STATION Aiが11月1日開幕!製造業DXとスタートアップの未来を探るイベント開催
ベストカレンダー編集部
2024年12月11日 16:43
STATION Ai開幕
開催期間:11月1日〜11月2日
製造業DXが日本を変える!
2024年10月31日、日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」でオープニングセレモニーが開催されました。このセレモニーでは、FACTORY Xの代表・神谷が登壇し、特別セッション「製造業DXが日本を変える!」において、製造業とスタートアップの未来について語りました。このセッションは、来場者数約4,000人という盛況の中で行われ、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が再認識される場となりました。
オープニングセレモニーと特別セッションの概要
オープニングセレモニー直後に行われた特別セッションでは、以下のようなディスカッションテーマが設定されました。
- 地域におけるDXの重要性とポテンシャル
- DX推進に必要な「共創」の進め方
- 共創に向けてSTATION Aiに期待すること
製造業における人手不足を解消するためには、DXが不可欠です。スタートアップとの共創を通じて業務の効率化や成長の可能性を引き出すことが求められています。製造業のポテンシャルとスタートアップの革新性を組み合わせることで、より良い未来が築けることが期待されています。
スタートアップと製造業の共創の重要性
セッションでは、スタートアップが製造業と協業する際の課題についても議論されました。製造業特有の厳格な文化や安全基準との調和が求められる中で、企業の担当者のコミットメントや組織内の関係構築が成功の鍵になると強調されました。
また、DXの推進にはトップダウンのアプローチが必要であり、日本の製造業では現場からの改善が重視されるため、経営陣の意識改革が重要とされました。現場の活性化やアイデアの共有を促進するために、デジタルツールの効果的な活用が求められています。
経営者の役割と現場の意見
経営者は柔軟性を持ち、現場の意見を積極的に聞く姿勢が求められます。小さな意見でも積み重ねることが重要であり、無意識に流すことのないようにすることが大切です。
スタートアップエコシステムにおいては、共創の可能性を持つ方々が紹介される場面が多くありますが、製造業という大きな枠組みで括られてしまうことが多く、担当者が具体的な業務や課題を把握していないために、マッチングがうまくいかないケースもあります。
効果的なマッチングのための提案
効果的なマッチングを実現するためには、製造業の課題を具体的に把握することが重要です。また、スタートアップが注力している具体的な領域に焦点を当てることも必要です。今後のスタートアップエコシステムに期待が寄せられています。
パネルディスカッションの内容
パネルディスカッションでは、FACTORY Xの在庫戦略モデルの発展に向けた議論が行われ、登壇者同士で共創の可能性が示唆されました。オーディエンスからは「解像度の高いマッチングを実施するために必要な対応があったら教えてほしい」という質問が寄せられ、FACTORY X代表・神谷は以下の2つの方法を提案しました。
- スタートアップに素直に聞いてほしい
- 製造業のオープンイノベーションの担当者は自社の課題を洗い出し、把握しておくこと
スタートアップは自社に対する多くの経験を持っており、簡単な質問に対する回答から顧客となる可能性を見出すことができるとされています。また、製造業の担当者が自社の課題を明確にすることで、共創の準備が整います。
セッションの締めくくりと記念撮影
セッションの締めくくりでは、登壇者たちが今日のセッションを振り返り、最後にFACTORY X代表・神谷が「みんなで世界一へ!」という言葉で締めくくりました。この言葉は、2023年5月に開催されたPRE-STATION Aiの運営1周年イベントでの発言を踏まえたものであり、共に世界を目指すという強い意志が込められています。
また、セッションの振り返りを見ていた大村知事が飛び入り参加し、登壇者全員と熱い握手を交わした後、記念撮影が実施されました。これにより、セッションの熱気がさらに高まりました。
オープニングイベントの詳細
オープニングイベントは11月1日・2日に開催され、FACTORY Xは初めての展示ブース出展やピッチ登壇を行い、多くの参加者と楽しい時間を過ごしました。
セレモニーでは、音楽や映像を組み合わせたパフォーマンスが行われ、「フランス初の産業ユニコーン企業のサクセス・ストーリー」や「地域スタートアップエコシステムについて」といった豪華なセッションが展開され、会場は盛り上がりを見せました。
今後の採用情報と活動
FACTORY Xでは、フルタイム・副業を問わず、事業開発やシステムエンジニアを募集しています。その他の職種も随時採用を開始しており、事業に共感いただける方は気軽に連絡することが可能です。
また、ポテンシャライトによる「STATION Ai現場レポート」も掲載されており、オープニングイベントのFACTORY Xの様子が紹介されています。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
会社概要
株式会社FACTORY Xは、2022年9月28日に設立され、愛知県岡崎市に本社を構えています。事業内容は在庫戦略モデルの開発・展開であり、代表取締役は神谷喜穂です。公式ウェブサイトには、詳細な情報が掲載されています。
項目 | 詳細 |
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イベント名 | STATION Ai オープニングセレモニー |
開催日 | 2024年10月31日 |
来場者数 | 約4,000人 |
代表者 | 神谷 喜穂 |
会社名 | 株式会社FACTORY X |
設立日 | 2022年9月28日 |
所在地 | 愛知県岡崎市久後崎町字宮前1番地 |
事業内容 | 在庫戦略モデルの開発・展開 |
製造業DXの推進は、日本の産業界において非常に重要な課題であり、多くの方々の共創が求められています。今後の動向に注目が集まる中、STATION Aiはその中心的な役割を果たすことが期待されています。