12月8日開催!2024年度社会デザイン賞授賞式で新たな社会の可能性を探る
ベストカレンダー編集部
2024年11月23日 21:43
社会デザイン賞授賞式
開催日:12月8日
2024年度社会デザイン賞の受賞者決定
社会デザイン賞の授賞式と公開記念講演会が、2024年12月8日(日)15時10分から17時まで行われます。このイベントは、社会デザイン学会が主催し、受賞者の発表とともに、受賞者による講演も予定されています。
受賞者に関する情報は、2024年11月25日(月)15:30に解禁されます。受賞者は以下の通りです。
- 大賞:佐藤信(演出家・劇作家)
- 優秀賞:嘉瀬井恵子(福井大学特命講師)
- 学会奨励賞:北海道立別海高校野球部と別海町のみなさん
- 共生賞:小峰ハナ(馬、飼い主:小峰博之)
特に注目すべきは、「共生賞」が人間以外の動物にも授与される点です。この賞は、人との関わりのある動物に対しても与えられるため、地域社会における多様な貢献を評価する意義があります。
授賞式の詳細
授賞式は、立教大学池袋キャンパスの太刀川記念館3階で開催されます。会場にはオンライン参加も可能で、Zoomを使用した配信も行われます。特に優秀賞を受賞した嘉瀬井恵子氏は、第一部で14時10分から14時40分まで講演を行う予定です。
参加希望者は、以下の登録フォームから取材申し込みが可能です。
社会デザイン賞の目的と受賞理由
社会デザイン賞は、パラダイムの大きな転換期にある現代において、新しい社会のあり方や生き方を模索し、社会の生き残りと再生を考えるために必要な知識や技術の形成に寄与する優れた研究者や実践者を表彰することを目的としています。
以下は、各受賞者の受賞理由です。
- 大賞:佐藤信(演出家・劇作家)
- 佐藤氏は、演劇や舞台芸術を通じて社会と人々の関係を問い直し、演劇の活動によって社会が変わる可能性を追求してきました。また、アジアの舞台芸術家との交流を深める努力も重ね、次世代への継承を図っています。
- 優秀賞:嘉瀬井恵子(福井大学特命講師)
- 嘉瀬氏は、地域の人材育成事業に携わり、地域の人々の日常に寄り添った研究を行っています。能登地方を襲った二重災害後の地域再生に向けた活動でもその方向性を維持し、真に共生的な社会の実現を目指しています。
- 学会奨励賞:北海道立別海高校野球部と別海町のみなさん
- 別海高校野球部は、過疎、高齢化、地域産業衰退の三重苦を抱える別海町で甲子園出場を果たし、地域コミュニティの力を示しました。夢を諦めない心の重要性を再認識させる活動が評価されました。
- 共生賞:小峰ハナ(馬)
- 小峰氏の愛馬は、地域における循環型社会の実践と精神的寄り添いケアを行い、地域の社会課題解決に貢献してきました。こうした活動は、共生的な社会の実現を目指す社会デザイン学の理念に合致しています。
選考委員とお問い合わせ先
社会デザイン賞の選考は、以下の専門家によって行われました。
- 北山 晴一(立教大学名誉教授)
- 栗原 彬(立教大学名誉教授)
- 近藤 誠一(国際ファッション専門職大学学長/元文化庁長官)
- 塩月 亮子(跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授)
- 中村 陽一(社会デザイン学会会長/立教大学名誉教授)
- 橋本 佳子(映像プロデューサー)
- 細田 満和子(星槎大学教授共生科学部教授)
- 山極 清子(株式会社WIWIW取締役会長)
本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いします。
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-2 日本法制学会気付
社会デザイン賞担当
メール: info@jssds.org
電話: 03-6822-9901
まとめ
2024年度の社会デザイン賞では、社会に貢献する様々な活動が評価され、以下の受賞者が決定しました。各受賞者の活動は、社会デザイン学の理念に基づき、今後の社会における新しい生き方やあり方を模索するものです。
賞 | 受賞者 | 活動内容 |
---|---|---|
大賞 | 佐藤信 | 演劇を通じた社会変革の追求 |
優秀賞 | 嘉瀬井恵子 | 地域に寄り添った研究と人材育成 |
学会奨励賞 | 北海道立別海高校野球部と別海町 | 地域コミュニティの活性化 |
共生賞 | 小峰ハナ | 地域社会への精神的寄り添いケア |
このような活動が今後の社会デザインの発展に寄与することが期待されます。
参考リンク: