる」】 哲学から映画、マンガなど大衆文化を渉猟し、戦後日本を思索し続けた思想家、鶴見俊輔。彼が現代人の「生き方」を問い直すために選んだのは、誰もが認める偉人ではなく、社会の周縁で、時代に揉まれながら実直に生き抜いた5人の日本人だった。明治以前に米へと越境し、日本を相対化した中浜万次郎、町村を見つめ続けた田中正造、敗北を直感しながら飛び立った林尹夫……彼らの数奇な人生をたどることで、近代日本の相貌が鮮やかに浮かび上がる。 赤川次郎氏の文庫版解説を再録。新書版解説・ブレイディみかこ 【目次】 はじめに 中浜万次郎ーー行動力にみちた海の男 田中正造ーー農民の初心をつらぬいた抵抗 横田英子ーー明治の代表的日本女性 金子ふみ子ーー無戸籍者として生きる 林尹夫ーー死を見つめる 本書関連年表 あとがき(1972年) 文庫版あとがき(1994年) 解説にかえて 赤川次郎 新書版解説 ブレイディみかこ 【目次】 はじめに 中浜万次郎ーー行動力にみちた海の男 田中正造ーー農民の初心をつらぬいた抵抗 横田英子ーー明治の代表的日本女性 金子ふみ子ーー無戸籍者として生きる 林尹夫ーー死を見つめる 本書関連年表 あとがき(1972年) 文庫版あとがき(1994年) 解説にかえて 赤川次郎 新書版解説 ブレイディみかこ

価格: 1,078円

著者: 鶴見 俊輔

出版社: KADOKAWA

シリーズ: 角川新書

サイズ: 新書

虫を描く女(ひと)

虫を描く女(ひと)

その画家はなぜ、強烈に「知」を求めたのか──? 近代の夜明け前、フンボルトやリンネ、ダーウィンよりはるか昔に、昆虫学という学問が存在しないなか独学で研究を行い、メタモルフォーゼ(変態)の概念を絵によって表現、さらに大西洋を渡って南米を調査旅行し、昆虫や植物の姿を生き生きと描写した破格の女性が17 世紀にいた。小さな虫の中に「神」を見たその女性、マリア・シビラ・メーリアンとは何者だったのか──。科学と芸術が混じり合った豊かな時代の輝かしい偉業を、中野京子が生き生きと蘇らせる。2002 年刊の幻の名著、『情熱の女流「昆虫画家」──メーリアン波乱万丈の生涯』が満を持して復刊! 第一章 フランクフルト時代(〜18歳)──小さき虫に神が宿る 第二章 ニュルンベルク時代(〜38歳)──科学と芸術の幸福な融合 第三章 オランダ時代(〜51歳)──繭の中で変化は起こる 第四章 スリナム時代(〜54歳)──悦びの出帆 第五章 アムステルダムでの晩年(〜69歳)──不屈の魂は何度も蘇る 第一章 フランクフルト時代(〜18歳)──小さき虫に神が宿る 第二章 ニュルンベルク時代(〜38歳)──科学と芸術の幸福な融合 第三章 オランダ時代(〜51歳)──繭の中で変化は起こる 第四章 スリナム時代(〜54歳)──悦びの出帆 第五章 アムステルダムでの晩年(〜69歳)──不屈の魂は何度も蘇る

価格: 1,320円

著者: 中野 京子

出版社: NHK出版

シリーズ: NHK出版新書 742 742

サイズ: 新書

国立大学教授のお仕事

国立大学教授のお仕事

採用、出世、お金、働き方、人間関係、進まないDX化…… ぜんぶ見せます! 時は1993年。若き政治学者・木村幹(27歳)は、愛媛大学法文学部に助手として採用された。「雇用の安定した国立大学に就職し、研究に集中したい」という夢が早々に叶い、これで韓国の政治文化研究に打ち込めると思いきや、国立大学の置かれた状況は刻一刻と悪化していく。 神戸大学に移るも、2004年の独立行政法人化により研究費も人員も削減され、予算獲得のための仕事が日々の研究を圧迫する。昇進しても、小さいパイの取り合いで疲弊するばかりだ。 還暦間近のとある部局長が見つめた、おかしくも哀しい国立大学の30年。 はじめにーー不思議な仕事 序章 国立大学三〇年 私的三〇年史/はじめての赴任/教養部解体と学部改組/異動の掟/国立大学間の異動/黎明期の独立研究科 第一章 大学教授はどう採用される 大学教授って誰のこと/公募と引き抜き/審査はこう行われる/引き抜きは減っている/任期付きポストと任期のないポスト/教授になるには/仕事はどんどん増えていく/教員人事はいつもギリギリ コラム 大学教員とお金 第二章 組織としての大学のガバナンス 本部と部局/教員組織のトップは評議会/教員組織と事務組織/教授会は各部局の意思決定機関/学域に所属、部局に配置/執行部会議と各種委員会/部局長(研究科長・学部長)はどう選ばれる コラム 大学教員と人間関係 第三章 大学教員の働き方 裁量労働制/学年暦と授業の厳格化/教育業務/学内行政事務/研究業務/対外活動/外部資金獲得/ワークライフバランス/絶えないハラスメント問題 コラム 大学教員とご飯 第四章 学会でのお仕事 学会とは何か/なぜ学会に入るのか/学会は営業とリクルートの場/学会の会員になる/会員を辞める/学会を運営する/学会長はこうして選ばれる/年次大会や研究会の開催/学会誌編集/査読のあんばい/査読とハラスメント コラム 大学教員と専門分野 第五章 大学教員を育てる 大学教員の退職年齢/学部と大学院はこう違う/学生を紹介するのも仕事/研究者の卵はここでつまずく/ポスドクを助ける コラム 大学教員と編集者 第六章 営業する大学教員 部局の運営経費は三〇年で三〇〇〇万円減/個人研究費は年間五〇万円から一〇万円に/科研費は大学のお金/外部資金への依存が招く問題/少子化だけではない/二種類の営業/大学を売り込む/国内での営業/研究者としての営業/研究費を得るための間接的な営業/本を出すための営業/研究プロジェクトに参加するために顔を売る コラム 大学教員と趣味 第七章 大学は海外に活路を見出す 留学のセットアップ/変わるアジアの大学との関係/奨学金を獲得する/英語コースの設置/留学生は多すぎるのか/リカレント教育という道 コラム 大学教員とDX むすびにかえて

価格: 990円

著者: 木村 幹

出版社: 筑摩書房

シリーズ: ちくま新書 1852

サイズ: 新書

ぼっちのアリは死ぬ

ぼっちのアリは死ぬ

すみっこはよくない。 孤立したアリは、なぜ早死にするのか? 分子生物学で、その謎を解く! 集団をつくり、他者との関わりをもって生きていこうとする性質である「社会性」……本書では、昆虫が苦手だった筆者がすっかり魅了され、10年以上にわたって見つめてきた、アリの不思議な世界をご紹介します。 はじめに 「にせもの」という感覚/社会性の研究へ/ショウジョウバエからアリへ/アリの分子生物学 第1章 なぜアリを研究するのか? 1 モデル生物 タバコと癌の関わりから/モデル生物の意義/遺伝子機能を操作する/ショウジョウバエとアルツハイマー病の研究/遺伝学的スクリーニング 2 アリとヒトを比べる アリへの注目/家族を守るアリ/治療するアリ/感染予防するアリ/アリはいいモデル 第2章 アリの生活史 1 クロオオアリのコロニー アリの労働分業/栄養交換で食べ物をシェア/メジャーとマイナー 2 アリの社会のはじまり 女王アリはどこからやってくるのか/結婚飛行/アリコロニーの繁栄/アリの子育て/アリの社会もいろいろ 3 ゲノム編集 アリで遺伝子を操作する/アリの「真社会性」は進化に有利? 第3章 孤立アリは早死にする 1 1944年の論文 自死する細胞/アリの行動を観察する/孤立アリはやっぱり短命 2 ウロウロする孤立アリ お年寄りほど孤立ストレスに弱い/仕事があると孤立を感じにくい?/グループアリの新しい社会/ウロウロする孤立アリ 3 トランスクリプトーム解析 お腹の調子がわるい孤立アリ/ストレスと消化の関係/遺伝子の情報をまとめてしらべる/アリ研究はどんどん進む 第4章 鍵はすみっこ行動 1 原因は酸化ストレス アリをすりつぶす/894もの遺伝子が候補に/活性酸素と酸化ストレス/ウロウロする個体ほど活性酸素が作られる 2 舞台は脂肪体 孤立アリの活性酸素はどこにたまるか/トロフォサイトとエノサイト/齢とともに変わる脂肪の量/脂肪の役割/行動の変化が先か、生理機能の変化が先か/女王アリやオスアリの脂肪量/エ ノサイトの変化が大きい/加齢や疾患の発症 3 昆虫進化のひみつ 昆虫の体表/乾燥への耐性/昆虫にもあるオキシトシン/孤立と体表炭化水素 4 鍵はすみっこ行動 たいへんな実験/すみっこにいるほど酸化ストレスが強い/すみっこ行動と孤立環境/活性酸素のダメージは大きい/薬を使った実験のむずかしさ/本当に抗酸化作用のおかげ? 5 寿命はなぜ縮むのか 遺伝子発現を操作する/技術のアップデート/すみっこ行動の治療 第5章 アリから学ぶ社会と健康 1 アリの生きる意味 仕組みの理解を遺伝子に、細胞に落とし込む 2 アリからのヒント アリの弱点 おわりに  注 図版出典  索引

価格: 924円

著者: 古藤 日子

出版社: 筑摩書房

シリーズ: ちくま新書 1851

サイズ: 新書

社会は「私」をどうかたちづくるのか

社会は「私」をどうかたちづくるのか

社会学の奥深さがわかる 「私」はもっと他でもありえるのかもしれない。 「私」はこんなにも社会とつながっているのかーー 自分と世界の見え方が変わる! なぜ「私」は、今のような「私」であるのだろうか? 他者との関係性からより広い社会的状況までに影響を受け、「私」という存在は複雑にかたちづくられている。 社会学のさまざまな観点からその成り立ちについて考え、「私」と社会をめぐる風通しをよくする手がかりを示す。 第1章 数字でみる「私」 1 時代のなかの「私」 2 社会的状況による「私」の違い 3 「私」のあり方と「社会」への向き合い方の関係 第2章 他者と「私」 1 「役割」と自己ーージョージ・ハーバート・ミード 2 「相互行為」と自己ーーアーヴィング・ゴフマン 3 発達課題としての「アイデンティティ」--エリク・H・エリクソン 第3章 現代社会における「私」 1 「心」への傾斜 2 自己の多元化 3 後期近代と自己の再帰性 第4章 つくられる「私」 1 「自己」を歴史的に捉える 2 ミシェル・フーコーーー言説・テクノロジー・主体化 3 現代における主体化のテクノロジー 第5章 語られる「私」 1 「物語」としての自己 2 自己はどこでどう語られるのかーー制度とアイデンティティ・ワーク 3 自己と社会をめぐる循環へ

価格: 1,034円

著者: 牧野 智和

出版社: 筑摩書房

シリーズ: ちくまプリマー新書 487

サイズ: 新書

子どものおしゃれにどう向き合う?

子どものおしゃれにどう向き合う?

子どもとおしゃれの関係を、心理学から考える一冊が登場! 「ちょっとぽっちゃりしてきた?」「最近は小学生でも脱毛するんだって」「ほら、クラスのあのかわいい子」…… 大人の何気ない声かけ・言葉が、子どもたちの身体への意識に影響を与えます。 子どもたちにとっておしゃれとは、社会と向き合い、そして自分を知るための大切なツールなのです。イメージで語る前に、まずはその実態を探ってみましょう。 はじめに おしゃれの低年齢化?/おしゃれそのものに「よい」「わるい」はない など 第1章 おしゃれと装いの心理学 心理学における「装い」/装いの時間的・文化的普遍性/身だしなみとおしゃれ など 第2章 見た目を意識する子どもたち 現在の子どもたちの見た目への意識/見た目の満足と自己受容/都会の子どもの方が見た目を意識している? など 第3章 メイクアップ・体毛処理 小学生におけるおしゃれへのこだわり/体毛処理の経験の実態/子どもの体毛処理と社会的規範 など 第4章 ?身体型とダイエット 体型を意識する子どもたち/ダイエットの経験の実態/「?せ=よい」の背景にあるもの など 第5章 おしゃれによる心身のトラブル 装い身体トラブルって?/子どものダメージは大きい/とはいえ人はなかなかやめられない など 第6章 メディアの影響 社会にあふれる見た目を意識させるコンテンツ/メディア視聴とメイクアップや体毛処理との関連 など 第7章 (母)親の影響 意図せずに親は影響をおよぼしている/親からのプレッシャーが子どもに不満を抱かせる/母娘の強固な結びつき など 第8章 親が本当に困っていること 大人は何を華美なおしゃれと思っているのか/子どもの年齢と困り事/困り事は親の認識の側に など 第9章 大人は子どものおしゃれにどう向き合っていくか 大事なのは普段からのよい関係性/おしゃれの安易な禁止の悪影響/規則とのせめぎ合いと社会性の発達 など 第10章 子どもにとってのおしゃれの意味や意義 おしゃれを通して社会や自分と向き合う/子どものおしゃれがダメとされる理由/おしゃれを楽しめる社会に など おわりに アップデートーデータをもとに現状を識る/最後に大事なこと など

価格: 1,034円

著者: 鈴木 公啓

出版社: 筑摩書房

シリーズ: ちくまプリマー新書 488

サイズ: 新書

2025年4月10日には、KADOKAWA などから13冊の新書が発売されます。

11日

歴史のダイヤグラム<3号車>

歴史のダイヤグラム<3号車>

昭和天皇、吉田茂、石橋湛山、谷崎潤一郎、三島由紀夫、美空ひばり……あの人と鉄道の意外な接点時刻表から近現代史を読み直す鉄道が運んでいるのは、人と荷物、そして過去から未来への「歴史の瞬間」昭和天皇の御召列車が抱えていた警備上の重大な弱点、酩酊して乗り過ごした吉田茂が熱海で迎えた悲惨な朝、石橋湛山の政治生命を短くした窮屈な寝台車、若き日の美空ひばりが愛した夜行列車ーー。朝日新聞土曜別刷り「be」の好評連載、待望の書籍化最新刊!●目次より第一章 時刻表から読み直す、あの事件血盟団事件と常磐線 幻に終わった宇垣一成内閣  韓国で知った昭和の終わり 一冊の週刊誌が変えた運命 岡田嘉子、ソ連に亡命す 第二章 皇族も政治家も、みんな鉄道を使っていた吉田茂、熱海まで乗り過ごす 昭和天皇、天城山に登る 佐藤栄作と峠の釜めし 3等寝台に乗った石橋主将  高松宮と近衛文麿の密談 第三章 作家が愛した路線神風正一の声、どこでも 能登の廃線、清張の世界 「邪宗門」に描かれた神部駅 幸田文、運転台に乗る 美空ひばりと夜行列車 三島由紀夫の「牡丹」 第四章 あの日の駅弁、思い出の車輛小淵沢、駅そばとの再会 傷痍軍人と授乳女性と 谷は「や」か「たに」か 線路は狭軌か国際標準軌か 修善寺駅の「あじ寿司」 第五章 旅情の記憶旧生駒トンネルの光と影 新幹線で長崎が失ったもの 夕刻の鶴見線、車内は社内 「ただいま」は「まもなく」? 幕張駅と大学との別れ ●著者の言葉 先日、東京駅から新幹線に乗る機会があった。ホームを見回してみると、列車の扉の前に並んでいる外国人の家族や夫婦などの姿がやたらと目についた。英語、中国語、韓国語など、さまざまな外国語があちこちから聞こえてくる。目を閉じてしまえば、一体どこの国にいるのかわからなくなるほどだった。二〇二〇年代に入って世界を巻き込んだコロナ禍が収まるにつれ、インバウンドの波が再び日本にも及んできた。二〇二四年の年間訪日外客数は約三千六八七万人で、コロナ禍前の二〇一九年を約五〇〇万人も上回り、年間過去最高を更新した。この傾向は、これからも当面続くものと見られている。外国人にとっての日本の魅力の一つは鉄道だろう。とりわけ日本で車を運転できない外国の観光客にとって、鉄道ほど頼りになる存在はあるまい。JR各線に乗れるジャパン・レール・パス。習慣化した定時運転。充実した鉄道網。弁当の豊富さ。空調が効いた清潔な車内。四季折々の車窓風景。日本人にとっては当たり前のものであっても、外国人にとっては他国にない魅力として映るものは少なくない。車内で彼らは向かい合わせに座り、大きな声で話したり、車窓から富士山が見えるといっせいにスマホやカメラのシャッターを切ったりする。日本人のように座るとほぼ同時にブラインドを下げて居眠りを始めたり、ひたすらスマホの画面をのぞき込んだりしている客はあまりいない。オーバーツーリズムの弊害が叫ばれているのを気にする様子もなく、旅を満喫している空気がこちらにも伝わってくる。こうした光景を見ていると、かつての日本人もそうだったのではないかという気がし

価格: 990円

著者: 原武史

出版社: 朝日新聞出版

シリーズ: 朝日新書997

サイズ: 新書

ニュートン超図解新書 最強にわかる 心の病

ニュートン超図解新書 最強にわかる 心の病

大好評の「ニュートン式超図解 最強に面白い!!」シリーズがコンパクトな新書サイズで登場! 第41弾は2021年3月に発売された『ニュートン式 超図解 最強にわかる!! 精神の病気』の新書版です。 ★はじめて学ぶ中高生にとって最強の入門書! ★やさしいイラストで,最強によくわかる! ★コラムにマンガにQ&A。トリビア的な知識も満載! 余分な知識もさらに増量! ★すべての漢字にふりがなを振っているため,専門用語も迷わず読める! 現代は,ストレスの多い時代です。そのため,うつ病や睡眠障害などの精神の病気が,社会に広まっているといわれています。日本人の15人に1人が,生涯のうちに1度はうつ病にかかるという報告もあります。 厚生労働省の2022年の国民生活基礎調査によると,「気分障害」や「不安障害」に値する精神的苦痛を感じている人の割合は,12歳以上で約9%にものぼります。また,日常生活での悩みやストレスがある人の割合は,12歳以上で約48%だといいます。そして2020年以降は,新型コロナウイルスによる社会情勢の変化を受けて,精神の病気の問題は,より深刻化しつつあります。 本書は,うつ病をはじめとするさまざまな精神の病気を,ゼロから学べる1冊です。原因や対処法など,“最強に”わかりやすく紹介しています。どうぞご覧ください。

価格: 990円

著者: 仮屋暢聡

出版社: ニュートンプレス

サイズ: 新書

代理母が授かった小さな命

代理母が授かった小さな命

彼はお腹の子の父。そして、私の夫。 どちらも真実で、どちらも偽り……。 子宝に恵まれない姉夫婦のために、代理母として妊娠中のケイト。 ところがある日、姉が奇跡的に自然妊娠したとわかる。 ちょっと待って! 私の中ですくすく育っているこの子はどうなるの? その子をケイトが引き取るなら、邪魔はしないと姉は言う。 お腹の子の生物学的な母親は私。そして、父親は姉夫婦の友人ジェイク。 すでに赤ちゃんとの絆を感じていたケイトは引き取りたいと思うが、 未婚のままで子育てをするのは仕事に差しさわりがある。 悩んだ彼女はジェイクに願い出た。「私と形だけの結婚をしてほしいの」 むせ返るほど官能的な彼にどう接していいかもわからないけれど……。 そんなケイトを面白がるように、ジェイクは結婚を承諾したうえ、 彼女をどぎまぎさせる条件をつけた。「ひとつ屋根の下で暮らすんだ」 半年だけの偽装結婚に踏み切るケイトですが、相手はこれでもかと男性的魅力を振り撒くジェイク。しかも彼は結婚を本物らしく見せるために結婚式も挙げようと提案します。偽りの妻でしかないのに、ケイトはそんな彼の魅力にしだいに抗えなくなってしまい……。

価格: 740円

著者: エミリー・マッケイ/中野 恵

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・イマージュ ハーレクイン・イマージュ I2847

サイズ: 新書

2025年4月11日には、朝日新聞出版 などから15冊の新書が発売されます。

2025年4月15日には、交通新聞社 などから1冊の新書が発売されます。

16日

2025年4月16日には、光文社 などから8冊の新書が発売されます。

17日

食の本 ある料理人の読書録

食の本 ある料理人の読書録

人生に必要なことはすべて「食べ物の本」が教えてくれたーー。 読めば読むほど未知なる世界を味わえる究極の25作品。 食べるだけが「食」じゃない! 未曽有のコロナ禍を経て、誰もが食卓の囲み方や外食産業のあり方など食生活について一度は考え、見つめ直した今日だからこそ、食とともに生きるための羅針盤が必要だ。 料理人であり実業家であり文筆家でもある、自称「活字中毒」の著者が、小説からエッセイ、漫画にいたるまで、食べ物にまつわる古今東西の25作品を厳選。 仕事観や死生観にも影響しうる「食の名著」の読みどころを考察し、作者の世界と自身の人生を交錯させながら、食を〈読んで〉味わう醍醐味を綴る。 【作品リスト】 水上 勉『土を喰う日々』 平野紗季子『生まれた時からアルデンテ』 土井善晴『一汁一菜でよいという提案』 東海林さだお『タコの丸かじり』 檀 一雄『檀流クッキング』 近代食文化研究会『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』 玉村豊男『料理の四面体』 野瀬泰申『食は「県民性」では語れない』 三浦哲哉『自炊者になるための26週』 加藤政洋ほか『京都食堂探究』 原田ひ香『喫茶おじさん』 千早 茜『わるい食べもの』 ダン・ジュラフスキー『ペルシア王は「天ぷら」がお好き?』 畑中三応子『ファッションフード、あります。』 上原善広『被差別の食卓』 吉田戦車『忍風! 肉とめし』 西村 淳『面白南極料理人』 岡根谷実里『世界の食卓から社会が見える』 池波正太郎『むかしの味』 鯖田豊之『肉食の思想』 久部緑郎・河合 単『ラーメン発見伝』ほか 辺見 庸『もの食う人びと』 新保信長『食堂生まれ、外食育ち』 柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』 森 茉莉『貧乏サヴァラン』 【著者プロフィール】 料理人、文筆家。 鹿児島県生まれ。 京都大学卒業後、飲料メーカー勤務を経て円相フードサービスの設立に参加。南インド料理専門店「エリックサウス」をはじめ、和食、ビストロなど、幅広いジャンルの飲食店の展開やメニュー開発を手がける。 レシピ本から随筆まで、あらゆる角度から食を探求する書き手としても活躍。 著書に『おいしいもので できている』『お客さん物語』『異国の味』『料理人という仕事』ほか多数。

価格: 1,067円

著者: 稲田 俊輔

出版社: 集英社

シリーズ: 集英社新書

サイズ: 新書

ヌーヴェル・ヴァーグ 世界の映画を変えた革命

ヌーヴェル・ヴァーグ 世界の映画を変えた革命

ヌーヴェル・ヴァーグ(N・V=新しい波)は、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーらを中心に1950年代末のフランスで生起した映画の革新運動だが、それにとどまらず、日本も含めた「世界同時多発現象」として、新しい映画表現や製作スタイルを生み出した。 本書は、国境や時代を超えたN・Vの広がりとその担い手について解説。 映画の創始者であるリュミエール兄弟から現代の映画作家に至るまで、「N・Vの精神」に満ちた作り手たちによる約800本の作品を紹介する。 ●本書の構成と、各章で紹介する主な作品 第1章 フランスのヌーヴェル・ヴァーグとは 第2章 1959年までの道のり 第3章 ヌーヴェル・ヴァーグの開花 『勝手にしやがれ』『大人は判ってくれない』『突然炎のごとく』『美しきセルジュ』『獅子座』『パリはわれらのもの』 第4章 「左岸派」たちの肖像 『二十四時間の情事』『5時から7時までのクレオ』『アデュー・フィリピーヌ』『シェルブールの雨傘』 第5章 ポスト・ヌーヴェル・ヴァーグの監督たち 『ママと娼婦』『ポネット』『記憶すべきマリー』『インディア・ソング』『愛の記念に』『汚れた血』 第6章 日本におけるヌーヴェル・ヴァーグ 『青春残酷物語』『ろくでなし』『狂った果実』『青空娘』『幕末太陽傳』『豚と軍艦』『東京流れ者』 第7章 西欧に広がるヌーヴェル・ヴァーグ 『革命前夜』『ブリキの太鼓』『都会のアリス』『ラ・パロマ』『ミツバチのささやき』『旅芸人の記録』 第8章 旧共産圏とアメリカ大陸 『灰とダイヤモンド』『僕の村は戦場だった』『水の中のナイフ』『黒い神と白い悪魔』『アメリカの影』 第9章 映画史から現代へ 『サンライズ』『アタラント号』『悲情城市』『クーリンチェ少年殺人事件』『ハッピーアワー』『ナミビアの砂漠』 ●著者略歴 日本大学藝術学部映画学科教授。専門は映画史。1961年生まれ。 国際交流基金に勤務後、朝日新聞社文化事業部企画委員、文化部記者を経て2009年より現職。 著書に『美術館の不都合な真実』『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』、訳書に『魔術師メリエス』など。 フランスより国家功労勲章シュヴァリエ授与。

価格: 1,177円

著者: 古賀 太

出版社: 集英社

シリーズ: 集英社新書

サイズ: 新書

ロシア 女たちの反体制運動

ロシア 女たちの反体制運動

ウクライナへの軍事侵攻開始後わずか25時間で結成された反戦運動の最大勢力「フェミニスト反戦レジスタンス」をはじめ、ロシアにおける女たちの反戦・反体制運動はさまざまな形で存在してきたが、日本ではあまり知られていない。 帝政時代からロシア革命、スターリン時代の大テロル、ペレストロイカを経て現在のプーチン政権に至るまで、著名な作家・詩人・活動家・ジャーナリストから無名の市民まで、女たちはずっと声をあげて闘ってきた。 本書は、公式の歴史の中では埋もれてきた「もう一つのロシア史」を浮かび上がらせる試みである。 ◆目次◆ プロローグ ロシアの反体制運動とは何か 第1章 闘う令嬢ーーナロードニキの女性たち 第2章 一九一七年の女性たち 第3章 スターリン時代を生き抜いて 第4章 もうひとつの歴史ーー反戦・反核・フェミニズム運動 第5章 プーチン政権と闘う女性たち ◆著者略歴◆ 高柳聡子(たかやなぎ さとこ) 福岡県出身。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。文学博士。現在は早稲田大学、東京外国語大学などで非常勤講師を務める。 専門は現代ロシア文学、フェミニズム史。ロシア・ソ連で歴史に埋もれた人たち、特に女性たちの声を拾い集め、記録することに努めている。 著書に、『ロシアの女性誌』『埃だらけのすももを売ればよい』、訳書にダリア・セレンコ『女の子たちと公的機関』などがある。

価格: 1,100円

著者: 高柳 聡子

出版社: 集英社

シリーズ: 集英社新書

サイズ: 新書

沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか

沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか

県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦から80年。 膨大な史料と最新の知見で編み上げた沖縄戦史の決定版! 1945年3月末から約3か月間にわたり、米軍と激しい地上戦が繰り広げられた沖縄戦。 軍民あわせ約20万人もの命が失われた。戦後、日本は平和憲法を制定したが、沖縄は米軍の軍事支配に委ねられ、日本に返還後、今なお多くの米軍基地が存在している。 また、近隣国を仮想敵とし、全国で自衛隊基地の強靭化や南西諸島へのミサイル配備といった、戦争準備が進行中である。 狭い国土の日本が戦場になるとどうなるのか? 80年前の悲劇から学び、その教訓を未来に生かすために、国土防衛戦の実相を第一人者が膨大な史料と最新の知見を駆使し編み上げた、沖縄戦史の決定版。 ◆目次◆ 序 なぜ今、沖縄戦か 第1章 沖縄戦への道 第2章 戦争・戦場に動員されていく人々 第3章 沖縄戦の展開と地域・島々の特徴 第4章 戦場のなかの人々 第5章 沖縄戦の帰結とその後も続く軍事支配 ◆著者略歴◆ 林博史(はやし ひろふみ) 1955年、神戸市生まれ。現代史研究者、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。関東学院大学名誉教授。 主な著書に『沖縄戦と民衆』『沖縄戦が問うもの』(大月書店)、『沖縄戦 強制された「集団自決」』『米軍基地の歴史 世界ネットワークの形成と展開』『帝国主義国の軍隊と性 売春規制と軍用性的施設』(吉川弘文館)、『朝鮮戦争 無差別爆撃の出撃基地・日本』(高文研)、『BC級戦犯裁判』(岩波書店)、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(花伝社)等多数。

価格: 1,243円

著者: 林 博史

出版社: 集英社

シリーズ: 集英社新書

サイズ: 新書

サステナビリティ基準がわかる

サステナビリティ基準がわかる

●会社を語るのに、財務情報だけでは不十分  財務の情報は、企業の現在の実態を表すには十分だが、今後の企業の持続性を示すには不十分とみられるようになった。脱炭素の動きが世界中で進むとともに、その企業が「責務を果たしているのか」などという視点も含めて、投資家は目を光らせている。日本でもコーポレートガバナンスコードの改訂などで、サステナビリティを巡る課題への対処報告を求めるようになった。  世界ではIFRS(国際会計基準)を策定する財団がISSB(国際サステナビリティ基準審議会)を設立、その後日本でも2022年にSSBJ(サステナビリティ基準委員会)ができ、日本独自の基準を作るようになった。本書は2025年3月に公表されたサステナビリティ開示基準をもとに、そのポイントを識者が解説するもの。 ●2026年度からの義務化を見据えて企業が前倒しで適用  早ければ2026年度からの基準適用が見込まれているが、各社が前倒しで適用するべく努めている。世界の投資家のニーズに応える必要があるからだ。システム会社や監査法人などもその対応に迫られる。 第1章 今なぜサステナビリティ情報の開示なのか 1 そもそも情報開示とは 2 サステナビリティとは何か 3 投資家行動の変化と情報ニーズの拡大 第2章 こうして基準が生まれた 1 サステナビリティ報告から統合報告へ - 制度開示前夜 2 日本基準の「こころ」はここにあり - IFRS「S基準」 3 諸外国の動向 4 日本の動向 -サステナビリティ基準委員会(SSBJ)とその役割 第3章 我々は何をすべきか  1 「投資家が投資意思決定に役立てるため」が前提 2 サステナビリティ関連の「リスク」と「機会」 3 4つのコア・コンテンツ - ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標 4 開示作成のポイント  第4章 変わる企業経営   1 バリュー・チェーン経営へ - 2 財務とサステナビリティの統合思考の本格化 3 企業価値への反映 第5章 サステナビリティ情報開示のその先へ  1 ダブルマテリアリティ - CSRDに込められたビジョン 2 自然に関わる開示 - TNFDの提言 3 経済的不平等への挑戦 - 動き出すTISFD 4 おわりに - 情報開示担当からサステナビリティ参謀へ

価格: 1,320円

著者: 阪 智香/水口 剛

出版社: 日経BP 日本経済新聞出版

シリーズ: 日経文庫

サイズ: 新書

時間・自己・幻想

時間・自己・幻想

「新実在論」の旗手、マルクス・ガブリエル氏は、本書の中でこう語っている。 私の存在論は、ある意味両者(編集部注:西洋哲学と東洋哲学)の統合を目指しています。 私の思想は14歳のときから東西双方の伝統に影響を受けてきました。両方が常に私の頭の中にあるのです。(中略)西洋思想と東洋思想の大きな違いは、西洋哲学が不変のものを探求している点だと思います。(中略)他方、日本人が問うのは、「変わらないものが存在するという幻想はなぜ生じるのか」です。東洋思想の立場からすると、西洋の形而上学は、初期からずっと幻想なのです。 本書は、まさにマルクス・ガブリエル氏による「西洋哲学と東洋哲学の統合」の試みの一端を示したものになったといえる。 我々(インタビュアーの大野和基氏と編集部)がガブリエル氏に、東洋哲学をテーマとしたインタビューを敢行した理由は二つある。 一つは、ガブリエル氏が東洋哲学に大きな関心を抱いていること。ガブリエル氏は、3世紀の中国の思想家王弼が著した『老子』の注釈『老子注』をかなり熱心に読み込み、老子が無常を説いていることに重要な気づきを得たという。さらに、コロナ以降たびたび来日しており、日本の思想についても高い関心を寄せている。 もう一つは、現代における東洋哲学の可能性である。現代は「入れ子構造の危機」の時代だ、とはガブリエル氏の言だが、一つの危機が別の危機に組み込まれ、拠って立つべき価値が見えづらくなっている時代において、「変わらないものが存在するという幻想はなぜ生じるのか」という問いを抱える東洋哲学の価値を、現代ドイツ哲学の第一人者が語ることには意義があるはずだ。 幸いガブリエル氏に快諾していただき、実現したインタビューは、予想以上にエキサイティングなものであった。 ガブリエル氏によると、ヒンドゥー教は「時間は幻である」と見なしている。また中国古典の『荘子』には、時空を越えた無限の宇宙に遊ぶ存在が登場する。仏教の「禅」には、座禅とは自我を消していくための訓練であるという捉え方があるが、ガブリエル氏はその志向に疑義を唱える。そして先ほど述べたように、東洋哲学は西洋の形而上学を「幻想」と見なしている。 本書の議論により、西洋哲学に関心のある方も東洋哲学に関心のある方も、上記のような哲学の主要テーマについて、従来の枠組みを超えた捉え方を得られるのではないかと期待する。巻末には武蔵野大学ウェルビーイング学部客員教授である松本紹圭氏との対談を収録。

価格: 1,320円

著者: マルクス・ガブリエル/大野 和基/月谷 真紀

出版社: PHP研究所

シリーズ: PHP新書

サイズ: 新書

町の本屋はいかにしてつぶれてきたか(1079)

町の本屋はいかにしてつぶれてきたか(1079)

《概要》 かつて本屋は「帰り道にふらっと寄る」場所だった。だが、いつのまにか町から本屋の姿はなくなり、「わざわざ行く」場所になってしまっている。いったいいつから、どのようにして、本屋は消えていったのか? 本書では、出版社・取次・書店をめぐる取引関係、定価販売といった出版流通の基本構造を整理した上で、戦後の書店が歩んだ闘争の歴史をテーマごとにたどる。 公正取引委員会との攻防、郊外型複合書店からモール内大型書店への移り変わり、鉄道会社系書店の登場、図書館での新刊書籍の貸出、ネット書店の台頭ーー。 膨大なデータの分析からは、書店が直面してきた苦境と、それに抗い続けた闘争の歴史が見えてくる。「書店がつぶれていく」という問題の根幹を明らかにする一冊。 《目次》 まえがき 第一章 日本の新刊書店のビジネスモデル コラム1 本屋の動向と読書の動向は必ずしも一致しない 第二章 日本の出版流通の特徴 コラム2 書店の注文・取引方法あれこれ 第三章 闘争する「町の本屋」--運賃負担・正味・新規参入者との戦い コラム3 見計らいの重視、予約と客注の軽視 第四章 本の定価販売をめぐる公正取引委員会との攻防 コラム4 返品条件付販売への切り替えはいつ起こり、いつ委託ではないと認識されたのか 第五章 外商(外売) コラム5 取次からの請求への書店の入金率の変化と返品入帳問題 第六章 兼業書店 コラム6 信認金制度 第七章 スタンドと鉄道会社系書店 コラム7 出版物のPOSの精度を高めるのはなぜむずかしいのか 第八章 コンビニエンス・ストア コラム8 書籍の客注と新刊予約注文の歴史 第九章 書店の多店舗化・大型化 コラム9 共同倉庫構想の挫折史 第十章 図書館、TRC(図書館流通センター) コラム10「送料無料」と景表法規制 第十一章 ネット書店 コラム11 2020年代の「指定配本」の増加 終章 あとがき まえがき 第一章 日本の新刊書店のビジネスモデル コラム1 本屋の動向と読書の動向は必ずしも一致しない 第二章 日本の出版流通の特徴 コラム2 書店の注文・取引方法あれこれ 第三章 闘争する「町の本屋」--運賃負担・正味・新規参入者との戦い コラム3 見計らいの重視、予約と客注の軽視 第四章 本の定価販売をめぐる公正取引委員会との攻防 コラム4 返品条件付販売への切り替えはいつ起こり、いつ委託ではないと認識されたのか 第五章 外商(外売) コラム5 取次からの請求への書店の入金率の変化と返品入帳問題 第六章 兼業書店 コラム6 信認金制度 第七章 スタンドと鉄道会社系書店 コラム7 出版物のPOSの精度を高めるのはなぜむずかしいのか 第八章 コンビニエンス・ストア コラム8 書籍の客注と新刊予約注文の歴史 第九章 書店の多店舗化・大型化 コラム9 共同倉庫構想の挫折史 第十章 図書館、TRC(図書館流通センター) コラム10「送料無料」と景表法規制 第十一章 ネット書店 コラム11 2020年代の「指定配本」の増加 終章 あとがき

価格: 1,320円

著者: 飯田 一史

出版社: 平凡社

シリーズ: 平凡社新書

サイズ: 新書

なぜ日本のメディアはジャニーズ問題を報じられなかったのか(1080)

なぜ日本のメディアはジャニーズ問題を報じられなかったのか(1080)

《概要》 ジャニー喜多川による性加害問題、宝塚歌劇団いじめ事件、松本人志問題……巨大メディアはなぜ真実を伝えられなかったのか。その裏には人権意識の不在、「記者クラブ制度」という日本独自の障壁が立ちはだかっていた。さらに近年、政権与党によるマスコミへの介入もあいまって、日本の報道の自由度ランキングは70位前後に低迷している。「外圧」でしか報じられず、権力の監視者としての存在意義すら捨てた大手メディアはもはや「底が抜けた」とすら言える。そして、記者クラブの会見では真相が伝えられないと考えた事件被害者たちは、日本外国特派員協会での記者会見へと向かいはじめた──。日本の報道がダメな理由と改善点がこの一冊でわかる! 《目次》 まえがき──歌を忘れたカナリアたち 第1章 ジャニーズ性加害問題と「メディアの沈黙」 第2章 関西の闇──松本人志問題、宝塚歌劇団いじめ事件 第3章 日本の報道の自由度ランキング70位の衝撃 第4章 「あっていいことは一つもない」記者クラブの障壁 第5章 「駆け込み寺」と化した日本外国特派員協会 第6章 幻の日本版FCC 補論 国や権力組織からの独立こそNHKの課題だ あとがき──フジテレビの闇 まえがき──歌を忘れたカナリアたち 第1章 ジャニーズ性加害問題と「メディアの沈黙」 第2章 関西の闇──松本人志問題、宝塚歌劇団いじめ事件 第3章 日本の報道の自由度ランキング70位の衝撃 第4章 「あっていいことは一つもない」記者クラブの障壁 第5章 「駆け込み寺」と化した日本外国特派員協会 第6章 幻の日本版FCC 補論 国や権力組織からの独立こそNHKの課題だ あとがき──フジテレビの闇

価格: 1,100円

著者: 柴山 哲也

出版社: 平凡社

シリーズ: 平凡社新書

サイズ: 新書

2025年4月17日には、集英社 などから15冊の新書が発売されます。

18日

数の進化論

数の進化論

「数学って何が楽しいんですか」 「なんか役に立ちますか」 挑戦的な問いから始まった、ド文系の編集者と数学者の対話。 ゼロ、無理数、負の数、素数……その始まりと歴史を紐解いていくと、数の新しい世界が見えてきた! 大人の学び直しに最良の“新感覚”数学談義。 ●目次 はじめに 加藤文元vs.ド文系の編集者  数学は“バトル・ロワイアル”の舞台  まずは「数」から始めてみよう  数学のド文系的楽しみ方 第1章 数学の始まりは「割り算」  「割り算」には目的意識が必要  古代エジプトの方法ーーすぐ2倍したがる  古代ギリシャの方法ーー長さの比を求めるアルゴリズム  古代バビロニアの方法ーー60進数を使っていた  農耕の発達→階級社会→目的意識をもった数学 第2章 ゼロは「・」だった  有限個のシンボルで、無限通りの数を表す  スペースから「・」へ  「縦型の計算」という大発明  ヨーロッパの人は引き算が苦手?  「アルゴリズム」は人名だった 第3章 無理数の発見  あの世と交信するピタゴラス集団  整数比では表せないもの  偶数+偶数=偶数  √2より√5の方が早かった?  ゼノンのパラドックスーー現実を無視して論理をゴリ押し 第4章 負の数を受け入れる  嫌われていた「負の数」  存在してはいけない方程式  テキトーにやれば上手くいく  マイナス×マイナスがプラスになる理由 第5章 気まぐれな素数  徹夜の素数大富豪大会  素数階段を上がってみよう  素数は無限に存在する  新しい素数の作り方  メルセンヌ素数と完全数の素晴らしき関係  自然界との不思議なつながり  金融取引の鍵に 第6章 無限って必要ですか?  平行線に無限が潜んでいた  「可能無限」と「実無限」  境界にこだわる人ーーたとえば三笘の1ミリ  あなたは可能無限タイプ? それとも実無限タイプ? 第7章 abc予想という頂  かけ算は足し算よりはるかに簡単  数学者は足し算がお嫌い  「足し算代表」と「かけ算代表」を比べる 第8章 新しい数学は生まれるか  複数の数学の舞台で作業する  現在は変革期ーー「決定的に正しい」から「事実的に正しい」へ  モラルハザードの始まり  宇宙人にとっての「無限」とは?  なぜ我々は数学をするのか?  数学をポップカルチャーに!

価格: 990円

著者: 加藤 文元

出版社: 文藝春秋

シリーズ: 文春新書

サイズ: 新書

子どもの体験 学びと格差 負の連鎖を断ち切るために

子どもの体験 学びと格差 負の連鎖を断ち切るために

「体験格差」という言葉の響きがもつ薄気味悪さを手がかりに、 大人たちを「体験の詰め込み教育」に駆り立てる「呪い」の正体に迫る! 大学入試の変化や非認知能力ブームで、子どもの体験までもが課金ゲーム化している。親たちは体験の詰め込み教育に駆り立てられ、子どもたちは格差意識を刷り込まれる。まるで「体験消費社会」だ。 体験をたくさんしたほうがいいと煽られた結果、お金のある家庭の子どもたちはたくさんの習い事をさせられ、かたやお金のない家庭の子どもたちは遊ぶ相手すらいない状態で地域に残される……。そんな、小学生たちの放課後の分断が、あるNPOの調査結果から浮かび上がってきた。 著者は、100年以上の伝統があるキャンプから、プレーパーク、無料塾、駄菓子屋さんまで、体験を通した子どもたちの学びの現場を訪ねる。現場からは、「体験格差」という概念そのものに対する疑念や困惑や批判の声が相次いだ。 本書は最後に、体験消費社会に対して3つの警告を発する。著者が発する3つの警告について、体験格差解消を掲げて活動する複数の団体からの回答もそのまま収録されている。

価格: 1,045円

著者: おおたとしまさ

出版社: 文藝春秋

シリーズ: 文春新書

サイズ: 新書

カウンターエリート

カウンターエリート

トランプ ヴァンス 石丸伸二 尹錫悦…… なぜ破壊者は台頭するのか。 「何かが間違っている」。そう主張し、政府やメディアなどを「既得権益化したエリート」として批判する“カウンターエリート”が支持を集め、世界中で地殻変動が始まっている。シリコンバレーで生まれた彼らの思想を手がかりに、その背景や論理、これから起こる変化を徹底解説。ニュース解説メディア『The HEADLINE』編集長、初の著書。 ■トランプ2.0以後の世界を読み解く必読書■ 大統領に再選したドナルド・トランプ大統領、影響力が増すイーロン・マスク、ゼレンスキー会談で注目を集めた副大統領のJ.D.ヴァンス⋯彼らに共通するのは、既存の「リベラルな秩序」に挑戦するカウンターエリートという潮流だった。 彼らは単なる「反エリート」ではなく、自らの「何かが間違っている」という主張を掲げ、支持を広げている。背景にあるのは、世界的投資家ピーター・ティールや暗黒啓蒙の思想家カーティス・ヤーヴィンらが支持する「奇妙な右翼サブカルチャー」だーー。 なぜリベラルなシリコンバレーは、保守派に転向しつつあるのか?なぜ世界で同時多発的に、新たな政治家が台頭し、既存秩序を揺るがしているのか?石丸現象や兵庫県知事選、韓国の戒厳令などに共通する背景とは? リバタリアンからポッドキャストに台頭するマノスフィア文化、反Wokeまで広範な思想を読み解く。 ●目次 はじめに 第1章 選挙イヤーに誕生したカウンターエリート 第2章 ピーター・ティールの思想 第3章 シリコンバレーの欺瞞 第4章 カウンターエリートの導師 第5章 利己的なリバタリアンか、反Wokeの差別主義者か 第6章 そして世界に広がった 第7章 カウンターエリートが台頭する三つの理由 第8章 カウンターエリートがもたらすもの おわりに

価格: 1,188円

著者: 石田 健

出版社: 文藝春秋

シリーズ: 文春新書

サイズ: 新書

増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険

増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険

★★★推薦の声、続々!!★★★ SNSによって失われたものを、 哲学者とともに取り戻す旅に出る。 そんな素敵な本ほかにないです! ーー新書大賞2025受賞『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著者 三宅香帆氏 即時(アジャイル)で常時(ユビキタス)なスマホ時代に、 超遅効で来る、孤独の消化不良(グルメ) それでも、尚、「哲学」は美味い!! 高解像度モニターの中に満腹感を探すより 本書の導きとともに、知恵の樹の実の素晴らしき胃もたれにありつけ! ーー『チ。-地球の運動についてー』作者 魚豊氏 メディアで話題の1冊が、18000字超の増補と改訂を加え、ついに新書化! ■付録 「『スマホ時代の哲学』を実践する人のためのQ&A」 ■ドミニク・チェン氏(発酵メディア研究者)による解説「『スマホ時代の哲学』の発酵」 "つながっているのに寂しい、常時接続の世界"を生き抜くための書。 スマホは私たちの生活をどう変えてしまったのか? いつでもどこでもつながれる「常時接続の世界」で、 私たちはどう生きるべきか ? ニーチェ、オルテガ、ハンナ・アーレント、パスカル、村上春樹、エヴァetc…… 哲学からメディア論、カルチャーまで。 メディア出演続々・新進気鋭の哲学者が、様々な切り口で縦横無尽に問いかける! 「常時接続の世界」において、私たちはスマホから得られるわかりやすい刺激によって、自らを取り巻く不安や退屈、寂しさを埋めようとしている。 そうして情報の濁流に身を置きながら、私たちが夢中になっているのは果たして、世界か、他者か、それとも自分自身か。 そこで見えてくるのは、寂しさに振り回されて他者への関心を失い、自分の中に閉じこもる私たちの姿だ。 常時接続の世界で失われた〈孤独〉と向き合うために。 哲学という「未知の大地」をめぐる冒険を、ここから始めよう。 はじめに 第1章 迷うためのフィールドガイド、あるいはゾンビ映画で死なない生き方 第2章 自分の頭で考えないための哲学ーー天才たちの問題解決を踏まえて考える力 第3章 常時接続で失われた〈孤独〉--スマホ時代の哲学 第4章 孤独と趣味のつくりかたーーネガティヴ・ケイパビリティがもたらす対話 第5章 ハイテンションと多忙で退屈を忘れようとする社会 第6章 快楽的なダルさの裂け目から見える退屈は、自分を変えるシグナル おわりに あとがき

価格: 1,540円

著者: 谷川嘉浩

出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン

サイズ: 新書

2025年4月18日には、集英社 などから14冊の新書が発売されます。

20日

2025年4月20日には、スターツ出版 などから3冊の新書が発売されます。

21日

睡眠革命

睡眠革命

トップアスリートやエリートたちが実践する最新の睡眠メソット 1滴の水がもたらす睡眠革命 15分でゴースト血管が再生 1時間で7時間分の熟睡に匹敵 良質な睡眠の鍵は、実は私たちの体の60-70%を占める「水」にあったのです。 本書が注目する「水滴極小化」技術は、医師をはじめとする専門家たちは「睡眠の革命的ブレイクスルー」と評価。この技術を活用することで、わずか15分でゴースト血管が再生し、1時間で7時間分の熟睡効果が得られるという衝撃的な結果が示されています。 保存料なしでカビないイチゴ、7ヶ月経っても新鮮なままのリンゴなど、すでに食品分野で画期的な成果を上げているこの「水滴極小化」技術。その応用が、私たちの睡眠を根本から変える可能性を秘めています。 世界の睡眠市場は2030年には110兆円規模に達すると予測される中、本書は最先端のスリープテックによる革新的なアプローチを提案。 マッサージや寝具といった対処療法ではなく、体内の水をコントロールすることで、睡眠の質を根本から改善する方法を解説します。 細胞の真のリカバリーができるのは睡眠だけ。その睡眠の質を決めるのが体内の水なのです。トップアスリートやグローバルエリートたちが実践する最新の睡眠戦略。その核を心に留める一冊です。 ヒトはなぜ眠るのか? 序章 自分の睡眠に満足していますか? 第1章 睡眠の本質を知る 今、睡眠が危ない 閃きのレム睡眠、修復のノンレム睡眠 眠っている間、体の中で起きること 睡眠禁止ゾーン 睡眠と記憶の深い関係 睡眠不足がもたらす記憶への影響 第2章 日本人は睡眠不足 眠らない日本、なぜ? 寿命と健康寿命の差がもっとも大きい日本 女性と高齢者は睡眠不足に陥りやすい 良質な睡眠で健康寿命を伸ばそう 成功者ほどよく眠る 睡眠関連事業の成長性 健康意識の劇的な変化 第3章 良い眠りは血流が運んでくれる 毛細血管が元気な人ほどよく眠れる ゴースト血管がもたらす健康リスク 体温を上げると良いことだらけ ゴースト血管は蘇る 血液の巡りが最良の睡眠を運んでくれる 第4章 水が眠りを変える アクアポリンと細胞の若返り 水滴極小化と連珠結合が起こす奇跡 開発者インタビュー「水を制するものは、すべてを制する」田中久雄氏

価格: 1,980円

著者: 佐々木 広行

出版社: 七星出版

サイズ: 新書

2025年4月21日には、宝島社 などから5冊の新書が発売されます。

22日

緑地と文化

緑地と文化

明治神宮外苑において百年の星霜を重ねた樹木の伐採が強行された。これは決して一地域の問題にとどまらない、持続可能な社会の根幹に関わる事態だ。なぜこのような事態が起きてしまったのか。人間と自然の未来はどうなっていくのか。都市と緑地の持続可能性を歴史的パースペクティブと国際比較の視点から問い直す。  はじめに 序 章 問題の根源はどこにあるのか  1 神宮外苑で強行された都市の杜の伐採  2 何のための再開発か  3 水資源の枯渇による内苑の杜の危機  4 市民との対話の拒否 第一章 社会的共通資本としての緑地とは何か  1 社会的共通資本としての緑地(グリーンインフラ)  2 時空を超えた社会的イノヴェーション 第二章 林泉都市・東京の歴史的パースペクティヴ  1 東京の基層としての「林泉都市」  2 太政官布達による「公園」の誕生  3 林泉都市の消長  4 東京市区改正設計における公園  5 幻の日本大博覧会  6 世紀のプロジェクトの始動 第三章 歴史の重層する杜──明治神宮内苑  1 井伊家下屋敷・共楽の林泉  2 難問を解く  3 百年の杜の実験と現在 第四章 別天地をつくる  1 別天地  2 代々木野の美の発見  3 水の枯渇による小川の消滅  4 杜を創り出した人びと 第五章 民衆がつくった杜──明治神宮外苑  1 林泉をつくる  2 都市美運動・イチョウ並木・パークシステム  3 ナンジャモンジャ物語  4 近代スポーツ揺籃の地  5 外苑を襲う荒波 第六章 不都合な真実──怒涛の規制緩和  1 外苑再開発事業の構図  2 「公園まちづくり制度」  3 外苑に適用された規制緩和の段階的検証  4 環境影響評価の検証  5 都市計画関連「手続き」の検証  6 再開発に伴うイチョウ並木のサステイナビリティの危機  7 失われていく文化資産ーー外苑を彩る歴史的樹木 第七章 文化を支える緑地  1 手渡された文化資産  2 杜の都・仙台の四百年  3 水と緑の回廊を創る  4 復興まちづくりと文化の再生  5 北の大地・帯広の森  6 鎮魂の杜・広島 展 望 未来へと手渡していく社会の冨  1 市民的自由の場  2 挫折することのなかった東京の杜  3 伊勢神宮・千三百年の杜  4 「千年の杜・東京」へ  5 杜の思想  6 「社会的共通資本」のサステイナビリティ  あとがき  参考文献・出典

価格: 1,034円

著者: 石川 幹子

出版社: 岩波書店

シリーズ: 岩波新書 新赤版 2060

サイズ: 新書

2025年4月22日には、岩波書店 などから12冊の新書が発売されます。

23日

中東紛争 イスラム過激派の系譜からガザ危機・シリア革命の深層まで

中東紛争 イスラム過激派の系譜からガザ危機・シリア革命の深層まで

混迷の中東情勢を読み解くポイントを総説する 中東はこの1世紀、抗争に次ぐ抗争によって混迷の中にある。そんな中東紛争の深層を、国際情勢を裏で動かす諜報機関と過激派組織から分析するのが本書である。モスレム同胞団を起源とするイスラム・テロ・ネットワークがアルカイダやイスラム国の誕生につながり、イスラエルのパレスチナ弾圧に抵抗するためファタハやハマスなどの武装組織が結成され、イラン革命政権は「革命の輸出」を掲げて中東全域のイスラム過激派を支援した。そして、これらの出来事は相互に絡み合い、複雑に影響し合っている。表面的なニュースや国際政治の建前だけでは分からない中東情勢を理解するための、インテリジェンス分析による中東論。 *以下、本書目次より抜粋 はじめに 序 章 トランプ大統領が搔きまわす中東 第1期トランプ政権の中東政策 親イスラエルと反イスラム、陰謀論のエコーチェンバー 第1部 激動の中東 2024〜2025 第1章 シリア独裁を倒した元ジハード戦士・シャーム解放機構の奇跡 第2章 レバノン・ポケベル爆弾の衝撃とイスラエル情報機関・モサドの暗躍 第3章 イラン破壊工作機関・コッズ部隊&ヒズボラVSイスラエルの攻防 第2部 現代につながる20世紀中東戦国史 第4章 イスラム・テロ・ネットワークの現代史 第5章 イスラエル建国と中東紛争の本丸・パレスチナ問題 第6章 パレスチナ・ゲリラたちの戦い 第7章 イラン革命とホメイニの暗殺部隊 第3部 蠢く地下テロ水脈 第8章 アルカイダとつながる反米イスラム人脈 第9章 ハマス軍事部門の真相 第10章 イスラム国成立とスンニ派過激主義の盛衰 終 章 ガザ戦争 ハマス、イラン、イスラエルの“死闘”の深層 コッズ部隊司令官・ソレイマニの暗躍 コッズ部隊の工作は「革命の輸出」のため 2023年ハマス奇襲の衝撃 なぜ奇襲が成功したのか イスラエルとイランの対立は続く

価格: 1,375円

著者: 黒井 文太郎

出版社: 星海社

シリーズ: 星海社新書

サイズ: 新書

日本再生の道

日本再生の道

破壊せよ! 未来のために      腐敗した政治と劣化したメディアを破壊し、日本を再生するための戦略と実行プラン。 政治屋を一掃し日本再生。そのために腐敗した都議会、そして地方議会から日本を甦らせる。 そう掲げて、石丸伸二は地域政党「再生の道」を結党した。 しかし、この国で新しく出て行く者は、常に潰されてきた。 石丸が日本政治の救世主となるか、時代の徒花で終わるか。今まさにその岐路にある。 石丸伸二とは何者なのか? 「議員の任期は8年」「党としての政策は掲げない」という前代未聞の方針の背後にある戦略とは? 「再生の道」が描く日本の未来とは? 社会学者・西田亮介との対話から、その実像が明らかになる! (目次) はじめにーー「政治改革」を終わらせる 石丸伸二 序章 地域政党「再生の道」 第1章 東京都議会議員選挙のスキームとビジョン 第2章 選挙制度の虚と実 第3章 仕事ができる人、できない人 第4章 公職選挙法の不思議 第5章 適材適所と最適化の政治 第6章 石丸伸二の経済・外交・安全保障・社会保障政策 終章 大阪第2首都と九州独立計画    解説ーー「再生の道」はすでに「成功」している? 西田亮介

価格: 1,188円

著者: 石丸伸二/西田亮介

出版社: 幻冬舎

シリーズ: 幻冬舎新書

サイズ: 新書

人はどこで人生を間違えるのか

人はどこで人生を間違えるのか

生きづらさは卒業できる 自分を責めるのはもうやめよう ありのままの自分で生きるための心理学 手に入らない成功、不本意な評価、漠然とした生きづらさーー「自分は生き方をどう間違えたのか?」と悩む人は多いだろう。その原因は、実は、不安や怒りにまかせて他人を責めてしまう「外化」という心理メカニズムにある。 それによって、あなたは自分をごまかし、人間関係を歪め、自分で不幸を引き寄せているのだ。 「外化」の罠から抜け出せれば、ほんとうの自分を取り戻し、もっと楽に生きるための道筋が見えてくる。 人生相談のカリスマが贈る、満足のいく人生を送るための心理学。 (目次) 自分の不幸の身代わりを探すな ・外化とは、自分が感じていることを他人を通して感じること ・他人の善意をそのまま受け取れないひねくれ者 ・自分が一番嫌いな人に、あなたは似ているかもしれない ・他人を責めるのは、自分自身に失望しているから ・お金を持っているのにノイローゼになる人たち ・スキャンダルやデマを信じたいという心理 ・他人の何気ないひとことは気にしなくていい

価格: 1,034円

著者: 加藤諦三

出版社: 幻冬舎

シリーズ: 幻冬舎新書

サイズ: 新書

日本経済に追い風が吹く

日本経済に追い風が吹く

働き方改革、補助金バラマキ、農地・農協改革、デジタル歳入庁 「円安」「米中摩擦」「生成AI」を 日本経済浮上の好機とせよ! 「失われた30年」に何があったのか? 政治と政策、政策と制度の仕組みがわかれば 構造改革の道が開ける 「円安」「米中摩擦」「生成AI」は日本経済にとって大きなチャンスだ。 だがこのチャンスを生かすには、小手先でない制度改革と規制緩和が不可欠だ。 著者は小泉政権で経済再生の任を負い、政策と経済の複雑なしがらみのなかで奮闘してきた。 「失われた30年」の元凶は何なのか?  政治と政策、政策と経済はどうからみあい、どうしたらうまく機能するのか? 理論と体験による分析を踏まえ、「デジタル化」「富裕層ビジネス」「東京再開発」など、追い風を加速させるヒントも提示する、今こそ必読の日本経済再生論。 (目次) ■気がつくと日本のデジタル化は世界31位まで後退 ■マイナンバーとキャッシュレスが結びつくメリット ■テレワークーー日本とアメリカの違い ■補助金が地方中小企業を「ゾンビ化」させている ■ミッドタウン・六本木ヒルズ・麻布台ヒルズ ■自民党総裁が、内閣総理大臣になるという仕組み ■「政府・日銀アコード」とアベノミクスの功罪  ■「政治はあまりにも重要だから、政治家だけに任せてはおけない」

価格: 1,100円

著者: 竹中平蔵

出版社: 幻冬舎

シリーズ: 幻冬舎新書

サイズ: 新書

40代からの筋トレこそ人生を成功に導く

40代からの筋トレこそ人生を成功に導く

【ベストセラー『筋トレは人生を必ず成功に導く』が、加筆・修正のうえ、新書化されました!】 40代で筋トレに出会えたあなたはラッキーだ! これから人生が劇的に良くなるぞ! 筋トレで得られるのは、筋肉だけではない。ビジネスや人間関係、メンタル面など、実生活に好影響を及ぼし、人生を最高に楽しくしてくれる。 さらに、人生の本質まで学べる。人生の本質なんて、本来は人生の後半でやっとつかめるものだろう。だが、筋トレなら開始後わずか1〜2年で学べてしまう。一度本質をつかんでしまえば、他の人よりも何倍も効率よく人生を生きられる。 40代から始めても全然遅くない。筋トレを取り入れることで、あなたの人生は爆発的な飛躍を遂げるだろう。 《本書の内容》 第1章 筋トレライフハック 【仕事編】 仕事の効率を上げたいなら筋トレ!/タイムマネジメントを極めたいなら筋トレ!/計画の実現性を高めたいなら筋トレ!…… 【人間関係編】 コミュニケーション能力を鍛えたいなら筋トレ!/思いやる力が欲しければ筋トレ!/生涯寄り添えるパートナーが欲しいなら筋トレ!…… 【メンタル編】 気分、やる気、活力をアップしたいなら筋トレ!/やりたいことが見つからないなら筋トレ!/悩んだり、クヨクヨしたら筋トレ!…… 【クオリティ・オブ・ライフ編】 いつまでも健康でいたければ筋トレ!/ファッションにお金をかけるよりも筋トレ!/最強の護身術は筋トレ!…… 第2章 筋トレで学べる、人生の本質 【準備編】 目標は不可欠である/情報は武器である/緊張しない唯一の方法は圧倒的な努力…… 【実践編】 成長とは限界を突破するということ/成長に痛みはつきものである/成長は快感である 【スランプ編】 スランプは必ずやってくる/成長を続けるためのテクニックが存在する/ライバルは昨日の自分である 【成功編】 継続のみが力なり/努力は裏切らない

価格: 1,100円

著者: Testosterone

出版社: PHP研究所

シリーズ: PHPビジネス新書

サイズ: 新書

2025年4月23日には、星海社 などから13冊の新書が発売されます。

24日

なぜヒトだけが幸せになれないのか

なぜヒトだけが幸せになれないのか

【シリーズ累計25万部突破! 「幸せに生きる」ための生物学講義】 『生物はなぜ死ぬのか』では死の意味を、『なぜヒトだけが老いるのか』では老いの意味を生物学的に考察してきた著者によるシリーズ最新作。第三弾となる本書のテーマは「幸せ」。 生物の中でも、ヒトは「ある変化」を機に幸せに生きにくくなったという。その理由とはなにか。幸せに生きる方法はないのか。生物学から「ヒトが生きる意味」を考える。 生物学的な価値観から「幸せ」=「死からの距離が保てている状態」と定義してみます。この定義に当てはめて現状を考えると、何がヒトの幸せの妨げになっているのかが見えてきました。意外なことにその原因の一つは、私たちの細胞一つ一つに存在する「遺伝子」にあったのです。--「はじめに」より ・ヒトだけに見られる「遺伝子と環境の不適合」 ・幸せは「死からの距離感」で決まる ・進化的に見た生物の「幸せ」とは ・生物学的視点から考える「リーダーの四つの条件」 ・移動をやめて格差が生まれた ・ヒトはテクノロジーの使い方が上手くない ・豊かさと幸せは一致しない ・地方に住むと「幸せ」になれる? ・ため込まないことの幸せ ・「幸せ」は遺伝子に刻まれている ・長生き以外の「幸せ」の要因 ・ヒトは絶滅の危機にある?  ……ほか ◆おもな内容 第1章 進化からみた生きものの幸せ 第2章 ヒトの幸せとは一体なにか 第3章 「幸せ」は遺伝子に刻まれている 第4章 なぜヒトは「幸せ」になれないのか? 第5章 テクノロジーはヒトを「幸せ」にするのか 第6章 「幸せ」になるためにーー生物学的幸福論

価格: 1,034円

著者: 小林 武彦

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社現代新書

サイズ: 新書

いかにして解法を思いつくのか「高校数学」上

いかにして解法を思いつくのか「高校数学」上

数学は“13種類”の考え方にまとめられる! シリーズ累計18万部突破「新体系・〇〇数学の教科書」シリーズに、新たなラインナップが登場 数学の問題を解く中でも重要なことが、なぜその解法を思いつくのか?という疑問です。 そこに注目し『新体系・高校数学の教科書』の構成をもとに、高校数学の全分野を網羅しながら、実践問題形式で解法への発想法を解説します。上下巻・同時刊行! 論理・直感・試行錯誤「体験的数学思考」をもとに、解法の発見に至るプロセスに必要な思考法や発想がみにつく! “思いつくセンス”を育てる、現代人必読の数学読本。  はじめに 第1章 数と式 まとめと発見的問題解決法  ●有理数と無理数  ●整式と分数式   因数分解   整式の除法0 1節 整数 2節 整式と分数式 3節 数値計算 第2章 方程式・不等式と論理 まとめと発見的問題解決法  ●2次方程式と2次不等式  ●連立方程式と高次方程式  ●集合と論理 1節 1次・2次方程式とその応用 2節 高次方程式・分数方程式・無理方程式とその応用 3節 集合と論理 第3章 平面図形と関数 まとめと発見的問題解決法  ●直線と円  ●写像と2次関数  ●分数関数と無理関数  ●集合と論理 1節 直線と円 2節 写像と2次関数 3節 分数関数と無理関数 第4章 場合の数と確率 まとめと発見的問題解決法  ●順列と組み合わせ  ●確率と期待値  ●独立試行の確率 1節 順列と組み合わせ 2節 確率と期待値 第5章 指数・対数と数列 まとめと発見的問題解決法  ●指数と対数   指数法則  ●数学的帰納法  ●数列 1節 指数・対数の定義 2節 指数・対数の方程式と不等式 3節 指数・対数のグラフ 4節 数学的帰納法 5節 数列 第6章 三角関数と複素数平面 まとめと発見的問題解決法  ●三角比  ●三角関数  ●複素数平面 1節 三角比 2節 三角関数 3節 複素数平面 さくいん 『いかにして解法を思いつくのか』下巻の内容 第7章 ベクトル・行列と図形 第8 章極限と級数 第9 章微分とその応用 第10 章積分とその応用 第11 章確率分布と統計

価格: 1,210円

著者: 芳沢 光雄

出版社: 講談社

シリーズ: ブルーバックス

サイズ: 新書

いかにして解法を思いつくのか「高校数学」下

いかにして解法を思いつくのか「高校数学」下

解ける人はどう考えているのか? 極限・級数・微積・確率統計……実践問題形式による「体験的数学思考」のススメ! 解き方を“思いつく”ための数学力とはなにか? 数学は「13通りの考え方」にまとめられると提唱する著者が、豊富な例題による「発見的問題解決法」を解説。 論理や直感を総動員して試行錯誤する楽しい数学を体験しながら“考える力”を磨く。 現代を生きるすべて人に必須の思考のプロセスを育てる実践的数学読本。 「発見的問題解決法」から“数学的思考力”を鍛える! シリーズ累計18万部突破「新体系・〇〇数学の教科書」シリーズに、新たなラインナップ。 名著「新体系・高校数学の教科書」の構成をもとに高校数学に必要な教程範囲を網羅し、実践的解法への発想法を解説します。 上下巻・同時発売!  「発想・展開・説明」--現代人に必須の数学的教養を 第7章 ベクトル・行列と図形 まとめと発見的問題解決法000  ●2次曲線  ●平面ベクトル  ●空間ベクトル  ●行列 1節 2次曲線 2節 ベクトル 3節 空間の直線・平面・球 4節 2行2列の行列 第8章 極限と級数 まとめと発見的問題解決法  ●数列の極限と級数  ●関数の極限 1節 極限値 2節 級数 第9章 微分とその応用 まとめと発見的問題解決法  ●微分法  ●微分の応用 まとめと発見的問題解決法 1節 多項式関数の微分 2節 一般の関数の微分 第10章 積分とその応用 まとめと発見的問題解決法  ●積分法  ●積分の応用 1節 多項式関数の積分 2節 一般の関数の積分 第11章 確率分布と統計 まとめと発見的問題解決法  ●統計データの整理  ●二項分布と正規分布  ●推定と検定 1節 確率分布と統計 あとがき さくいん 『いかにして解法を思いつくのか』上巻の内容 第1章 数と式 第2章 方程式・不等式と論理 第3章 平面図形と関数 第4章 場合の数と確率 第5章 指数・対数と数列 第6章 三角関数と複素数平面

価格: 1,210円

著者: 芳沢 光雄

出版社: 講談社

シリーズ: ブルーバックス

サイズ: 新書

令和に生かす日本史

令和に生かす日本史

【令和でこそ役に立つ!真の日本史を】 経済、スキルアップ、出世の方法、組織運営、改憲問題etc. あなたを苦しめる難題は、日本史を深掘りすることで解決できる! 著書『応仁の乱』が48万部を超えるベストセラーとなり、歴史学ブームの火付け役となった呉座勇一が、世間に誤って伝わっている歴史像を排し、真実の日本史から現代でこそ役に立つ知恵を発掘する。 本書は個々の偉人に的を絞り、織田信長、西郷隆盛、伊藤博文、北条早雲、蓮如、宗祇の生き方を考察した<人生編>、改憲問題、国民性としての武士道、リスキリングの観点から、日本社会の問題点を斬った<社会編>の二部構成で進む。 これまでの歴史ビジネス本に疑問を抱いていた気鋭の歴史学者が、満を持して送る[歴史啓発書]の決定版!! ◉既得権益を無闇に否定しなかったリアリスト・織田信長の肖像 ◉自分の才能に驕り、毒舌家だった西郷隆盛が、誰からも愛される存在になった理由とは? ◉初代総理大臣にまでのし上がった伊藤博文の戦略眼と根回しの技術 ◉「応仁の乱」の激動の時代に成功を摑んだ三賢人は、北条早雲、蓮如、宗祇 ◉なぜ日本人は、1000年にわたって“憲法”を改正してこなかったのか? ◉日本人のアイデンティティ・武士道は、朝鮮蔑視とともに醸成された ◉リスキリングが重要な時代だからこそ、江戸時代の教育システムから学べ! 【目次】 <人生編> 第1章 織田信長に学ぶ 一流経済感覚の捉え方 第2章 西郷隆盛に学ぶ 周りを魅了する人格の身につけ方 第3章 伊藤博文に学ぶ 戦略的出世の方法 第4章 応仁の乱後を生きた三賢人に学ぶ 大混乱時代を生き抜く力 <社会編> 第5章 “憲法改正嫌いの伝統”を持つ日本政治 第6章 日本人のアイデンティティ武士道に潜む弊害 第7章 江戸のリスキリング社会からみえるアップデート教育の最適解

価格: 1,100円

著者: 呉座勇一

出版社: 扶桑社

シリーズ: 扶桑社新書

サイズ: 新書

2025年4月24日には、講談社 などから11冊の新書が発売されます。

25日

大富豪の完璧な花嫁選び

大富豪の完璧な花嫁選び

たった6カ月間の仮面の妻は、 愛を求めてはいけないの? 若くして結婚したフェイは流産し、その合併症のせいで子供を 産めなくなってしまった。さらに元夫から役立たずとののしられ、 容赦なく捨てられたのだ。以来、彼女は誰とも深くつき合わず、 心の傷を隠して生きてきた。だがそんなフェイを花嫁候補リストの 片隅に見いだし、ひと目で気に入って求婚してきた男性がいた── 実業家プリモだ。彼は交換条件として、フェイの父の傾いた事業を 支援してくれるという。彼女は拒みきれず、不妊の事実を隠し、 6カ月の期間限定ならと受け入れた。ところがプリモとの生活は、 思いがけず心地よく、フェイはどんどん彼に惹かれていく。 もしも、この結婚が愛で結ばれた本物の結婚だったなら……。 ハーレクイン・ロマンスきってのストーリーテラー、アビー・グリーンが描く、偽装夫婦の切ない純愛ロマンスをお楽しみください。期間限定の夫から思いがけず「本当の家族にならないか?」という言葉をかけられたヒロイン。彼女の苦渋の決断とは?

価格: 740円

著者: アビー・グリーン/加納亜依

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・ロマンス ハーレクイン・ロマンス R3965

サイズ: 新書

富豪と別れるまでの九カ月

富豪と別れるまでの九カ月

赤ん坊が生まれたら彼は離れていく。 なぜ今だけ私にやさしくするの? 事務員のシエナは勇気を振り絞り、ロンドンの高級ホテルに入った。 目的はイタリア富豪ヴィンチェンツォに妊娠したと伝えること。 数カ月前、彼女は華やかなパーティで富豪にひと目で恋をした。 相手も同じだと信じて純潔を捧げたのに、ヴィンチェンツォは翌朝、 やさしい言葉一つかけずにシエナの前から立ち去った。 そんな彼の妊娠への反応は最悪だった。話を信じず、彼女を 不特定多数の男性と関係を持つ軽い女だと決めつけて追い払ったのだ。 屈辱で顔を真っ赤にしながら、シエナは子供を一人で産む決心をした。 だがその後、ヴィンチェンツォは何度も彼女に会いに来て……。 ヒーローから恋心をたたきつぶされ、ヒロインは失意のどん底にいました。その後ヒーローは二人の関係を修復しようとしますが、彼が会いたがるのは一時の気まぐれーーそうと知っても、彼女はヒーローをまた愛していることに気づきます。今度は前よりも深く。

価格: 740円

著者: ジュリア・ジェイムズ/久保奈緒実

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・ロマンス ハーレクイン・ロマンス R3966

サイズ: 新書

愛という名の足枷

愛という名の足枷

私を蔑むのはかまわない。 でも、この子には何の罪もない。 母の高額な介護費用を自身で賄えないため、アビーは裕福な夫に 暴力を振るわれても耐えていた。ある日、ルークという青年と 出会い、彼と束の間の会話を楽しんで、彼女は笑顔を取り戻した。 だが、アビーがふしだらな悪妻だという噂を信じ込んだルークと 諍いになり、結局二人は惹かれ合いながらも引き裂かれることに。 5年後、母を亡くし、夫と別れた彼女は穏やかな毎日を送っていた。 するとそこへ突然、大富豪となったルークが現れた。 私のことを忘れずにいてくれたの? 夢心地で熱く結ばれた翌朝、 彼は氷の刃を放った。「愛人ならいいが、結婚する気はない」 深く傷ついたアビーは、やがて妊娠に気づいて愕然とするが……。 伝説として語り継がれる人気作家アン・メイザーの、知られざる珠玉作をお届けします。その情感にあふれたドラマティックな世界観は、デビュー以来、変わらぬまま。互いに惹かれ合いながらも、もどかしいすれ違いを繰り返す、切ない大人のロマンスです。

価格: 740円

著者: アン・メイザー/深山 咲

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・ロマンス ハーレクイン・ロマンス R3967

サイズ: 新書

愛を宿したよるべなき聖母

愛を宿したよるべなき聖母

この子を独りで産み育てる私に、 協力してくれる人は、誰もいない。 幼い頃に母が家を出て、冷淡な父に育てられたイングリッド。 病院に勤め、仕事一筋で恋愛にはすこぶる疎い彼女は、 明日には海外の赴任地へ出発するという男性クリントと出逢った。 澄んだ瞳が魅力的なたくましい彼に強く惹かれ、 ふたりには今夜しかないと知りながら純潔を捧げた。 それから7カ月が経った今、イングリッドのおなかには赤ちゃんがいた。 クリントの連絡先も知らず、独りで産み育てるつもりでいたある日、 彼女は職場で新任の指導医を見て息をのんだーークリント! まさかこんな形で再会するとは想像さえしていなかった! 動転するイングリッドの丸いおなかを見つめ、彼が言った。「話がある」 ドラマティックなメディカル・ロマンスの世界で飛ぶ鳥を落とす勢いのエイミー・ラッタンが放つ、予期せぬ妊娠&再会物語! 自身の息子が生まれたときに命に関わる病と闘った経験を持つ作家ならではの視点で描かれた本作は、読み応え充分な珠玉のロマンスです。

価格: 740円

著者: エイミー・ラッタン/松島なお子

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・イマージュ ハーレクイン・イマージュ I2849

サイズ: 新書

結婚代理人

結婚代理人

私の結婚はどうなってしまうの? 花婿がすり替えられていたなんて! 結婚式の日、誓いのキスのために絹のヴェールが持ち上げられ、 20歳の花嫁ケイトは花婿の顔を見て、驚きのあまり声を失った。 婚約者ではなく、見ず知らずの男性だったのだ! 誰なの、この人は? 口づけの間際にケイトが発した叫び声は、オルガンの音にかき消された。 長身の花婿が深みのある妖艶な声で囁く。「静かに、ケイト」 そして巧みに唇を奪い、正式にケイトの夫となったその花婿の正体は、 婚約者から“結婚代理人”を頼まれた、彼のいとこのシャルルだった。 大した身分でもないケイトとの結婚を母に反対されてこうなったらしい。 だからって、私はどうしたら……? 戸惑うケイトに、シャルルが告げた。 「僕は手つかずのままで、花嫁をいとこに引き渡したいと思っている」 それなのに、共に過ごすうち、ケイトはシャルルを愛してしまい……。 姑になるはずだった婚約者の高慢で独善的な母、つまりシャルルの伯母は、ケイトを毛嫌い。けれども、いびられっぱなしではいない芯の強さを快く思ってくれるシャルルに、ケイトは惹かれていくのでしたーーただの“一時預かりの花嫁”なのに。紙書籍限定再版!

価格: 740円

著者: イザベル・ディックス/三好陽子

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・イマージュ ハーレクイン・イマージュ I2850

サイズ: 新書

伯爵家の呪い

伯爵家の呪い

“恋した女性に生涯を捧げる” その呪いを避けたい傲慢伯爵は……。 アンゼリカが初めて実の父と顔を合わせたのは半年前。 欧州随一の富豪である父は、存在すら知らなかった娘を歓迎したが、 世間に騒がれるのを嫌って父娘の関係は公にしていなかった。 ある夜、父に呼ばれたアンゼリカは、シチリアの伯爵で、 “ウルフ”ことカルロ・ガンブレリに引き合わされた。 彼の名はもちろん知っているーー稀代のプレイボーイとして。 噂に違わず、優雅ながらたくましい彼はとてつもなく魅力的だ。 しかし彼の目には、アンゼリカに対するあからさまな軽蔑の色が。 彼は私のことを、父の愛人だと思い込んでいる! 失礼な人! だが自らの寿命を危ぶむ父がウルフに告げる。アンゼリカを頼む、と。 アンゼリカの実父は重大な手術に臨む前に、アンゼリカの保護者役をウルフに託しますが、その際、彼女がじつは自分の婚外子だと明かします。それなのに傲慢なウルフは、誤解を認めるどころか、彼女が娘だと名乗り出たのは財産目当てではないかと疑い始め……。

価格: 730円

著者: キャロル・モーティマー/水月 遙

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・マスターピース ハーレクイン・マスターピース MP117

サイズ: 新書

捨てられた令嬢

捨てられた令嬢

生まれでも、境遇でもなく、 私自身を見てほしい……。 “そもそも君に近づいたのは、金のためだった” ある日突然、ロウィーナは心変わりした婚約者に婚約破棄された。 評判とプライドを粉々に打ち砕かれた彼女は心に決めるーー たった20ポンドを手に、よその国で出自を隠して働き、 家柄や財産とは関係なく生きていこう、と。 やがて、目の不自由な老婦人のつき添いとなったロウィーナは、 故郷イギリスからはるばる海外へと渡った。 雇い主の老婦人がいい人だとわかって安心したのもつかの間、 その甥で広大な地所を相続するフォレストが、会って早々に言い放った! 「これまでのつき添いのように、僕の妻の座を狙っても無駄だぞ!」 ハーレクイン・ファンの皆さまからたびたび熱いリクエストをいただいている大作家、エッシー・サマーズが登場! 1959年に書かれた本作は、じつに半世紀もの時を経て2016年に翻訳版が刊行された“幻の名作”です。傲慢不遜な大富豪との恋の行方は……?

価格: 730円

著者: エッシー・サマーズ/堺谷ますみ

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊 ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊 PB408

サイズ: 新書

小さな尼僧とバイキングの恋

小さな尼僧とバイキングの恋

尼僧院の扉を突き破った男は、 娘の閉ざされた心の扉さえも……。 1年前に見習いの尼僧になった領主の跡取り娘アメは、 乱暴で支配的な父から逃れるため、神に生涯を捧げるつもりだ。 ずっと父に怯えてきたので、父の選ぶ人とは絶対に結婚したくなかった。 ところがある夜、アメの婚約者と名乗る男ヨルンドが尼僧院に現れ、 院長が追い返すも、頑丈な扉を破って荒々しく突入してきた! とてつもなく大きくたくましい彼はバイキングの族長で、 縁談はこの国の王女の意向であり、アメの父も認めていると言う。 アメは恐怖のあまりパニックに陥って逃げ出そうとしたが、 ヨルンドの無慈悲な脅しに、この運命から逃れられないことを悟る。 「結婚しないなら、この尼僧院はがれきの山と化すぞ」 世界のロマンスファンから大好評の本作。父から逃れたのに、また新たな傲慢男性に支配されるのは耐えられない! 夫となるヨルンドの雷のように激しい顔の裏に、優しさや高潔さ、繊細さ、包容力、思いやりの精神が隠されていることを、アメはまだ知らない……。

価格: 909円

著者: ルーシー・モリス/高山 恵

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル PHS350

サイズ: 新書

仮面舞踏会は公爵と

仮面舞踏会は公爵と

私は本当は女だと明かしたい。 でも明かせないーー愛しの公爵に。 親から望まぬ結婚をさせられそうになって家出したのち、 アレクサンドラは“アレックス”という名で男のふりをしてきた。 英国公爵ドミニクと出逢って、生まれて初めて抱いた恋心。 けれども、彼はアレックスがまさか女性とは夢にも思っていない。 そんなある日、仮面舞踏会が開かれることになり、 小柄なアレックスは周囲にそそのかされて女装をさせられることに。 でも、たった一度だけでも、公爵様に女として見てもらえたら……。 真っ白い長手袋に、きれいなドレス……ああ、どんなにすてきかしら? 舞踏会当日。ひときわ華やかなレディがアレックスであるとも知らず、 ドミニクはたちまち熱いまなざしで彼女を見つめてきたーー! 凜々しい男装の麗人がヒロイン、密命を帯びた公爵がヒーローの、ドラマティック・リージェンシー! 男と男として出逢い、男と女として仮面舞踏会で惹かれ合うふたり。けれどもヒロインは、愛する公爵にさえ、女性であることを知られたら破滅する運命で……。

価格: 909円

著者: ジョアンナ・メイトランド/江田さだえ

出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン

シリーズ: ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル PHS351

サイズ: 新書

2025年4月25日には、宝島社 などから13冊の新書が発売されます。

28日

円安はいつまで続くのか 為替で世界を読む

円安はいつまで続くのか 為替で世界を読む

ここ数年で急激に進んだ「円安」は、タイミング的に「物価上昇」と重なったことで、様々な憶測や誤解を生み出しました。 そして、いまも様々な要因によって日々変動しています。 本書は、為替の仕組みを理解し、今後、円安・円高のどちらに振れても対応できる知識を身に着けるためのものです。 なぜ円安が進み、なぜ物価は上がったのか? そもそも「円安」とはどういうことなのか? はたして円安は善なのか? 悪なのか? 最近は円高に振れているが、円安は終わったのか? など、私たちが「円安」「物価高」をどう乗りこなせばいいのか解説し、巷でいろいろと言われている疑問について、解き明かします。 第一章 生活が苦しい! なぜ円安が進み、なぜ物価は上がったのか? 第二章 そもそも「円安」ってどういうこと? 第三章 ドル円ルートの「水準」をどう捉えるべきか 第四章 円安は善なのか? 悪なのか? 第五章 円安は終わったのか? 第六章 「まさか」は起こり得る? 第七章 「円安」「物価高」をどう乗りこなすかー情報やリスクとの付き合い方ー

価格: 1,199円

著者: 石川久美子

出版社: マイナビ出版

サイズ: 新書

だから地方史研究はやめられない

だから地方史研究はやめられない

現代社会のその先を作るために。日本の歩みを、記憶として、地域から残し伝え考えるための本。日本史ファン、研究者必携のシリーズ7冊目は、地域の現場で多様な資料と向き合いながら研究を進めることのおもしろさを、地方史研究の最前線にいる書き手が縦横無尽に語り尽くす。 第1部は「もう一つの世界から歴史を見る」では、視点や視線をかえることによって、新たな歴史的世界が立ち上がるさまを見つめ、第2部は「こんなところからも歴史が見えるぞ!」では史料はもちろん、金石文・史跡・伝承など、さまざまな地域資料に注目しながら歴史を読み解きます。第3部では「いったい何者だったのか⁉」と題し、多角的な視点で人物にアプローチ。第4部「それでもしたたかに生きていく」は、巨大な力に屈することなく、時にはそれを利用しながら生き抜いた人々の物語を明らかにしていきます。第5部の「かくして信仰はひろがった」は、信仰や祭りについて。第6部「これからのアーカイブズの話をしよう」は、地域資料を保存することの意義と実践を述べていきます。 地方から歴史を考えることに重きをおいた全20編。ぜひお楽しみください。 執筆は、山内譲、小林准士、松本洋幸、厚地淳司、栗原健一、若山浩章、兼平賢治、渡邊浩貴、桐生海正、高木謙一、佐藤貴浩、三浦忠司、宮坂新、長谷川幸一、平井義人、山下真理子、須永敬、三野行徳、西向宏介、小幡尚の20名。

価格: 1,815円

著者: 地方史研究協議会

出版社: 文学通信

シリーズ: 地方史はおもしろい

サイズ: 新書

2025年4月28日には、マイナビ出版 などから6冊の新書が発売されます。

30日

虚構から史実へ

虚構から史実へ

古来、中国の歴史は「物語」により表現されてきた。その伝統は、周代の金文に始まり、以降「物語」は、諸子百家による啓蒙活動に用いられ、前漢になり儒教が国教の地位を得ると、その経典の解釈書に採り入れられていく。続く後漢において「古典中国」(後世の中国が規範とした中国の原型)が成立すると、訓詁学の隆盛を背景に『春秋左氏伝』が「物語」と歴史との接点を回復し、「史伝」へと発展。やがて『史記』を起源とする紀伝体にくわえ、『漢書』のように国ごとに歴史を描く断代史の体裁が定められ、国家が自らの正統性を担保するための「正史」という形で結実するーー本書では、「物語から史書へ」と至る以上の経緯を、『尚書』『尚書大伝』『詩経』『韓詩外伝』『論語』『墨子』『孟子』『荀子』『荘子』『韓非子』『春秋公羊伝』『春秋穀梁伝』『春秋左氏伝』『国語』『史記』『漢書』『三国志』といった数多くの古典から引用しつつ、古代中国において思想と国家が「物語」によって正統化されていく実相とともに、ひもといていく。 はじめにー中国における歴史叙述とは 第一章 聖王たちの表現 1 孔子が夢見た人 2 周公即位の理由 3 笑顔が西周を滅ぼす 4 美女に溺れる 第二章 覇者たちの時代 1 桓公を覇者に 2 春秋学と管仲・桓公 3 春秋学と文公 4 管仲物語の形成 第三章 孔子伝説の展開 1 魯の政治に関わる 2 放浪する孔子 3 経典と教団 4 『荘子』の孔子物語 第四章 物語による経書解釈 1 韓非と『韓非子』 2 物語の奪い合い 3 韓嬰と『韓詩外伝』 4 儒教の普及を目指す 第五章 『春秋』を書き継ぐ 1 物語から史伝へ 2 国家と君主の正統性 3 「春秋家」 4 名を記す 第六章 儒教と史学 1 『尚書』を受け継ぐ 2 漢の賛美と王莽の否定 3 二つの予言 4 正統の表現 おわりにー史学の自立と国家の正統性 1 史料批判とその限界 2 欧陽脩と正史

価格: 1,320円

著者: 渡邉 義浩

出版社: 早稲田大学出版部

シリーズ: 早稲田新書 027

サイズ: 新書

大阪ことばの謎

大阪ことばの謎

私たちはなぜ大阪弁・関西弁的な表現をつい使ってしまうのだろうか? その問いの先に、私たちのコミュニケーションを背後で支えている感覚が見えてくる。 日本語学の泰斗にして役割語研究の第一人者が、文楽、落語、小説、漫才、インタビュー、マンガ、アニメ、ドラマ等の幅広い資料を参照しながら、ことばと文化をめぐる謎に正面から挑む。 一度キチンと知っておきたかった 「大阪ことば」のあれやこれや。 目からウロコとはこのこと! ほんまにほんまに。 ーー万城目学(小説家、大阪府出身) ーーー 【目次】 はじめに 第一章 大阪人のしゃべりはなぜ軽快か ・関西弁のリズムとオノマトペ ・三島由紀夫の批判 ・一般オノマトペと詳細オノマトペ ・関西人がオノマトペを多用するのはなぜか ・繰り返し表現について ・「ん」が作るリズム etc. 【コラム1】ちゃうちゃうちゃうんちゃう? 第二章 歌う大阪弁 ・「オーマーエーハーアーホーカー」 ・アクセントでバレる「エセ関西弁」 ・自然とメロディーになる ・祇園祭宵宮のろうそく売り ・テレビCMにあふれる関西アクセント ・なぜ関西アクセントはメロディーが豊富なのか etc. 【コラム2】ソースの二度漬け禁止やで 第三章 大阪弁・関西弁はひとつじゃない ・万城目学の小説と方言 ・東日本の「〜ない」、西日本の「〜ん」、そして関西の「〜へん」 ・関西弁の使用地域 ・関西弁の基層を作った京都方言 ・北の地域は別の国 ・「ほんもの」の大阪弁はあるのか etc. 【コラム3】地震や、揺れてはる 第四章 大阪弁はいつ、どのように生まれたのか ・歴史ドラマのうそ ・大阪の性格は変わり続けてきた ・古代、「大阪」はなかった ・大阪弁の基盤ができる ・コテコテ大阪弁の完成 ・語彙から見た大阪弁の変化 etc. 【コラム4】アホちゃいまんねん、パーでんねん 第五章 大阪人は本当にケチか ・村上春樹作品と関西弁 ・「役割語」から見た関西弁キャラ ・相田彦一(『SLAM DUNK』) ・保科宗四郎(『怪獣8号』) ・後藤義雄(『地面師たち』) ・平成・令和の関西弁キャラクターの特徴 etc. 【コラム5】「さん」と「はん」 第六章 大阪人のコミュニケーションはどこがちがうのか ・おつりは二〇〇万円! ・「正しく」も大事だが「楽しく」も大事 ・ボケとツッコミという文化 ・大阪の芸能は大阪的コミュニケーションの歴史を映し出す ・しゃべくり漫才の発生と展開 ・大阪人はストリートファイター etc. 【コラム6】「自分」って誰? 第七章 日本語話者はなぜ大阪弁に魅せられるのか ・在阪アナウンサーの思い ・他方言を受け入れる二つの動機 ・関西弁取り込みの新層と新古層 ・大阪弁のポストモダン性 ・テレビが広めた関西弁「どんくさい」 ・「知らんけど」はなぜ受けるのか etc. 【コラム7】ゆうた、しもた、こうた、わろた おわりに 参考文献 資料出典 ーーー

価格: 1,045円

著者: 金水敏

出版社: SBクリエイティブ

シリーズ: SB新書

サイズ: 新書

駄菓子屋の儲けは0円なのになぜ潰れないのか?

駄菓子屋の儲けは0円なのになぜ潰れないのか?

町中華、傘屋、帽子屋など、意外と知らない儲けのカラクリがわかる! 楽しくてわかりやすい経営戦略入門! 著書多数・メディアでも活躍する経営批評家が教える、「なぜか潰れないあの店」の秘密とは? ・町中華→「時流追随戦略」 ・傘屋→「ニッチ・マーケティング」 ・焼き芋屋→「低コスト戦略」 ・靴磨き職人→「明瞭価格モデル」 その他、不用品回収業者、靴屋、古本屋など、30以上の事例から商売の成功パターンを大解剖。 雑談のネタや、明日から役立つビジネスのヒントに! 「あのお店はなぜ続いているのだろう?」 「目新しさはないのに、なぜ生き残っているのか?」 ーーそんな何気ない疑問を感じる何気ない疑問を感じるビジネス・商売の裏側を、メディアでも広く活躍する経営評論家が楽しく&わかりやすく解説。 身近なあの店のビジネスモデルから、「儲け」のしくみをひも解く一冊。 はじめに 第1章 あの駄菓子屋は、儲けが0円なのになぜ潰れないのか? --駄菓子屋、町中華、ジャズ喫茶、コロッケ店、酒屋、スナック、青果店 第2章 あの商店街の傘屋はなぜ30年続くのか? --傘屋、靴屋、タバコ屋、古本屋、ハンコ屋、畳屋 第3章 地方都市のあの個人経営店は、シャッター街の中でどうやって生き残っているのか? --帽子店、生花店、文具店、手芸店 第4章 街中をうろつくあの軽トラは、どうやって儲けているのか? --焼き芋屋、不用品回収業者 第5章 期間限定のあのビジネスは、シーズン以外の時期に何をしているのか? --的屋、かき氷屋、スキー場 第6章 メイン通りの一本裏手にあるあの店は、本当に儲かっているのか? --靴磨き職人、遺品整理業者、占い師 第7章 気になるあの人たちは、どうやって食っているのか? --地下アイドル、ちんどん屋、宝石鑑定士 第8章 お客に嬉しいあの格安サービスで、店は儲かっているのか? --100均、激安居酒屋、飲食店の大盛り無料、ソーシャルゲーム 第9章 タイパ時代に、ゆっくりなのにボロ儲けできるあのビジネスの秘密とは? --ゆっくりレジ、ゆっくりすぎるフェリー あとがき

価格: 1,045円

著者: 坂口孝則

出版社: SBクリエイティブ

シリーズ: SB新書

サイズ: 新書

2025年4月30日には、KADOKAWA などから6冊の新書が発売されます。