紫陽花を長持ちさせるための水揚げ方法を徹底解説
ベストカレンダー編集部
2024年06月6日 14時48分

紫陽花の水揚げって何?
水揚げとは、切り花が水を吸い上げやすくするための処理のことです。紫陽花の場合、特に水下がりしやすいので、特別な注意が必要です。
紫陽花の水揚げ方法は?
紫陽花の水揚げ方法には、葉を取り除く、茎を斜めに切る、茎を縦に割る、深水の水揚げ、湯揚げなどがあります。これらの手順を守ることで、花が長持ちします。
紫陽花の水揚げ方法
紫陽花はその美しい花姿で多くの人々に愛されていますが、切り花として長持ちさせるためには適切な水揚げが必要です。ここでは、紫陽花の水揚げ方法について詳しく説明します。
水揚げの基本
水揚げとは、切り花が水を吸い上げやすくするための処理です。これにより、花が長持ちしやすくなります。紫陽花の水揚げは他の花と少し異なるため、特別な注意が必要です。
必要な道具
- 花切りハサミまたはナイフ(刃をきれいに洗ってから使用)
- 新聞紙
- バケツや花瓶(深さがあるもの)
- 水揚げ剤や延命剤(ある場合)
水揚げの手順
- 葉を取り除く:紫陽花の葉は大きく、水分を多く消費するため、取り除くことが推奨されます。ただし、全ての葉を取ってしまうと花らしくなくなるので、2~3枚残すと良いでしょう。
- 茎の処理:茎を斜めに切り、カット面を広くします。次に、茎の中にある白い綿状のものをハサミやナイフでかき出します。
- 茎を縦に割る:茎を縦に割ることで、水の吸収を促進します。
- 水に浸ける:茎を水に浸けます。深さは茎の半分以上、できれば首元まで浸かるようにします。
紫陽花の水揚げ方法
紫陽花は特に水下がりしやすい花です。以下の方法で水揚げを行うと、より効果的です。
深水の水揚げ
紫陽花は普通の水揚げよりも、花全体を水中に沈める方法が効果的です。大きな器がない場合は、洗面台や浴槽を代用することもできます。
湯揚げ
湯揚げもおすすめの方法です。茎を熱湯に浸けることで、細胞壁が柔らかくなり、水の吸収が良くなります。ただし、花や葉が熱湯に触れないように注意してください。
飾る際の注意点
紫陽花を花瓶に飾る際には、以下の点に注意してください。
- 深めの水で飾る:茎が長いままだと水が下がりやすいので、茎を短くするか、水盤に浮かべる方法がおすすめです。
- 吸水フォームの使用は避ける:紫陽花は吸水フォームには向いていません。
日々のお手入れ
紫陽花を長持ちさせるためには、日々のお手入れが重要です。
- 毎日の水替え:花瓶の水を毎日新鮮なものに替えることで、花が長持ちします。
- 茎の切り戻し:茎を毎日少しずつ切り戻すことで、水の吸収が良くなります。
- 花への霧吹き:花全体に霧吹きをすることで、湿度を保ち、花が長持ちします。
紫陽花のドライフラワー
紫陽花をドライフラワーにする場合も、しっかりと水揚げを行うことが重要です。以下の手順で行うと、きれいなドライフラワーができます。
- 茎を短めに切り、水揚げを行います。
- 水に活けた後、水を足さず、風通しの良い場所に置きます。
- 天気の良い日が続くときに行うと、乾きが早く成功率が高くなります。
まとめ
紫陽花は適切な水揚げを行うことで、長く美しさを保つことができます。以下に要点をまとめます。
手順 | 詳細 |
---|---|
葉を取り除く | 2~3枚残して他は取り除く |
茎の処理 | 斜めに切り、白い綿をかき出す |
茎を縦に割る | 水の吸収を促進するため |
深水の水揚げ | 花全体を水中に沈める |
湯揚げ | 茎を熱湯に浸ける |
飾る際の注意点 | 深めの水で飾り、吸水フォームは避ける |
日々のお手入れ | 毎日の水替え、茎の切り戻し、霧吹き |
ドライフラワー | 短めに切り、水揚げ後風通しの良い場所に置く |
これらの手順を守ることで、紫陽花を長く楽しむことができます。ぜひ試してみてください。
参考情報ははなどんやマガジンおよびAtelier Cheerから得られました。