岡山大学で12月11日に日中木材産業講演会開催!木造建築の現状を学ぶ
ベストカレンダー編集部
2024年11月17日 18:43
木材産業講演会
開催日:12月11日
岡山大学での木材利用研究の交流講演会について
国立大学法人岡山大学は、2024年12月11日(水)に「中国における木材産業と木造建築の現状」と題した講演会を開催します。この講演会は、日中の木材利用に関する研究交流を促進することを目的としており、中国における木材産業の現状や木造建築の発展についての貴重な情報が提供されます。
近年、日本の木材輸出額は増加傾向にあり、その中でも中国への輸出が特に注目されています。しかし、現状では丸太が中心であり、付加価値の高い木材製品の輸出は少ないのが実情です。これに対し、中国は2060年までにカーボンニュートラルを目指しており、木質化・木造化を推進しています。このような背景から、今回の講演会は非常に重要な意味を持っています。
講演会の詳細情報
講演会は岡山大学津島キャンパスの環境理工棟104号室で行われ、以下の詳細が設定されています。
- 日時:2024年12月11日(水)13:30~15:30(受付開始:13:00)
- 場所:岡山大学津島キャンパス 環境理工棟104号室(〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号)
- 講師:中国林業科学研究院 Yong Zhong(钟永)准教授
- オーガナイザー:岡山大学グリーンイノベーションセンター 中村 昇 特任教授
- 講演言語:英語
- 参加費:無料
- 申し込み方法:下記のフォームからご登録(締切日:12月6日(金))
申し込みは以下のリンクから行えます:申し込みフォーム
中国における木材産業の現状
中国は地球温暖化対策として、木材産業の発展に力を入れています。特に、建築分野においては木造建築物の普及が進められており、これに関連する新しい政策や規範が整備されています。具体的には、グリーン建築物や省エネ建築物に焦点を当てた政策が策定され、木造建築物の発展が期待されています。
2015年8月31日に発表された「グリーン建材の生産と活用を促進するための行動方案」では、木造建築物に関する具体的な内容が盛り込まれており、中国の木構造の発展にとって大きなチャンスとなっています。これにより、低炭素で省エネに優れた木造建築物の発展が促進されると考えられています。
岡山大学の取り組みと今後の展望
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な開発目標(SDGs)を支援し、地域と地球の未来を共創することを目指しています。今回の講演会もその一環であり、日中の木材利用に関する研究交流を深めることで、木材産業の発展に寄与することを期待しています。
また、岡山大学グリーンイノベーションセンターは、木材利用に関する研究を進めるだけでなく、地域の産業との連携を強化し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。今後も、木材産業に関する研究や交流の場を提供し、学術界と産業界の架け橋となることを目指します。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | 講演会「中国における木材産業と木造建築の現状」 |
日時 | 2024年12月11日(水)13:30~15:30(受付開始:13:00) |
場所 | 岡山大学津島キャンパス 環境理工棟104号室 |
講師 | 中国林業科学研究院 Yong Zhong(钟永)准教授 |
参加費 | 無料 |
申し込み方法 | 申し込みフォーム |
この講演会は、木材利用に関する理解を深める貴重な機会です。日中の木材産業の現状や今後の展望についての情報を得ることで、より良い木材利用の実現に向けた一助となることが期待されます。
参考リンク: