ポトスが伸びすぎた時の対処法とおしゃれな飾り方を解説
ベストカレンダー編集部
2024年06月5日 23時01分

ポトスの伸びすぎたらどうする?お手入れ方法と飾り方
ポトスは成長が早い観葉植物として知られています。そのため、適切なお手入れをしないと、つるがどんどん伸びてしまい、見た目が乱れてしまうことがあります。しかし、適切な方法で手入れを行えば、健康的で美しい姿を保ちながら成長させることができます。この記事では、ポトスが伸びすぎた場合のお手入れ方法とおしゃれな飾り方について詳しく解説します。
ポトスの基本情報
ポトスはソロモン諸島を原産地とするツル性の観葉植物です。成長が早く、初心者でも育てやすいとされています。ポトスの特徴として、艶やかな緑の葉に白や淡い黄色の斑が入っており、高温多湿を好む一方で、冬の寒さには弱いという点が挙げられます。
ポトスの花言葉には「永遠の富」「華やかな明るさ」「長い幸」があります。これらの花言葉は、贈り物としても人気がある理由の一つです。
ポトスが伸びすぎた場合の対処法
ポトスが伸びすぎること自体は問題ありませんが、見た目や健康状態を保つためには適切なお手入れが必要です。以下に、具体的なお手入れ方法を紹介します。
剪定方法:切り戻し
切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を切って下部を短くし、樹形を整える剪定方法です。ポトスの場合は、伸びすぎたつるをカットすることで、株自体の風通しが良くなり、栄養が行き渡りやすくなります。切り戻し剪定の適期は生育期の5〜9月です。
- 長いツルや葉っぱの密集箇所を中心に切り落とす
- 株元から上に向かって3〜4節を残してカットする
剪定の際には、清潔なハサミを使用し、切り口の白い汁に触れないように注意しましょう。
剪定方法:摘心
摘心とは、植物の中央部の枝や茎を取り除く剪定方法です。ポトスの摘心は、ツルの先端に出てきた芽をカットすることで、つるの伸びすぎを防ぎ、こんもりとした形にすることができます。
ポトスタワー
ポトスタワーとは、支柱にポトスのつるを這わせ、上に伸びていくタワー状に育てる方法です。タワーにすることで、存在感のある素敵なインテリアとなります。以下の手順でポトスタワーを作成します。
- 出来上がりの高さを決めて支柱を選ぶ
- 支柱を鉢の土にしっかりと挿し込む
- 支柱と茎の間で紐をクロスさせ八の字に結ぶ
ポトスの植え替えの際にポトスタワーを一緒に行うと効率的です。
株分け
ポトスの株分けは、伸びすぎたつるを剪定し、鉢から取り出して2つに分ける方法です。以下の手順で行います。
- 伸びすぎたつるを剪定し整える
- 鉢から取り出しほぐして2つに分ける
- 鉢に鉢底ネット、鉢底石を入れ、水捌けの良い土を入れて植える
- 風通しが良く明るい日陰で休ませる
日当たりの良い場所に置く
光が弱いとツルが伸びて間延びしてしまうため、置き場所を見直すことも重要です。直射日光でないレースカーテン越しの場所がおすすめです。
鉢底の根も確認
鉢底から根が見えている場合は、根詰まりを起こしている可能性が高いです。根詰まりを防ぐために1〜2年に1回は植え替えを行いましょう。
ポトスの植え替え方法
ポトスの植え替えは、根詰まりを防ぐために1〜2年に1回行います。以下の手順で植え替えを行います。
- 土を乾燥させるため、植え替える数日前から水やりを控える
- 一回り大きめの鉢に鉢底ネット、鉢底石を入れる
- 鉢の1/3まで土を入れる
- ポトスの枯れた根や古い土を取り除き、中心に置く
- 鉢の縁の2〜4cmまで土を入れ、根の隙間まで土をなじませる
植え替え後は、室内のクーラーの風が当たらない半日陰に1週間ほど置き、土が乾いたらたっぷり水をやります。
ポトスの育て方
ポトスは春から秋にかけて成長が旺盛で、週に1〜2回の水やりが必要です。冬の間は休眠期に入るため、水やりを控え、暖かい室内で管理しましょう。
伸びたポトスのおしゃれな飾り方
伸びたポトスをおしゃれに飾る方法には、以下のようなものがあります。
- ポトスを上から吊るして垂らす(ハンギング)
- バルーン仕立て
ポトスのつるを活かして、おしゃれなインテリアとして楽しむことができます。
まとめ
ポトスは成長が早いため、適切なお手入れが必要です。剪定や摘心、ポトスタワー、株分け、日当たりの調整、植え替えなどを行うことで、健康的で美しいポトスを育てることができます。伸びすぎたポトスも形を変えながら育てたり、つるの伸びを活かしておしゃれに飾ることができるでしょう。