EV急速充電器「FLASH」が12月24日から充電料金値下げ、44円/kWhに
ベストカレンダー編集部
2024年12月18日 09:52
EV充電料金値下げ
開催日:12月24日
EV急速充電器「FLASH」の設置台数が100台に到達
株式会社テンフィールズファクトリーが展開するEV急速充電器「FLASH」は、日本国内における設置台数が2025年1月に100台に達することを発表しました。この記念すべき瞬間を迎えるにあたり、同社は充電料金の大幅な値下げを行うことを決定しました。
具体的には、2024年12月24日より、充電単価をこれまでの66円/kWhから44円/kWhに引き下げることになります。この料金改定は、全ての「FLASH」設置場所に適用され、EVユーザーにとってさらに利用しやすい環境を提供することを目指しています。
充電料金の値下げの背景
今回の充電料金の改定は、日本のEV市場の活性化を目的としています。ガソリン車と比較した際に、EV車の維持費を抑えることができれば、より多くのユーザーがEV車を選択するきっかけとなるでしょう。テンフィールズファクトリーは、企業努力を通じてEVの普及を促進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
また、家庭での充電と公共充電の価格差を縮小し、ユーザーが充電したいときに気軽に充電できる環境を整えることも重要なポイントです。充電料金は家庭用電気料金の情勢を考慮しながら、適宜変更される予定です。
FLASHの特徴と利便性
EV急速充電器「FLASH」は、最新の技術を駆使した充電システムを導入しています。充電器には、遠隔での価格改定が可能なシステム(OTA)が搭載されており、市場や時勢に応じた柔軟な対応が可能です。災害時には非常用の充電器としても活用できるため、社会的責任を果たすインフラとしての役割も果たしています。
充電方式は、日本で主流のCHAdeMO規格に加え、テスラ規格のNACSにも対応しており、日本国内で販売されているほとんどのEV車種に対応可能です。充電出力は240kw(一部機種は180kw)であり、急速充電を必要とするユーザーにとって非常に便利な選択肢となっています。
充電料金の新しいシステム
「FLASH」は、従来の充電量ではなく時間で課金されるシステムから、従量課金制に移行しました。この革新的な方法により、充電器オーナーとEVユーザーの双方にメリットが生まれ、より効率的な充電が実現しています。
決済方法も多様で、会員登録を必要とせず、クレジットカードやQRコード決済が利用可能です。これにより、従来のガソリンスタンドと同様の使用感でEV充電器を利用できるため、EVユーザーにとって非常に利便性の高い選択肢となっています。
今後の展望と充電インフラの整備
テンフィールズファクトリーは、今後もEV充電器の設置を拡大し続ける方針です。充電インフラの整備を進めることで、EVユーザーの利便性を向上させ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく予定です。
充電インフラの整備は、EV車の普及に不可欠な要素であり、今後も市場のニーズに応じた充電器の設置やサービスの提供を行っていくことが求められています。
充電器設置場所の確認
「FLASH」の設置場所は公式ウェブサイトで随時更新されており、ユーザーは簡単に最寄りの充電器を見つけることができます。充電器の設置場所を確認するには、以下のリンクを訪れてください。
まとめ
テンフィールズファクトリーのEV急速充電器「FLASH」は、設置台数が100台に到達し、充電料金の値下げを実施します。新料金は1kWhあたり44円に改定され、EVユーザーにとってより利用しやすい環境が整います。充電器の特徴や利便性、今後の展望についても触れましたが、これらの取り組みはEV市場の活性化に寄与することが期待されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
設置台数 | 100台(2025年1月予定) |
新充電料金 | 44円/kWh(従来66円/kWh) |
適用開始日 | 2024年12月24日 |
対応規格 | CHAdeMO、NACS |
充電出力 | 240kw(一部180kw) |
決済方法 | クレジットカード、QRコード決済 |
これらの内容を踏まえ、今後のEV充電インフラの発展に期待が寄せられます。
参考リンク: