国立科学博物館で11月26日から貝類展開催!貝の魅力を探る展示
ベストカレンダー編集部
2024年11月14日 09時42分
貝類展開催
開催期間:11月26日〜3月2日
企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」開催のお知らせ
国立科学博物館(館長:篠田 謙一)は、2024年11月26日(火)から2025年3月2日(日)まで、企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」を開催します。この展示では、貝類が人類の生活や文化にどのように関わってきたのかを探り、その魅力を多角的に紹介します。
貝類は食料としての役割だけでなく、装飾品や文化的な素材としても重要な位置を占めてきました。そのため、貝類の生物学的特性や多様性は古代から現代にかけて人々を魅了し続けています。本展では、貝類に関する深い知識とその魅力を体験することができます。
開催概要
本展の詳細は以下の通りです。
- 開催場所:国立科学博物館(東京・上野公園)日本館1階 企画展示室及び中央ホール
- 開催期間:2024年11月26日(火)~2025年3月2日(日)
- 開館時間:9時~17時(入館は閉館時刻の30分前まで)
- 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、12月28日(土)~1月1日(水・祝)ただし12月23日(月)、2月17日(月)は開館
- 入館料:一般・大学生:630円(団体510円)、高校生以下および65歳以上:無料(本展は常設展示入館料のみでご覧いただけます)
詳細な入館方法については、国立科学博物館の公式ホームページをご覧ください。
展示内容の紹介
本展は、貝類の多様性と人類との深い関わりを4つの章に分けて紹介します。
序章 貝類の世界
貝類とは、無脊椎動物の一群である軟体動物の一種で、炭酸カルシウムの殻を持つものを指します。ここでは貝類の進化の道筋を追い、その驚くべきサイズや形態の多様性について紹介します。
展示される代表的な貝類には、ミジンワダチガイやPelecyogyra fezouataensisなどがあります。
第1章 貝類の多様性の成り立ち
地球上には10万種以上の軟体動物が存在し、その多様性は体制、生息環境、生態、貝殻の形態など多岐にわたります。この章では、貝類の多様性の要因とその進化の過程を詳しく解説します。
展示される貝類には、メオトヤドリニナやマボロシハマグリ、ハリナガリンボウなどがあります。
第2章 人類と貝類の長い関わりー先史時代~現代
人類と貝類の関わりは先史時代から続いており、食料が乏しい時期には貝類が重要な栄養源となっていました。さらに、貝殻は利器や装飾品としても利用され、神事や遊びなどの文化にも関わるようになりました。
この章では、貝輪や貝合わせなど、貝類がどのように人類の文化に影響を与えてきたかを探ります。
第3章 人類と貝類の深い関わりー貝に魅せられた人たち
現代において、貝殻のコレクションは多くの人々を惹きつけています。標本化が容易で保存が可能な貝類は、生物コレクションの代表的な存在です。この章では、貝に魅せられた人々の関わり方を紹介します。
展示される貝類には、アダンソンオキナエビスやウミノサカエイモなどがあります。
第4章 貝類とこれからも長く関わり続けるために
人類と貝類の関係は長い歴史を持ちますが、近年の環境変化や地球規模の変動が影響を与えています。この章では、現在の状況を把握し、未来に向けた思考を促します。
展示される貝類には、ますほの小貝(チドリマスオ)などがあります。
本展監修者の紹介
本展の監修者は、以下の専門家たちです。
- 長谷川 和範:動物研究部 海生無脊椎動物研究グループ 研究主幹
- 芳賀 拓真:地学研究部 環境変動史研究グループ 研究主幹
- 森田 航:人類研究部 人類史研究グループ 研究員
- 齋藤 寛:動物研究部 海生無脊椎動物研究グループ グループ長
- 重田 康成:地学研究部 環境変動史研究グループ グループ長
彼らはそれぞれの専門分野から貝類の魅力を深く探求し、本展を通じてその魅力を伝えます。
まとめ
企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」では、貝類の多様性と人類との関わりを深く掘り下げ、訪れる人々に貝類の魅力を伝えます。以下に本展の概要をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
開催場所 | 国立科学博物館(東京・上野公園) |
開催期間 | 2024年11月26日(火)~2025年3月2日(日) |
開館時間 | 9時~17時(入館は閉館時刻の30分前まで) |
入館料 | 一般・大学生:630円、高校生以下および65歳以上:無料 |
この展示を通じて、貝類の魅力と人類との深い関わりを再認識する機会となるでしょう。
参考リンク: