修善寺温泉に新たなランドマーク!12月19日バウムクーヘンカフェ併設バスのりば誕生
ベストカレンダー編集部
2024年12月19日 12:15
修善寺温泉バスのりば再開
開催日:12月19日
修善寺温泉バスのりばのリニューアル
UDS株式会社が事業企画、設計、店舗開業サポートを担当した、静岡県伊豆市修善寺の東海バス「修善寺温泉」バスのりばの改修が完了しました。2024年12月19日に、地域の食材を生かしたバウムクーヘン工房・カフェ併設の新しいバスのりばとしてリニューアルオープンします。
このリニューアルは、築43年を迎えるバスのりばの老朽化を背景に、地域の観光体験の向上を目指したものです。修善寺温泉街の玄関口に位置するこのバスのりばは、地域の方々や観光客にとって重要な場所であり、UDSでは利用者のニーズを考慮しながら、地域に根ざした新たなランドマークを創出することを目指しました。
リニューアルの背景と目的
修善寺温泉を訪れる多くの方々が利用するバスのりばは、地域の方々との交流の場でもあります。UDSは、地域の特性や利用者の傾向を踏まえた上で、バスのりばのリニューアルに取り組みました。特に、女性利用者が多いことを考慮し、快適で魅力的な空間を提供することが重要なテーマとなりました。
このプロジェクトは、地域の方々が気軽に立ち寄れる「止まり木」のような存在を目指しており、訪れる人々にとって心地よい休息の場となることを期待しています。バスの待ち時間を有意義に過ごせるような工夫を凝らした設計がなされています。
バウムクーヘン工房・カフェ「MatoKa」
リニューアルされたバスのりばには、バウムクーヘン工房・カフェ「MatoKa」が併設されます。このお店は、地域の卵を使用したバウムクーヘンを製造・提供する小さなお店です。「MatoKa」という名前は、修善寺温泉の穏やかさや安らぎを表現しており、円形のバウムクーヘンと「時間」や「空間」、「菓子」という意味を重ね合わせたものです。
UDSは「MatoKa」の開業に向けて、コンセプト立案からメニュー開発、ロゴやパッケージ、ウェブサイトのデザインまでを手がけました。バウムクーヘンは、イートインやテイクアウト、お土産としても楽しめる商品として開発されています。
メニューの紹介
「MatoKa」では、以下のようなメニューが用意されています:
- イートインメニュー
- 琥珀(こはく):700円 – 表面をカラメリゼしたブリュレ風バウム
- 栗色土(くりいろど):900円 – バウムクーヘンを土台としたモンブランバウム
- テイクアウトメニュー
- バム焼き:500円 – 小豆ホイップを挟んだどら焼き風
- みたらしバウム:500円 – みたらしのタレとソフトクリームが入ったカップバウム
- 各種ドリンク:400円〜
- ギフト・お土産
- ホールバウムクーヘン:ソフト1,300円、ハード1,600円
- カットバウムクーヘン:500円
- 雪竹(せつちく)、紅白梅(こうはくばい)、薫衣香(くのえこう)の3種
建物のデザインと特徴
バウムクーヘン工房・カフェが併設されたバスのりばは、周囲の自然に溶け込み、年齢や性別を問わず利用しやすい場となるように設計されています。建物は、周囲の庭の風景に調和するようなデザインで、木材や左官材、丸石の洗い出しなどを使用し、和の趣を感じさせる仕上げが施されています。
また、雨や夏の暑さを避けるために、軒を大きくとり、半屋外スペースを多く設けており、訪れる人々が快適に過ごせるよう配慮されています。外観はまちなみと調和するようなベージュとグレーでまとめられています。
修善寺温泉バスのりばの概要
リニューアルされた修善寺温泉バスのりばの概要は以下の通りです:
項目 | 内容 |
---|---|
住所 | 〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺809-1 |
規模・構造 | バス停 木造/平屋、バウムクーヘン工房・カフェ 木造/平屋 |
敷地面積 | 888.74㎡ |
建築/延床面積 | 94.77㎡ |
物件所有・事業主 | 東海自動車株式会社 |
企画、設計、店舗開業サポート | UDS株式会社 |
施工 | 弘木屋産業株式会社 |
「MatoKa」の詳細は、以下の通りです:
項目 | 内容 |
---|---|
住所 | 〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺809-1修善寺温泉バス停 |
開業日 | 2024年12月19日 |
HP | matoka.jp |
営業時間 | 9:30-16:30(ラストオーダー16:00) |
定休日 | 不定休(*荒天時、メンテナンス時) |
席数 | 24席(屋内12席、屋外12席) |
このリニューアルにより、修善寺温泉を訪れる方々にとって、より魅力的で快適な空間が提供されることが期待されています。UDSは、地域に新たな魅力を生み出し、コミュニティを育む取り組みを今後も続けていく所存です。