ロエベの新作ティーポットコレクション、4月8日からミラノサローネで展示開始
ベストカレンダー編集部
2025年4月8日 18:43
ロエベティーポット展示
開催期間:4月8日〜4月13日

ロエベ 2025年のミラノサローネ コレクション「ロエベ ティーポット」発表
ロエベは2025年のミラノサローネ国際家具見本市において、特別にデザインされたティーポットのコレクション「ロエベ ティーポット」を発表することをお知らせします。このコレクションは、世界で活躍する25名のアーティスト、デザイナー、建築家によって制作され、2025年4月8日から13日までミラノのパラッツォ・チッテリオで展示される予定です。
今回の展示は、ロエベが9度目の参加となるミラノサローネにおいて、アーティストとのクリエイティブな実験を通じて、世代を超えたデザインとクラフトの知識を紹介するものです。各アーティストが独自の視点でティーポットをデザインし、それぞれの文化や伝統を反映した作品が生まれています。

ティーポットコレクションの特徴
「ロエベ ティーポット」コレクションは、世界各地の「お茶を淹れること」にまつわる多様で豊かな伝統を活かしつつ、ポットの彫刻的造形を新たに見つめ直す試みがなされています。参加したアーティストたちは、磁器や陶器といった伝統的な素材を選びつつも、それぞれのアプローチや技法において独自性を持たせています。
以下は、コレクションに参加するアーティストたちの一部とその作品の特徴です:
- ローズ・ワイリー:イギリスのロイヤル・アルバートの陶磁器ティーセットにインスパイアを受け、誇張された蓋と波型の装飾が施されたティーポットを制作。
- 新里明士:光を通す浅い穴が特徴のポットをデザイン。
- 崎山隆之:表面全体に畝が走るようなデザインが施され、粘土の特性を生かした作品。
- シモーヌ・ファタルと道川省三:両者ともにレザーを編み上げたハンドルを持つポットを制作。
- デイヴィッド・チッパーフィールド:コバルトブルーの釉薬を施したポットに銅製のハンドルを取り入れた作品。
- ルー・ビーンとマドダ・ファーニ:両者の作品は釉薬をかけない素焼き仕上げで、土の質感を強調。

日本からの参加アーティスト
日本からは、以下のアーティストが「ロエベ ティーポット」コレクションに参加しています:
- 崎山隆之
- スナ・フジタ
- 新里明士
- 深澤直人
- 道川省三
- 安永正臣
これらのアーティストは、各々の独自の視点からティーポットのデザインに挑んでおり、作品は多様なスタイルと技法が融合したものとなっています。

ロエベのホームウェアと特製紅茶ブレンド
ロエベはサローネ向けに、ティーポット以外にもホームウェアのセレクションを発表します。具体的には、レザーを編んで作ったコースターやポットカバー、カモミール、ストロベリー、ベルガモットの花をモチーフにしたレザー製のボタニカルチャームが登場します。
また、スペインの職人とのコラボレーションで生み出されたガリシア地方の土を使用したティーポットもあり、これらは手作りタイルから着想を得た素焼き、シルバー、ゴールドのカラー展開が特徴です。
さらに、ロエベの特製紅茶ブレンド「Fiori e Sapori(花と香り)」も販売される予定で、春の訪れを祝うためにインドのブラックティーやフランスのレモンバーベナ、モロッコのローズ、クロアチアのカモミール、イタリアのベルガモットオイルが融合されています。

展示会の詳細
ロエベの展示は、2025年4月8日から13日までミラノのパラッツォ・チッテリオで行われます。以下は展示会の詳細です:
日付 | 開場時間 |
---|---|
4月8日(火) | 13:00 – 17:00 |
4月9日(水)〜4月12日(土) | 10:00 – 20:00 |
4月13日(日) | 10:00 – 13:00 |
ロエベは、これまでのサローネにおいても様々な実験的なコラボレーションを行っており、今回の展示もその一環として、アーティストとのコラボレーションを通じて新たな価値を提案するものです。
これらの情報を通じて、ロエベの新しいコレクションや展示会の魅力が伝わることを願っています。
参考リンク: