東京外国語大学でDiQt無償提供開始!心理学に基づく学習で語彙力向上
ベストカレンダー編集部
2024年12月20日 09:41
DiQt無償提供開始
開催日:12月19日
東京外国語大学に「DiQt」導入
東京外国語大学が主導する「CEFR-J x28 Project」との産学連携の一環として、同大学の学生および関係者が、絶対に忘れない辞書&単語帳アプリ「DiQt」を無償で利用できるようになりました。この取り組みは、株式会社BooQsが提供するもので、2024年12月19日に発表されました。
「DiQt(ディクト)」は、語彙を忘れない仕組みを提供する辞書&単語帳アプリであり、心理学に基づいた学習アルゴリズムを活用しています。これにより、効率的かつ継続的な語彙学習が可能となり、多くのユーザーから支持を受けています。
DiQtの特徴と機能
「DiQt」は、語学学習における挫折を防ぐための多様な機能を持っています。特に、以下のような特徴があります。
- 心理学に基づく学習アルゴリズム: 学習者の記憶と学習効率を向上させるために設計されています。
- 復習機能: 辞書で調べたわからない単語を忘れないように復習を設定でき、単語帳で間違えた問題を効果的なタイミングで復習できます。
- 生成AIによる辞書構築: ユーザーによる編集(CGM)と生成AIを組み合わせ、多言語辞書を構築しています。
これにより、ユーザーは語彙の効率的な学習を続けやすくなり、学習のモチベーションを維持しやすくなります。
CEFR-J x28 Projectとの連携
CEFR-J x28 Projectは、東京外国語大学の投野由紀夫教授が主導するプロジェクトで、英語を含む28言語に対応したCEFR-Jを構築することを目的としています。このプロジェクトにおいて、BooQsは辞書システムや生成AIを活用したデータ改善、教材構築の知見を提供しています。
今回の連携により、東京外国語大学の学生および関係者は、DiQtを活用した学習環境の提供を受けることができ、CEFR-J x28 Project専用の機能やデータも利用可能となります。
今後の展望とBooQsの取り組み
BooQsは、今後も東京外国語大学との連携を通じて、CEFR-J x28 Projectへの貢献を深め、語学学習のさらなる効率化を目指していく方針です。特に、生成AIを活用した多言語辞書の構築に注力し、英語を含む70以上の言語の辞書を提供しています。
また、2023年にはこの取り組みが評価され、総務省主催の「ICTスタートアップリーグ」に採択されるなど、業界内での評価も高まっています。
DiQtの利用方法と提供内容
「DiQt」は、Webアプリだけでなく、iOSアプリ、Androidアプリ、Google Chrome拡張機能としても提供されており、ユーザーは自身の環境に合わせて利用することができます。特に、以下のようなプラットフォームで利用可能です。
学生や関係者は、通常有料のDiQt全機能を無償で利用できるほか、CEFR-J x28 Project専用の機能やデータも提供されます。
まとめ
今回の東京外国語大学における「DiQt」の導入は、語学学習の効率化と学生の学習環境の向上に寄与する重要なステップです。以下に、この記事で紹介した内容を整理しました。
項目 | 内容 |
---|---|
導入日 | 2024年12月19日 |
アプリ名 | DiQt(ディクト) |
提供対象 | 東京外国語大学の学生および関係者 |
主な機能 | 心理学に基づく学習アルゴリズム、復習機能、生成AIによる辞書構築 |
連携プロジェクト | CEFR-J x28 Project |
提供プラットフォーム | Web、iOS、Android、Chrome拡張機能 |
このように、東京外国語大学とBooQsの連携により、学生たちは新たな学習ツールを手に入れることとなります。今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: