世界女性器切除根絶の日 (記念日 2月6日)

世界女性器切除根絶の日
制定年
2012年(平成24年)、国連総会
提案者
ナイジェリア大統領夫人ステラ・オバサンジョ
提案年
2003年(平成15年)
被害者数
世界で2億人以上(WHO推計)
対象地域
アフリカを中心に30カ国以上
根絶目標
国連SDGsで2030年までの根絶を掲げる

世界では今も、毎年数百万人の女の子が女性器切除(FGM)の対象となっています。WHO(世界保健機関)の推計によると、現在も2億人以上の女性・女の子がFGMを経験しており、その多くはアフリカ大陸を中心とした30カ国以上に集中しています。2月6日は、この慣行の根絶を国際社会に訴える「世界女性器切除根絶の日」です。

英語の正式名称は「International Day of Zero Tolerance for Female Genital Mutilation」。2003年(平成15年)、ナイジェリアの大統領夫人であったステラ・オバサンジョの提案により、国連人権委員会で国際的な啓発デーとすることが採択されました。その後、2012年(平成24年)の国連総会で正式に国際デーとして制定されています。

女性器切除とは、女性器の一部または全部を切除・切開する行為の総称です。宗教的・文化的慣行として長く続けられてきましたが、医学的な必要性は一切なく、出血・感染・難産など深刻な健康被害をもたらします。国際社会はこれを人権侵害として明確に位置づけており、国連や各国政府、NGOが撲滅に向けた取り組みを続けています。

国連人口基金(UNFPA)の報告では、FGMの実施率は過去30年で低下傾向にあるものの、人口増加の影響で絶対数は増加する可能性が指摘されています。特に15歳未満の女の子への実施が多く、そのほとんどが本人の意思とは無関係に行われます。

この日は、各国の政府機関・国際機関・市民団体が連携し、FGMに関する啓発イベントや教育プログラムを展開します。根絶に向けては、法整備だけでなく、慣行が続く地域社会の文化的背景を理解した上での対話と教育が不可欠とされています。被害を受けた女性への医療支援や心理的ケアの充実も、国際的な課題の一つです。

国連は2030年までにFGMを完全に根絶することを目標として掲げており、SDGs(持続可能な開発目標)の達成とも深く関わる問題として位置づけられています。

2月6日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 神吉日、大明日、天恩日、母倉日
月齢 18.3

2月の二十四節気・雑節

  • 立春(りっしゅん) 2月4日(水)
  • 雨水(うすい) 2月19日(木)
  • 節分(せつぶん) 2月3日(火)