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ロハスの日 (記念日 6月8日)

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皆さんは「ロハス」という言葉を耳にしたことがありますか?健康や地球環境に配慮したライフスタイルを意味するこの言葉は、今や多くの人々に受け入れられています。そんなロハスの考え方を広めるために、あるホテルチェーンが独自の記念日を制定したのです。

ロハスの日とは

記念日の由来

「ロハスの日」は、大阪市西区に本社を置く株式会社スーパーホテルによって制定されました。この記念日は「ロ(6)ハ(8)ス」の語呂合わせから6月8日に設定されており、一般社団法人・日本記念日協会にも認定されています。この日は、スーパーホテルが提唱するLOHASな取り組みを広く知らしめるために創設されました。

スーパーホテルは、その新型ホテルチェーンである「スーパーホテル」を通じて、「安全・清潔・ぐっすり眠れる」というコンセプトのもと、感動的なサービスを提供することに力を入れています。

LOHASとは、英語の「Lifestyles of Health and Sustainability」の略で、「健康的で持続可能な生活様式」を意味します。このライフスタイルは、健康と地球環境に対する意識が高く、現代社会における重要な指針となっています。

スーパーホテルのLOHASな取り組み

スーパーホテルは、フロントロビーの緑化やペーパーレスなチェックインシステム、アロマオイルの利用、珪藻土の使用など、至る所でロハスを実践しています。これらの取り組みは、お客様にとっても地球環境にとってもプラスとなるものです。

ヒノキの香りや天然素材を利用した室内環境は、訪れる人々に心地よい空間を提供し、快適な滞在をサポートしています。これらは、スーパーホテルがLOHASホテルであることを象徴するアピールポイントです。

ロハスの社会的背景

1990年代後半にアメリカで調査された結果、健康や環境に対する意識が高い新しい市民層としてロハスが注目されました。この市民層は、政治や経済、文化など幅広い分野において世界的な課題に対する意識も高いとされています。

日本でも2004年頃から注目され、ライフスタイルを表現する言葉として広まりました。商標権をめぐるトラブルを経て、現在は一般名称として定着していますが、その定義は曖昧であり、エコロジカルなイメージで使用されることもあります。

ロハスを取り入れた生活

ロハスな日常を送るためのヒント

ロハスな生活様式を取り入れるためには、日々の小さな選択が重要です。例えば、エコバッグを持ち歩く、節水や節電を心がける、オーガニック製品を選ぶなど、個人レベルでできることはたくさんあります。

また、自転車通勤や公共交通機関を利用することも、CO2排出量を減らす一助となります。食生活においては、地産地消を心がけたり、肉の消費を減らして植物ベースの食事を増やすことも、環境に優しい選択です。

ロハスな趣味のすすめ

趣味の中にもロハスを取り入れることができます。例えば、家庭菜園やコンポスティング、アップサイクルなど、自然と触れ合いながら環境に配慮した活動を楽しむことができます。

また、ヨガや瞑想、アウトドアアクティビティなど、心と体の健康を重視した趣味もロハスなライフスタイルにぴったりです。これらは、自分自身の健康はもちろん、地球環境への負荷を考えるきっかけにもなります。

ロハスな消費の選択

ロハスな生活を実践するためには、消費行動にも意識を向ける必要があります。エコフレンドリーな製品やサービスを選ぶことで、サステナブルな社会の実現に貢献できます。

製品を購入する際には、その製造過程や素材の出所、リサイクルのしやすさなどを考慮し、地球にやさしい選択をすることが大切です。また、フェアトレード製品の購入や、社会的な問題に取り組む企業を支援することも、ロハスな消費の一形態と言えるでしょう。

ロハスと関連する動き

持続可能な開発目標(SDGs)との関連

ロハスの考え方は、持続可能な開発目標(SDGs)とも密接に関連しています。SDGsは、貧困や飢餓の撲滅、健康と福祉の向上、教育の普及、ジェンダー平等の達成など、17の目標からなります。

これらの目標には、環境保護や持続可能な消費と生産パターンの確立など、ロハスな生活様式を推進する要素が含まれています。個人のライフスタイルの選択が、地球規模の課題解決に貢献することを意識することが重要です。

エコロジーとエコノミーの融合

ロハスは、エコロジーとエコノミーの融合を目指す動きとも言えます。経済活動が環境に与える影響を考慮し、持続可能な方法での成長を目指す企業や団体が増えています。

従来の経済システムにおいては、環境破壊や資源の枯渇といった問題が顕在化してきましたが、ロハスな取り組みを通じて、これらの問題に対する新たな解決策が模索されています。これは、単なるトレンドではなく、持続可能な社会を実現するための必要不可欠な考え方です。

ロハスの日をきっかけに、一人ひとりが日常の中でできることから始めてみるのはいかがでしょうか?健康と地球環境を大切にすることは、未来を豊かにするための第一歩です。私たちの小さな行動が、大きな変化を生み出すかもしれませんね。

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