宅配ピザの日 (記念日 9月30日)

宅配ピザの日

1960年、アメリカ・ミシガン州で一人の青年が500ドルで小さなピザショップを買収しました。創業者のトーマス・モナハンは、車を持たない学生たちにピザを届けるアイデアを思いつき、これが現在世界最大のピザ宅配チェーン「ドミノ・ピザ」の原点となりました。日本には1985年(昭和60年)9月30日、東京・恵比寿に1号店が誕生。これが日本で初めての「宅配ピザ」サービスの始まりです。「宅配ピザの日」は、このドミノ・ピザ恵比寿店オープンの日付にちなんで、株式会社ドミノ・ピザ ジャパンが制定し、2020年(令和2年)に日本記念日協会により認定・登録されました。認定された年はちょうどドミノ・ピザ誕生35周年という節目でもありました。

日本上陸にあたって、ドミノ・ピザは都市特有の課題にも独自の方法で対応しました。道幅が狭く渋滞の多い東京の街を効率よく走るため、通称「ドミノジャイロ」と呼ばれる宅配専用の三輪バイクを開発。これはまさに日本の環境に合わせたローカライズの好例です。メニュー面でも日本独自の進化を遂げています。1986年には日本オリジナルの「ツナ・スペシャル」が誕生し、1992年には和風ピザ「炭火焼チキテリ」、1994年には大ヒット商品「マヨじゃが」、1997年には1枚で4種類の味が楽しめる「クワトロ・ピザ」と、次々と独自メニューを展開してきました。

現在、ドミノ・ピザは2018年時点で世界最多展開のピザ販売企業となり、日本国内でも2019年7月に600店舗を達成。売上・店舗数ともにデリバリーピザチェーン日本1位として、業界最大手の地位を確固たるものにしています。宅配ピザという文化を日本に根付かせた40年の歩みは、家族や友人との食卓の記憶とともに刻まれています。