和歌山の伝統と食を体験!2025年2月12日からの特別ツアー詳細
ベストカレンダー編集部
2024年11月25日 05:48
和歌山体験ツアー開始
開催期間:2月12日〜2月14日
和歌山の伝統文化を再発見する体験型ツアー【Refind-Japan】が始動
株式会社Rush Forwardは、2024年11月24日に「食×伝統文化」の体験型ツアー【Refind-Japan】の販売を開始しました。このツアーは、日本の自然と風土が育んだ食と伝統文化の魅力を体験できる特別なプログラムとして注目されています。
シリーズ第一弾として、和歌山県にて「日本を代表する漆(うるし)で究極の弁当箱作り&生マグロ飾り巻き寿司体験ツアー」を実施します。今後は長崎や茨城など、全国各地での展開も計画されています。
和歌山の魅力と伝統工芸の重要性
和歌山県は、観光名所の熊野古道や高野山だけでなく、実は多くの文化の発祥地でもあります。しかし、観光客はこれらの名所に集中し、和歌山の他の地域は素通りされがちです。特に、紀州漆器は日本三大漆器の一つとして知られていますが、現在絶滅の危機に瀕しています。
紀州漆器を作り続けているのは、谷岡漆芸という一軒のみで、後継者不足が問題となっています。漆は海外では「japan」として高く評価されていますが、日本国内ではその魅力が忘れられつつあります。このような状況を打破し、和歌山の伝統文化を再興するための取り組みが必要です。
体験型ツアーの詳細
【Refind-Japan】の体験型ツアーでは、参加者が和歌山の伝統文化に触れながら、貴重な体験をすることができます。具体的には、以下の4つの体験が含まれています。
- 伝統工芸士からの漆塗り指導を受けて弁当箱作り
- 名前入りのMY包丁研ぎ体験
- 生マグロ解体ショーと寿司作り体験
- 飾り巻き寿司弁当作り体験
このツアーでは、参加者は自分だけのオリジナル漆器弁当箱を作成し、さらに和歌山の特産である生マグロの解体ショーを見学し、自ら寿司を握る体験もできます。完成した弁当は、国名勝指定庭園・重要文化財指定建造物の「温山荘」でいただき、その様子をSNSで発信することが奨励されています。
体験内容の詳細
参加者には、以下の特典が用意されています。
- 総合部門で日本唯一の女性伝統工芸士による直接指導
- 檜の拭き漆椀、希少国産木地の漆塗り弁当箱に貝蒔絵を施した2点を持ち帰り
- 漆器の町「黒江」の街並みや和歌山城散策、抹茶休憩
- 昼食(3食:うち一食は城弁当)、通訳ガイド付
特に、参加者が作成する弁当箱は、国産木地を使用しており、希少性が高いものとなっています。また、名前入りの柳葉包丁を持ち帰ることができるのも大きな魅力です。
開催日と今後の展開
第一回のツアーは2025年2月12日(水)から14日(金)までの3日間にわたって開催されます。以後、2ヶ月ごとに開催を続け、2026年以降は毎月の開催を目指しています。
今後の展開として、福井、茨城、長崎、秋田など、日本全国での体験型ツアーの実施が予定されています。地域独自の文化や食を掘り起こし、世界に発信することが目的です。
担当者のコメント
株式会社Rush Forwardの代表取締役、重野和稔氏は「コロナ禍を経たことにより、地域を活性化する取り組みに限界を感じておりました。この【Refind-Japan】を通じて、残りの人生を賭けて日本の食と文化を再興していきたい」と述べています。
また、ガストロノミーツーリズム部門のMGR、蔦洋子氏は「普段は食の専門家として大学や専門学校で講師を務めており、その経験を活かしてこのプロジェクトをより良いものにしていきたい」と語っています。
まとめ
今回の体験型ツアー【Refind-Japan】は、和歌山の伝統文化と食を再発見する貴重な機会です。参加者は、漆器の制作や寿司作りを通じて、日本の豊かな文化に触れることができます。これにより、和歌山の魅力を再認識し、地域の活性化に寄与することが期待されています。
体験内容 | 詳細 |
---|---|
弁当箱作り | 伝統工芸士からの指導を受け、国産木地を使用したオリジナル漆器弁当箱を作成 |
包丁研ぎ体験 | 名前入りのMY包丁を研ぎ、持ち帰り可 |
生マグロ解体ショー | 解体されたマグロを使用して寿司作りを体験 |
飾り巻き寿司弁当作り | 完成した弁当を温山荘で楽しむ |
このように、和歌山の伝統文化や食の魅力を体験できるツアーは、地域再生の一助となることでしょう。
参考リンク: